信仰体験談

「私の、感動、感激、感謝を、伝道の力に」/相愛会総轄実行委員・相愛会大阪教区連合会長・草野省三

2017年3月18日  

合掌、ありがとうございます。

私の生まれ育ったのは滋賀県北部の豪雪地帯でした。

中学生時代(昭和38年頃)には、生長の家の教えが村内に広がっており、講演会ともなると、ほとんどの家庭が留守になるような状態でした。

 

このような環境であったことから、何の違和感もなく中学生・高校生・青年会の各活動に参加してきました。

今、思い返しますと、信仰に魅かれたというよりは、その時々の活動仲間の明るさ、楽しさ、讃え合う素晴らしさに魅力を感じていたように思えます。

 

その後、仕事は順調で、結婚後は家族も子ども三人に恵まれ、何の問題もなく過ごす日々となりました。

また、転勤族でもありましたので、職場を転々とする生活の中で、いつしか青年会活動から遠ざかっていきました。

 

そんな私が再び生長の家の教えに振り向く転換期となった出来事が、ご多分に漏れず、50歳台後半に訪れました。

単なる疲れと思い、受診しましたところ、医師から「腹部に異常な塊があり、施術で取り除いて検査をする」と言われました。

検査結果は最悪でした。

 

それからは、死の恐怖の連続でした。

幸いなことに、私が教えから遠ざかっている間も、妻が教えに繋がっていてくれたお蔭で、日夜「神癒祈願」や「先祖供養」「聖経読誦」等を実修してくれました。

そのため、私は入院生活のことを素直に受け入れることができました。

その後の治療も何の苦痛もなく、度重なる検査も何一つ異常値も出ることはなく、担当医も驚くような経過をたどりました。

 

このことを契機に、団体参拝練成会、大阪練成会、相愛会活動等に再び積極的に参加させていただき、今年で十年を超えました。

この間、健康面に何の問題もなく、仕事に、相愛会運動に全力で取り組んでおります。

 

今、感じますことは、生長の家の教えを青年時代に知らせてくれた両親がいてくれたこと、教えに常に繋いでくれていた妻がいてくれたこと、相愛会の仲間が私のことを温かく迎え入れ、活動の場を与えてくださったことです。

何一つ欠けていても、今の私は存在しなかったように思います。

 

最近、特に感じますことは、生長の家はこのような素晴らしい教えであるにも関わらず、この教えを知っている人々が余りにも少ないことです。

昨年秋の定期役員改選において相愛会教区連合会長に選ばれ、大阪教区相愛会で一人でも多くの人々に教えを伝える立場を与えていただきました。

時代は変わっても、教えの神髄、真理は変わることはありません。

 

幸いにも、今年度からスタートする新たな運動方針の指針が示されました。

それが「“新しい文明”の基礎を作るための三カ年計画」であります。

この運動方針を十分理解し、仲間と共に実践に実践を重ね、信仰の“証”を生活の中で実感する運動にしていきたいと思っています。

 

信仰体験を、また現在、人類が直面している地球環境問題等々を、一人でも多くの方々に伝え、“新しい文明”を構築するためのライフスタイルの実践と社会への貢献を果たしてまいります。

そして、一人でも多くの人々に幸せになっていただき、毎日を“感動・感激・感謝”を体感する生活とすべく、与えられた立場で全力で取り組んでいく決意をいたします。 再拝

 

(2017/03/18、相愛会総轄実行委員 草野省三)


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