TOP > Q & A > 人間関係

何でも相談Q&A

Question & Answer

あなたの人間関係は?

質問 上司のパワハラとセクハラが原因で退職

威圧的な直属の上司に、脅かすような言葉や性的な言葉を繰り返し浴びせられ、悩んで自律神経失調症になり、いまも病院に通っています。母親が泣きながら、「体を壊してまでする仕事ではない」と言ってくれたことで辞める決心がつき、退職して3ヵ月たったいまとなっては、なぜあんなに頑張っていたのか自分でも不思議です。けれど、最後には私から仕事を取り上げ、結果的に職歴をとめた上司がゆるせません。元同僚から、その上司がしくじって仕事を干されていると聞いてからも、憎悪はつのる一方です。家族や医者には忘れた方がいいと言われていても、気づくと、元上司の不幸を願っています。
(K・A、28歳、女性、愛知県)

回答 人を裁き続ける限り苦しみは消えません。人生学校で「赦(ゆる)す」ことを勉強しておくと、楽に次のステップに進めます。

回答者:畑山 宏(生長の家本部講師)

以前、通勤途中の電車内で、中年の男性が女子高校生にどなられている場面に出くわした事があります。彼女は痴漢された事に怒り興奮し、大声で男性を罵倒するのですが、男はただニヤニヤ笑っているだけでした。
 私は彼女の大胆な行動に驚くとともに、男性も、もう少し理性的であればと残念に思いました。男性は私と同世代でしたが、もし家族や会社の方々がその行為を知ったら、どれほど悲しむかと想像すると、いたたまれない気持ちになります。
 さて、あなたのご質問では、上司のパワハラとセクハラのショックで体調を崩し、さらに憎み苦しんでおられる様子に、年頃の娘を持つ私としても、とても他人事ではないと思いました。加害者である上司は信用を失い、閑職にまわされたとのこと、異論があるかも知れませんが、ある意味では上司は罪を償(つぐな)っているのではないでしょうか。
 一方、被害者であるあなたは、仕事を辞め、会社を去っているのにもかかわらず、いまだに上司への怨みが消えず悩んでおられます。悪い方の上司が苦しむのはともかく、善人のあなたが傷つき、体調を崩すことは、とても不合理だと思うのです。
 上司の悪を心でつかみ、上司を裁き続ける限りあなたの苦しみは消えません。そこで、少し観点を変えて「私に素晴らしい魅力があるから、上司は声をかけ、近づいて来たんだ」と、セクハラとは考えないで、「私は魅力的な女性である」と考え直してみてはいかがでしょうか。実際に男性は魅力的な女性、チャーミングな女性、心の豊かな女性には、つい声をかけたくなるもので、上司はあなたを内外ともに素敵な女性であると認めた人なのです。
 威圧的な態度で、言葉も乱暴とありますが、意外と上司の心の中には、照れやはにかみがあったのかも知れません。どうでしょうか、今回の出来事を機縁として、あなたの生活環境を好転させ、人の観方(みかた)を学ぶチャンスととらえれば、上司に対する憎しみも、少しは薄れて来ると思います。

「赦し」は運命好転の極意

人生学校では、誰でも公平に様々な問題を経験しますが、「赦(ゆる)す」ことを勉強しておくと、楽に次の人生ステップに進めます。
 生長の家では、人と和解するための、次のような祈りがあります。

「私はあなたを赦しました。あなたも私を赦しました。私とあなたとは神において一体でございます。(中略)私とあなたとの間には、いま何らの心の蟠(わだかま)りもございません。私は心からあなたの幸福であることを信じ祈ります。あなたがますます幸福でありますように」(『新編 聖光録』「和解の神想観」、『私はこうして祈る』「相手を赦すためには」を参照。いずれも日本教文社刊)

この言葉を念じつつ、相手の笑顔を心に描き、祝福するのです。その祝福の祈りを続けることによって、いつしか上司への憎悪も消え、生活環境が好転している自分を発見するに違いありません。あの上司のお蔭で、あの出来事があったればこそ、こんな有り難い心境に導かれたんだと。
 そうです、上司はあなたに「赦し」という運命好転の極意を教えて下さった菩薩様であります。そんな素晴らしい心境になられたあなたの人生には、今後必ず善い事ばかりがやって来るようになります。ぜひ先の祈りを実践して下さい。

(生長の家函館教区教化部長)

このQ & Aは、『理想世界』平成17年8月号に掲載されました。
こちらから書籍検索できます。

この回答の中に出てくる書籍などについて、詳しいことが知りたい方や申込みをされたい方は、世界聖典普及協会日本教文社のホームページをご参照ください。

<< 前のページに戻る

あなたの悩みにお答えします

◆ 相談・質問をお寄せください ◆

人間関係、仕事、恋愛、結婚、夫婦、家族、健康、教育、進学、性格、希望実現、環境問題、生長の家の教義など、解決の糸口がつかめない悩みや疑問をご相談ください。

内容を詳しく書いて、手紙、FAX、Eメール等で、『いのちの環』(総合誌)『白鳩』(女性誌)『日時計24』(青年誌)のうち該当する編集室宛にお送りください。匿名希望の場合でも住所・氏名・年齢・生長の家の信仰歴を明記してください。掲載しない場合でも、生長の家の教えによって解決を希望される方には生長の家講師等からのご返事をお送りします。
 尚、webサイトに掲載して欲しくないという方は、その旨をご明記ください。

送り先

〒409-1501 山梨県北杜市大泉町西井出8240番地8182 生長の家メディアセンター内

  『いのちの環』編集室「Q&A」係(25歳以上の方)

  『白鳩』編集室「Q&A」係(25歳以上の女性の方)

  『日時計24』編集室「Q&A」係(24歳以下の方)

FAX:055-213-5022

Eメール

  『いのちの環』:inochinowa@kyobunsha.jp

  『白鳩』:shirohato@kyobunsha.jp

  『日時計24』:hidokei@kyobunsha.jp

page top ▲