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Question & Answer

あなたの人間関係は?

質問 周りからの親切を素直に受け入れられない

私は人に頼ったり、頼られたりするのが嫌いな性格です。何でも自分ひとりの力で生きることが、人に迷惑や世話を掛けない事だと思っています。そんな自分ですから、たまたま人から親切にされたり、ご馳走になったりしたときも、素直に「ありがとう」が言えず、また笑顔でお礼もできません。それは「頼みもしないのに」という気持ちが常に働くからなのです。そのためか友達という友達も出来ませんが仕方ないことと思っています。ボランティア団体の人たちも善意の押し売りのように思えてなりません。こんな私の生き方は間違っているでしょうか。
(K・A、24歳、男性、新潟県)

回答 自分一人の力だけでは生きられないことを知っていますか

回答者:熊本 司(生長の家本部講師)
人はみな生かされている

あなたは「人に頼ったり、頼られたりするのが嫌いな性格」で、「人に迷惑や世話を掛けないこと」を生活信条とされておられるようですね。公共の場でやたら人の嫌がる行為をしたり、迷惑をかけたりする若い人が多い中で、あなたのように「人に迷惑や世話を掛けない」という生き方は素晴らしいことだと思います。
 しかし、あなたは「自分ひとりの力で生きることが、人に迷惑や世話を掛けないことである」とおっしゃっておられますが、私達は「自分ひとりの力」でなんか生きられないのです。
 生長の家総裁・谷口清超先生はご著書『「人生学校」はすばらしい』の中で、

「私たちは、大自然の中で生きている。いや、生かされていると言った方がよいだろう。何しろ、生きてゆくためには、食べなくてはならない。何を食べるかというと、動物か植物かだ。水や空気も必要だが、それだけではあまり長生きはできない」

と、述べておられますが、その水や空気すら、私達は自分の力で造り出すことはできないのです。たとえば空気、酸素は安静時、成人男性で1呼吸500ミリリットル。1日で1万800リットル。それをもし買うとすれば1日約6500円、1ヵ月で19万5000円、1年だと234万円にもなると試算した人がいますが、哺乳類は象でもネズミでも生涯5億回近く呼吸するそうですから、これだけでもいかに私達が大自然の恵みに生かされているかがわかりますね。

助けたり、助けられたり

あなたは「人に頼ったり、頼られたり」することが嫌だとのことですが、私達は人から「助けられたり」、人を「助けたり」して生きているのだと思います。
 生長の家創始者・谷口雅春先生は、「人に深切するということほど自分の気分を生かし、幸福にし、魂の奥底から幸福にするものはない」 と述べておられますが、深切は何でもいいのです。車中でご年輩の方に席を譲るとか私達の周りに困っている方がおられたら、ちょっとしたことでもいいのです。親切をしてみて下さい。きっと心に喜びが湧き、豊かになってくるはずです。
 私も高校生の頃、“歳末助け合いの募金”活動に、年末の寒い中友達と街頭に立ったことがありましたが、集まったお金を集計する時の喜びは今も忘れられません。世の中を良くするという点でそんなに大きな力にはならなかったかもしれませんが、人のために“愛を与える”喜びを体験しました。それ迄の私は“受ける愛”ばかりで、自然の恵みを始めとして、多くの人々に“生かされている”ことへの「感謝」の気持ちがほとんどありませんでした。

“愛する”ことが幸福生活の始まり

山梨県のSさんという方は、ある新興宗教に入り、両親と絶縁して世界の人々の苦しみを救おうとしていました。その方がその新興宗教に疑問を抱いて生長の家本部練成道場へ来られました。ある雪の日、道場の前の道路で、必死に雪かきをしていた時、朝の通勤や通学する人達から“ありがとう”と感謝の言葉をかけられた時、心の底から喜びが湧き、明るい世界に変わっていったといいます。
“愛することが幸福生活”の始まりなのです。まず家庭のご両親や会社の友人や知人から、何か喜んでもらおう、お役に立つことをさせて頂こうと考えてごらんなさい。きっとあなたの心が、まず幸せになってきますよ。そして“与える愛”の実践の中から、“真の友達”が与えられるでしょう。

 

このQ & Aは、『理想世界』平成15年2月号に掲載されました。
こちらから書籍検索できます。

この回答の中に出てくる書籍などについて、詳しいことが知りたい方や申込みをされたい方は、世界聖典普及協会日本教文社のホームページをご参照ください。

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