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Question & Answer

あなたの人間関係は?

質問 上司のイジメに困っている

私は上司から嫌われているのか、ちょっとしたミスでもすぐに指摘され、ときにはみんなの前で怒鳴られたり、無理な仕事を押しつけられます。またメールで説教を受けます。どう考えても上司のイジメとしか思えません。できれば転職したいのですが、結婚して小さな子供を抱える私にはそれもできません。そんなことを十分承知で、「私が嫌なら辞めてもいい。世間はそんなに甘くないぞ」と嫌みを言われたりします。「部下は上司を選べない」と言いますが、これからもこんな調子でイジメられなければならないのでしょうか。なぜ、こんなにイジメられるのか全く見当がつきません。他の同僚もよく怒鳴られますが、私ほどではありません。大人しい性格が災いしているのでしょうか。こんな上司とどう接していけばいいのでしょうか。
(T・O、31歳、男性、福岡県)

回答 今こそ、心を逞しくさせるチャンスです

回答者:陶山 靖彦(経営コンサルタント)
我慢より学びの3年間

サラリーマンの世界ではよく経験することで、私も若い頃「じっと我慢の子」の時期がありました。今振り返ってみて、次の三つのことを思います。
 一つ目は、反抗的にならずに我慢をしてよかったということです。20年もたってから「あの時はよく我慢できたね」と感心してくれた人がありました。
 二つ目は、もっと良い受け止め方があったなということです。上司は、私のことを嫌いだから言うのではなく、私の仕事のできばえがよくないこと、十分でないこと、進め方がよくないこと、取り組み方がよくないこと、取り組みの態度がよくないことなどを言っているのです。上司が私の仕事のどんなことに対して不満足なのかをよく把めればよかったと思います。
 三つ目は、もう少し良い接し方があったなということです。「嫌な奴だな。あんな上司にはなりたくない」と思ってただ我慢をする消極的な接し方でなく、もっと積極的な接し方です。
 どんな人間にも一つは自分にない長所がありますから、それを学んで身につけようとすることですが、人の長所は一般に自分の短所なのですから、案外難しいことです。なかなか身につかないうちに直ぐに3年くらい経ってしまいます。3年の間には配属換えがあるとか、仕事ができるようになるとか、自分が一回り大きくなるとか、何らか状況の変化があるでしょう。「我慢の暗い3年間」よりも、「学びの明るい3年間」が人生として充実しているのではないでしょうか。

上司の目をみて言葉に表すこと

人間は冬を知ることによって心が逞しくなります。そのためのチャンスと前向きに捉えましょう。
 逃げ腰や後向きでは、逞しくならないのではないでしょうか。このような接し方を実行する場合に、問題になるのは「あんな嫌な上司に、学ぶような長所などない」という自分の心の狭さです。一つの部署の長になったら自分の部下の長所を見出だし、それを生かして、部署の目標を達成しなければならないので、自分の部下に対して好き嫌いをしている余裕はありません。
 また、上司になってみればわかることですが「ちょっとしたミス」を厳しく注意することは、案外、勇気が必要です。軽く注意をすれば、「このくらいのことたいしたことはない」と重要視されませんし、厳しく言うと「このくらいのことにそんなに厳しく言わなくても」と恨まれる。「言わなくてもわかるだろう」と黙っていると、部下は「この程度のことならよい」と思ってしまう。そこで上司としては「即刻その場で、厳しく言う」が原則になります。
 上司が人前で怒鳴るのは、「ほかの者もこんなことをしてはいかんぞ」と即刻みんなに知らせる必要があるからです。上司から見て大人しい部下の問題点は、注意したことが本当に分かったのかどうか分かり難いことです。そこで、しつこく言うことになります。「わかった」ということを上司の目を見て、はっきりと言葉に表すことが大切です。
 無理な仕事という場合、能力的に無理なことであれば、チャレンジして身につけるチャンスです。時間的に無理なことであれば、そのときは無理してでもどうにかこなして、その後でプロセスを振り返り、どうしたらもっと効率良く、能率良くやれるかを考えましょう。これは創造力の発揮につながることになって、仕事に対する充実感を増すことになります。

 

このQ & Aは、『理想世界』平成15年5月号に掲載されました。
こちらから書籍検索できます。

この回答の中に出てくる書籍などについて、詳しいことが知りたい方や申込みをされたい方は、世界聖典普及協会日本教文社のホームページをご参照ください。

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