生長の家は、二酸化炭素の排出量の相殺手段として、グリーン電力の購入の他に、2008年1月、5,000トンの二酸化炭素(CO2)の排出権の信託を三菱UFJ信託銀行より取得しました。
この5,000トンの排出権獲得により、東京・原宿にある生長の家の本部事務所、長崎県西海市の生長の家総本山、京都府宇治市の生長の家宇治別格本山における、①電力、②都市ガス、③LPガス、④上下水道、⑤灯油、⑥A重油、⑦公用車に使用するガソリンと⑧軽油、および⑨会館建設・増改築によるCO2排出量の約4年分が、相殺されることになります。
今回取得した排出権の信託は、韓国の化学工場から出るHFC23というフロンガスを破壊する事業から生まれた排出権(CERs:Certified Emission Reductions)を三菱商事が購入し、その一部を三菱UFJ信託銀行が小口化したものです。この事業は、東京に本社のあるイネオスケミカル株式会社 *1 (http://www.ineosfluor.com)が、韓国のUlsan Chemical Co.,Ltd.社 *2 と共同で韓国で進めているもので、国連のクリーン開発メカニズム(CDM:Clean Development Mechanism)として正式に承認・登録されています。
HFC23は、冷媒用のフロンガスであるHCFC22の製造時に副産物として発生しますが、有毒物質ではないため、これまでは大気圏に放出されてきました。本プロジェクトでは、韓国・蔚山(ウルサン)市 *3 にあるHCFC製造工場からHFC23を回収し、新規に設置された焼却炉によって破壊処理するものです。HFC23の温室効果は、CO2の11,700倍あると言われています。
*1 カーエアコンなどに広く利用されているオゾン層を破壊しないHFC134aの生産能力、フロン分解・無害化処理能力ともに国内でトップの企業です。
*2 韓国で、化学、自動車、防衛、情報、貿易産業等、幅広い分野でビジネスを展開しているFoosung Groupの化学系企業です
*3 蔚山市は、釜山市から北70キロにある工業都市です。