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ライフスタイルの転換~エコライフ編~,ライフスタイルの転換~食生活編~,働く喜び!,地域・社会に貢献しよう!,地球環境にやさしいアイテム,自然と共生する社会を実現しよう!

(活動事例発表)吉野川清掃活動自然栽培農業とバイオマス浄化槽の普及~全世界の河川を綺麗に!~/島勝伸一(徳島県) 

2015年5月20日  


 

 

シンポジウム「「結び合う」生き方を進め、地域・社会に貢献しよう!」

(パネラーによる活動事例発表)

・吉野川清掃活動自然栽培農業とバイオマス浄化槽の普及~全世界の河川を綺麗に!~

 徳島県 島勝伸一

地球環境を守りながら、地域住民が幸せに暮らせ、

次世代に負の遺産を残さないための3つの取り組みを発表させて頂きます。

  1. 吉野川の清掃活動
  2. 大地や川を汚染しない木村式自然栽培農業の普及
  3. ヒトや家畜の屎尿や食品加工廃液を水に還元し、再使用する循環型浄化槽普及

 

私は28年前、食品スーパーを経営していたとき、知人の紹介で生長の家にふれ、

「宗派を超え、全てのものと事に感謝する教え」に感動、宇治の練成会に参加しました。

「ありがとうございます」という言葉が降り注ぐ中、浄心行では涙がとどめなくあふれ、

目に見える世界が光り輝く景色に変わりました。

その後、スーパー経営は義父に代わって頂き、塾の経営を始めました。

そこで「大学進学の際の下宿さがしが大変」という話を聞き、

全国部屋捜しネットワークを思いつき、

平成3年、「ありがとうございます(株式会社)」を設立、

全く未知の不動産業界に入りました。

その後、教えを生かしながら、経営を軌道に乗せることが出来ました。

しかし、“楽に儲かる不動産業“を初めて20年、還暦を迎え、

「第二の人生」を「魂が喜ぶ生き方」をしようと決意し、

経営を次男に譲りました。

平成19年、地元商工会の6次産業化勉強会で、先進地視察をすると、

どこよりも吉野川流域は自然に恵まれていると分り、

平成22年、勉強仲間と「NPO法人吉野川に生きる会」を立ち上げました。

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そして、地域活性化の鍵は地域の自然や農林水産業にあると思い、

吉野川に咲く菜の花を遊休地に作り、花で地域をきれいにし、

ミツバチの力で蜂蜜をとり、菜種油を絞り、

稲との2毛作で農家収入を増やそうとしました。

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ところが、人間の欲望で作ったF1種菜種ナナシキブに

ミツバチは見向きもせず蜂蜜採取は見事失敗しました。

 

平成23年9月、『奇跡のリンゴ』で有名な木村秋則さんの自然栽培、

農薬、除草剤、どんな肥料も使わず、微生物や雑草と共生する

自然循環の輪を壊さない農法と出会いました。

安全で栄養満点の作物を提供すると共に、地元の伝統的発酵産業と協働し、

お酒などの加工品で付加価値を上げ、農家収入を上げ、

遊休農地を再稼働させることに取り組んでいます。

酒造りやミツバチで微生物や昆虫などは

F1種や肥料・農薬を使っているかどうかを見分ける力があることを知りました。

また、この日本酒600本が売れると自然栽培の田圃300坪を増やすことが出来、

生物多様性を増し、気候変動の穏やかさを取り戻す力となるのです。

次に、吉野川の清掃をし始めて

下水についても考えるようになりました。

皆さん、自分が今朝出した「ウンコ」はどう処理されているかご存じですか?

ジャーッと流したら目の前から汚物は消えますが、

長い下水道を通って集中浄水場に行き

「活性汚泥法」という200年前にヨーロッパで開発された技術で、

嫌気性菌と好気性菌を別々に働かせ汚泥を作り、

石油で燃やし埋め立て、上澄み水は滅菌し海へ流す方法です。

地下下水道は東京23区だけで最大直径8.5mのものが1万5千800km、

なんと東京シドニー往復の距離です。

もし地震あると寸断され、使えなくなり、

復旧には数年かかります。

川を汚さないトイレを調べているとき、

平成25年、「汚泥を出さず水を循環させる」PGS式バイオマストイレを開発した

鈴木實氏が訪ねて来られました。

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自然の川や海では水草や海草に住み付いた微生物が浄化する

循環システムがあるのですが、

水草の代わりのこのバイオファイバーに好気・嫌気両方の菌が着き働くために、

汚泥が出ないという大発明です。

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よって汚泥処理のための石油は必要なく、

発生現場処理なので長大な導管も不要、

浄化した水は循環して洗浄水になります。

その上、無臭、災害にも強く、社会資本投資も少額ですみ、

補修も簡単です。

日本のような複雑な地形で細かく区切られた地域には最適のシステムです。

 

この下水道産業を根本から揺るがすほどの大発明を

国は承認しないため、実績は少数ですが、

富士朝霧高原トイレは便器数126基、

9年間故障なしで50万回使用されていて、

汚泥は年間スーパーの買い物袋1杯程度、また便所臭も全くありません。

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西日本では、岡山県津山市横野滝公園トイレで、

便器数8基、1日利用客200人の設計で、

3年経過すると300名分を浄化するなど、

微生物が環境に適応して性能アップすることが分かりました。

四国では、白鳥動物園に採用され、浄化した水は、

カバのプールや園舎の清掃用に循環再利用されています。

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最後に、今、地球上の人口は増え続け、70億あまり、

そのうち30億人はトイレのない生活を送っています。

興味を持ったインドの州政府から説明を求められましたが、

衛生観念が大いに違うことや貨幣価値が二桁も違うので、

具体的なビジネスには至っていませんが、

将来日本発の技術として地球環境保全に役立ち、

地球温暖化を止め、世界平和に貢献できるものと思っています。

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(質問1)

なぜ、自然栽培をしようと思ったり、微生物に気付いたのか?

 

一つ目は肥料や農薬、除草剤、F1種は「もっとたくさん、もっと美味しい物」と

大自然の惠みと法則を人間の欲望でねじ曲げて、

微生物や昆虫や植物との共生や循環を立ちきるものと感じたからです。

二つ目は平成23年3月11日東北大地震があり、

あの津波をテレビで見てショックを受けたからです。

地球46億年歴史の中で火の玉であった星が微生物、

植物の働きで動物が住める地球に38億年もかけて変化してきた。

それがたった200年前から始まった石油やウランなど地下資源の利用で

それまでの変化を反転させる活動を人類が始めている。

全てのものに命が宿り、その命のおかげで生かされている、

足るを知って感謝の心で生活しようと思ったからです。

 

(質問2)

バイオマストイレの見学がしたいのですが、どこが良いですか?

 

関東の方は静岡県朝霧高原にあるトイレはいつでも見たり、使えたりします。

説明がいる場合は、施工とメンテナンスをした

(株)バイオマス富士専務大内広朗氏が案内してくれます。

 

関西の方は、津山市の横野滝トイレが、

東北地方の方は岩手県釜石市にトイレ5基供えた移動式があります。

それぞれ4年以上無事故で稼働しています。

(平成27年度の「相愛会・栄える会合同全国幹部研鑽会」のシンポジウムのパネラーによる発表、2015.04.28))


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