TOP > Q & A > 人間関係

何でも相談Q&A

Question & Answer

あなたの人間関係は?

質問 過去の悪い行いを思い出して苦しくなる

人と一緒にいることに苦痛を感じます。家族や友人にすら心を許せないときがあります。最近は笑うことさえ辛いです。今までの僕の人生は、平気で嘘をついたり、大事な場面で逃げ出したり、人の物を盗ったり、恩着せがましいことをしていたり、とにかく自分の「楽」のために人を傷つけるようなことを平気でしていたのです。今となっては謝ることもできませんが、それを思い出すたび自分が嫌になってしまいます。どうすれば自分を許し、また自分の過ちを彼らに許してもらうことができるのでしょうか。胸を張って生きていけるようになりたいです。
(H・D、24歳、男性、福島県)

回答 罪というものは本来無いものです。過去の過ちを心から懺悔したとき、あなた本来の「神の子」が現れます。

回答者:及川 政治(生長の家本部講師補)

あなたの相談文を読み、私も過去に罪悪意識で長い間悩み苦しんだことを思い出しました。その罪の意識は深く、「一生かけても、いや生まれ変わっても消えないのではないだろうか」と思えるほどでした。が、生長の家の教えを学び、実践することによって、罪の意識から解放されたのです。
 あなたは過去に悪い行いをしてきて、それを思い出して苦しんでいるとのことですが、そのあなたの苦しみとは一体何でしょうか? 本当のあなたは素晴らしい神の子であって完全円満なのです。しかし、その完全円満さが包まれていて、現れていないから苦しいのです。それを「罪」というのです。
 罪とは、ツツミ(包み)またはツミ(積み)という語源から来ています。例えばここに光り輝くダイヤモンドがあるとします。そのダイヤモンドをハンカチで包むと、ダイヤモンドは隠れて見えなくなってしまいますね。そのように、本来あるべきものを覆(おお)い隠している状態を罪(包み)というのです。
 しかし、ダイヤモンドそのものの輝きは失われたわけでなく、ハンカチの中では常に光り輝いているのです。このダイヤモンドと同じように、あなたの本質は、光明燦然さんぜんと輝く神の生命であって、本来清浄、汚れていないものなのです。
 ですから、あなたが思っている罪というのは、あなた本来の完全さが包み(罪)隠されているという状態に過ぎないのです。では、いかにすれば罪は消えるのでしょうか? それは、「人間は神の子、本来罪なし、一切の悪はないのである」という真理を自覚することです。
 生長の家では罪を「闇(やみ)」にたとえて本来無しと説きます。闇というものは本来存在するものではなく、ただそこに光が無い状態のことですから、闇がどれだけ深くても光をあてれば必ず消えてしまいます。それと同じように、罪というものも本来無いものですから、罪はどれだけ深くても「悪かった」と気がついたら、その瞬間に消えてしまうのです。これを懺悔ざんげといいます。

すべてのものに感謝し、良き行いをする

懺悔とは、心を洗浄するということです。「今までの自分の心は間違っていた。こんな心を二度と持ちません」と過去に犯した悪い行いを心から反省し、その思いを捨てることなのです。また、その心を捨てなければ本来の神の子の実相(神が創られたままの本当のすがた)は現れません。なぜなら、心に悪をつかんでいては、あなたの実相は覆い隠されてしまうからです。
 生長の家創始者・谷口雅春先生は次のようにお説きになっています。

「『罪』というものは過去に『積み』てある——積み重ねてあるところの“業(ごう)の集積”である。これが罪です。そういう『業の積み重ね』というものは、『現象は本来無』であるという生長の家の哲学によってスカーッと截断(さいだん)して切ってしまうとき、あしき現象はなくなり、罪は消え、一切の悪しき業因(ごういん)は消えてしまって、第一原因である一番最初の、本(もと)の、不滅の原因である『人間は神の子である』という人間存在の根本原因に対する善き結果のみが、ここにこう現れてきて、諸君の生活に、神の子たる実相にふさわしい永遠に祝福されたるすがたが実現してくると、いうことになるのであります」(『無限供給の扉を開く』日本教文社刊、253〜254ページ)

その「神の子たる実相」を現すには、教化部(生長の家の布教・伝道の拠点)や各地の練成道場で行っている練成会(合宿して教えを学び、実践するつどい)に参加することをお勧めします。そして、そこで浄心行(じょうしんぎょう・過去に抱いた悪感情や悪想念を紙に書き、生長の家のお経『甘露の法雨』の読誦の中でその紙を焼却し、心を浄める行)をして下さい。
 あなたの心は罪の意識から解放されて、悦びと感謝に満たされることでしょう。今後は天地のすべてのものに感謝して、特にお父さんお母さんに感謝して、社会や人のためになる良き行いをするとよいのです。必ず運命が良くなります。あなたのご幸福を心よりお祈りいたします。

 

このQ & Aは、『理想世界』平成18年3月号に掲載されました。
こちらから書籍検索できます。

この回答の中に出てくる書籍などについて、詳しいことが知りたい方や申込みをされたい方は、世界聖典普及協会日本教文社のホームページをご参照ください。

<< 前のページに戻る

あなたの悩みにお答えします

◆ 相談・質問をお寄せください ◆

人間関係、仕事、恋愛、結婚、夫婦、家族、健康、教育、進学、性格、希望実現、環境問題、生長の家の教義など、解決の糸口がつかめない悩みや疑問をご相談ください。

内容を詳しく書いて、手紙、FAX、Eメール等で、『いのちの環』(総合誌)『白鳩』(女性誌)『日時計24』(青年誌)のうち該当する編集室宛にお送りください。匿名希望の場合でも住所・氏名・年齢・生長の家の信仰歴を明記してください。掲載しない場合でも、生長の家の教えによって解決を希望される方には生長の家講師等からのご返事をお送りします。
 尚、webサイトに掲載して欲しくないという方は、その旨をご明記ください。

送り先

〒409-1501 山梨県北杜市大泉町西井出8240番地8182 生長の家メディアセンター内

  『いのちの環』編集室「Q&A」係(25歳以上の方)

  『白鳩』編集室「Q&A」係(25歳以上の女性の方)

  『日時計24』編集室「Q&A」係(24歳以下の方)

FAX:055-213-5022

Eメール

  『いのちの環』:inochinowa@kyobunsha.jp

  『白鳩』:shirohato@kyobunsha.jp

  『日時計24』:hidokei@kyobunsha.jp

page top ▲