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Question & Answer

あなたの仕事上での問題は?

質問 経営理念は良いのに会社が繁栄しない

3年ほど前から医療機関向けの衣類販売の代理店業務をしていますが、経営が上手くいきません。親会社の、「人の喜ぶ姿をみて喜べる人間になろう」などの理念は素晴らしく、その社長は「仕事では人に与えることを、両親には泣いて喜ぶような親孝行をしてください」とよく言われます。この会社に出合い、私は前向きになり、周りの人のことも考えられる人間になりました。しかし収入が安定していないので、これからの生活に不安はあります。一体何が不足で会社が繁栄しないのか原因が分かりません。どうすれば会社は、理念のとおりにすすんでいくのでしょうか?
(E・A、29歳、女性、茨城県)

回答 「与える者は与えられる」のが法則です。人に喜ばれたい思いが心からの願いになったとき、経営は好転します。

回答者:大和 七生(生長の家本部講師)

相談文を読み、“経営の神様”と評されていた松下幸之助氏が、立派な経営理念があっても、実際の経営が過去のままでは成果は上がらない。具体的な方針・方策は“日に日に新た”でなくてはいけない、というようなことを語っていたのを思い出します。
 あなたの会社は、従業員の人間性の向上を図って、深切、称讃(しょうさん)、和顔(わがん)、愛語、鼓舞激励(こぶげきれい)などで「喜び」を与えているでしょうか? そもそも従業員は、みな無形の資本(価値)で、その会社が繁栄するための柱ということを忘れてはいけません。従業員は経営責任者、つまりあなたの薫陶(くんとう)を受けながら仕事を進めていくのです。
 かつて私は、初代内閣安全保障室長を務めた佐々淳行氏の講演を聴いたことがあります。そのとき佐々氏は、経営姿勢には首尾一貫性の頑固さが必要であり、一つの主義・信条・目標を堅持し、積極的に臨むことが大切であるということ。そして、景気や周囲や顧客等の関係が経世済民(けいせいさいみん・世を治めることと民の困苦を救うこと)に大いに影響するので、社会の動向を研究しておく必要があると述べられ、私は感銘を受けた記憶があります。
 相談者のあなたは、経営者として、先の松下幸之助氏や佐々淳行氏の言葉をどう思われるでしょうか。また、こういった自覚をお持ちかどうか、ご自身に問いかけてみて下さい。

明るい希望を語りましょう

生長の家創始者・谷口雅春先生は、「繁栄を得るためには」と題して次のように説いておられます。

「景気の一進一退に対して、顧客の需要に対して、秩序のない商品を製造したり販売したりしていては其(そ)の商社は繁昌のしようがないのである。またその商社につとめている社員又は店員の精神が重役等に対して反抗したりして“秩序の関係”に入っていなかったり、社員・店員等が相互に不調和であって“秩序の関係”に入っていない場合にも、その店は繁昌しないのである」(『新版 真理』第10巻、日本教文社刊、35ページ)

 経営理念も素晴らしく、立派な社是を掲げた“老舗(しにせ)”とか“大企業”とかと評価されていても、「秩序」のない不祥事を起こして窮地に追い込まれている会社の話をよく耳にします。そうなった原因は、「(不正してでも)うまくやれよ!」「偽装表示」「みんなで渡れば怖くない」等々の「ウソ・偽り」の種子が蒔(ま)かれていたことにあり、やはり蒔いた種は自分で刈り取らなければならないのが宇宙の法則です。
 経営者であり、そして会社の一員であるあなたは、いまの職場で与えられている仕事に要する努力を惜しみなく発揮し、喜びをもった活気のある雰囲気で働くことが大切です。「明るい希望」を語り、「微笑」を湛えるだけでも、「与えよ、さらば与えられん」の法則が動きだし、職場の雰囲気は積極的な流れへと変わり始めます。
「人に喜びを与える」には、日々の祈り(心からの宣言)も必要です。あなたの心からの願いを社員が確認し、認め合ったとき、繁栄のための大きな手助けになってくれるでしょう。正しい目標を持ち、善いことをすれば必ず善い結果となると信じて、頑張りましょう。

(生長の家福岡教区教化部長)

このQ & Aは、『理想世界』平成17年12月号に掲載されました。
こちらから書籍検索できます。

この回答の中に出てくる書籍などについて、詳しいことが知りたい方や申込みをされたい方は、世界聖典普及協会日本教文社のホームページをご参照ください。

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