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 ~会員の活動事例紹介~

 都会から田舎に移り住んで

 新潟県妙高市/小笠原 淳

 

◆なぜ田舎に移住したのか?

平成22年に長年住んだ兵庫県宝塚市より新潟県妙高市に移住しました。

そんな私にとって、田舎の生活は全てが初体験の連続でした。

まず妙高山麓の気候は四季がはっきりとしており、厳冬期の生活が厳しいため、

特に雪と真正面から向き合うことが生活のベースになりました。

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例えば、このエリアでは、雪が解けるのは5月のGWが終わってからです。

「やっと暖かな春がやって来た」と浮かれていてはダメです。

なぜなら、知人の敷地にある雪の重みで倒れた樹木や、

伐採・剪定された木々の片付けをしなければならないからです。

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◆生長の家の活動について

平成24年、妙高相愛会長(※1)を拝命しました。

とは言え、周りには知人もほとんどいませんでした。

さいわい私は若い頃から人と交わることが得意でしたので、

「ここ妙高相愛会でも、その精神で生長の家の教えを広く語り合う場にしよう」

と決意して、スタートしました。

(※1)相愛会と相愛会長:生長の家の中高年男性の集まり「相愛会」の

各地域における拠点とその責任者

 

転居後、半年経った頃から「妙高高原混声合唱団」に入り、多くの友人を作りました。

また、知人の畑を手伝う中で、お隣の畑で野菜栽培をしていた熱心な信徒の

山川さんご夫妻と親交を持ちました。

 

「毎回、男性が10名以上集まる誌友会(※2)からは

地域社会を光明化する力が湧き上がって来る」と確信していますので、

「誌友会には毎回必ず新しい人をお誘いする」ことを目標にしています。

(※2)誌友会:生長の家の真理を学う各地域の集まり

 

ご近所に神戸から井口さんという方が転居してきましたので、誌友会にお誘いしています。

今後は「妙高山麓男声合唱団」の仲間にも働きかけて、

誌友会に8名の方をお招きしようと考えています。

そのためには、やはり伝道が大切だと思っています。

 

◆田舎生活のメリットとデメリット

私は宝塚市にいた頃から、自然界の生き物に興味がありました。

そのため、日々の生活で、森や林の中に棲む動物や昆虫を調査することは、

何にも増して喜びを感じる時間でした。

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現在、このようなフィールドがすぐ周囲にあることは、

私にとって田舎生活の大きなメリットです。

 

その反面、デメリットと言えば「生活が非常に不便である」ことです。

例えば、交通手段が限られていて、一日のバスや列車の本数が少ないことなどが挙げられます。

しかし、それも最初の1〜2年間だけで、田舎時間に生活を合わせれば慣れてしまいます。

例えば、バスをあてにせずに、極力歩いて行動する。

やってみれば、こんなに楽しく健康的なことはありません。

今ではスローライフに感謝し、楽しんでいるぐらいです。

 

◆都会で出来る“田舎暮らし”

世の中の全ての人が都会から田舎(地方都市)に移住することは不可能です。

しかし、は都会に住んでいながら「心は田舎暮らし」というのは可能だと思います。

 

例えば、都会に残された里山や自然が豊かな公園、河川、神社・仏閣など、

自然の残る場所を清掃したり、庭やプランターで野菜作りをしたりと、

いろいろとできるはずです。

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加えて、地元の自治会活動に積極的に関与して、

地域の清掃奉仕や公園の美化をすることも大切です。

「ホタルの飛ぶ河川を市民の努力で実現させる」という運動も極めて有効です。

このような取り組みが、子どもたちの郷土愛の醸成に繋がると思います。

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◆「今を生きる」我々の重要な使命とは?

地方(田舎)に住む人間には、地元の山間地における樹木の間伐や剪定を通して、

山を守ったり水資源を維持するという大切な仕事があります。

また、都会の人間が田舎を訪ねてきた際に、自然とまみえる喜びを感じてもらう

という活動もできます。

 

日本の国は先進国ではトップクラスの森林国家です。

国土の67%が森林(山間部)であり、水資源や生物多様性の豊かな大自然に恵まれた

美しい国土でもあります。

これは、私どもの先祖が永々として守り育てて下さった、尊い愛行のお蔭です。

その心をしっかりと受け継ぎ、未来の子孫に残していくことが、

「今を生きる」我々の重要な使命だと思います。

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