5年間、大変お世話になりました!
相愛会・栄える会推進課の室井誠司です。
この度の人事異動により、4月1日から、副教化部長として
滋賀教区に赴任することになりました。
約5年前に、相愛会事務課(当時)に奉職して以来、
相愛会の皆様の信仰に対する真摯な姿勢、真心溢れるご活躍に接して、
喜びと感動を得ながら、たくさんのことを学ばせていただきました。
誠にありがとうございました。心より感謝申し上げます。
私は、約40年間、東京第一教区の青年会と相愛会の活動に
従事しながら、数多くの講師や幹部、会員の皆様方に、
信仰者として、壮年層の幹部として育ててもらいました。
しかし、都会暮らしでは、「自然」「地域」との結びつきを
なかなか実感することができないまま、「自然と共に伸びる運動」を
推し進めてきました。
そのような私が、本部の移転に伴って、山梨県北杜市に移り住んだことで、
家庭菜園と薪ストーブの生活で「自然」と共生する体験を、
ボランティア活動で「地域」との結びつきを深めるという経験を
することができました。
また、生長の家の運動面においても、「国際本部の移転」
「生長の家自然の恵みフェスタ」などを通じて、
生長の家の運動が時代即応に変化することの意義を体感しながら、
生長の家が地域の方々に自然に受け入れられるのを目の当たりして、
今後の運動に対する手応えのようなものを感じることもできました。
このような経験を、赴任先の滋賀教区でも大いに活かして、
明るく楽しい「生長の家の生き方」を実践しながら、
多くの方々に御教えを宣布していきたいと思っています。
皆様には、大変お世話になりました。
皆様のご活躍を心よりお祈りしております。
感謝合掌
(2016.03.25、相愛会・栄える会推進課 室井誠司)
★★★「真理の言葉」★★★
「対称性の論理」などというと、何か堅苦しく、非人間的に聞こえるかもしれませんが、これは結局、私たちの心にもともとある“仏心”とか“神の子の本心”の活動なのです。自他一体の感情の発露ですから、愛の活動であり、四無量心の実践です。「他から奪おう」とするのではなく、「他を生かそう」「自他ともに伸びよう」という私たちの“本当の自己”の叫びなのであります。
(『宗教はなぜ都会を離れるか?』250頁)
私たちが名前も知らない花が力一杯に咲く姿に感動し、慈しみたくなるのは、人間に物事や対象の共通点を見る「対称性の論理」があることの証です。
自と他とを別々のものとして見るのではなく、すべての生物、そして地球環境を構成するすべての存在との一体感を深めましょう。
さらに、日々の生活の中で、それを表す生き方である“自然と共に伸びる”生活を実践しましょう!