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Question & Answer

あなたの仕事上での問題は?

質問 精神的に強くなって元気に働きたい

僕はある信用金庫で働いていますが、これまでに何度か計算ミスをして会社に損害を与えたことがあり、いつも仕事に不安があります。また仕事中に腕が勝手に震えたり、日曜日の午後になると憂うつになり、いつも不眠気味で体はだるく、下痢ばかりしています。整腸剤を飲み続けていますが効き目はありません。もっと精神的に強くならなければと思うのですが、気持ちとは裏腹に体調は少しも良くなりません。健康で元気に働くためには自分をどう変えていけばいいのでしょうか。
(T・L、29歳、男性、富山県)

回答 仕事は自分のためにではなく、人の幸せのためにするものという決意が、あなたの生命を生長させます。

回答者:湯村 文敏(内科医師・生長の家地方講師)

あなたの相談文を読ませて頂いてまず最初に感じること、それはあなたの仕事に対するやる気のなさなのです。仕事に対するプライドも情熱も全くなく、ただ仕方なしに毎日いやいや働いておられるあなたの姿が眼に見えてくるようです。
 あなたは相談文の中で色々な訴えをしておられますが、あなたの相談は結局、「私は今の仕事が嫌いで嫌いで仕方がありません。仕事に対するやる気も全く持てません。精神的に強くなれば元気に働けるでしょうか」ということになるようです。精神面の強さの無いことが原因なのでしょうか。恐らくそうではありますまい。あなたはまるで勉強嫌いな子供が無理やり勉強させられて不登校になりかかっている児童のようです。
 ところであなたは一体どのような理由で今のお仕事を選ばれたのですか。ご自分がどういう仕事につきたいのかを真剣に考えた末に、今の仕事をお選びになりましたか。恐らくはあまり深く考えることもせずに、ただなんとなく今の仕事を選ばれたのではありませんか。あなたは一体何を本当に望んでおられるのでしょう。あなたの真に欲するものは一体何なのですか。お金ですか。幸せな家庭ですか。日本の国の役に立つことですか。それとも地位や名誉ですか。
 働き盛りの男性がよく鬱病になることがあります。ただがむしゃらに働いて来た人間が、ある日ふと気がつくのです。「自分は今まで一体何のために働いて来たんだろう…」と。何も考えずにただひたすら働き続けてきたあわれな人間の悲哀です。それに比べればあなたはまだ29歳の若さでそのことに気づくチャンスを与えられたのです。そんなあなたは何という幸せな人でしょう。

我欲を満たすための仕事ほど味気のないものはない

「人間は一生で二度生まれる。一度は存在するために生まれ、一度は生きるために生まれる」という言葉があります。あなたに今最も必要なもの、それはこの二度目の誕生なのです。つまりこの世に生まれてきた自分の生きる目標をしっかりと持つということであり、自分が真に求めているものは何なのかをはっきりとさせることであり、自分なりの価値観をしっかりと身につけるということなのです。
 それにはまず読書をいたしましょう。とにかく見識を広げるのです。この世にある一流のものに触れ、自分が今どのような世界に住んでいるのかをしっかりと見極めるのです。そこからおのずと自分の進むべき道を見いだすことができるでしょう。
 精神的に強くなりたいとのことですが、精神的に強い人間とは一体どのような人間であると思われますか。精神的に強くなりたいのなら、まず我(が)をなくすことです。自分のために働くのではなく、人のため、国のために働ける人間になることです。
 さらに天地一切のものと和解することです。生長の家の「大調和の神示」には、「汝(なんじ)ら天地一切のものと和解せよ。天地一切のものとの和解が成立するとき、天地一切のものは汝の味方である。(中略)天地万物と和解せよとは、天地万物に感謝せよとの意味である」とあります。
 天地一切のものと和解するとは天地一切のものに対して感謝を持つということなのです。我がなく天地の万物と大調和の関係にある人間ほど強い人間はないのです。仕事は自分のためにするものではありません。人の幸せのためにするものなのです。自分がこの仕事を通して人の幸せに役だっているのだという思いがなければ、仕事に対する情熱は湧いてはまいりません。
 信用金庫の仕事でも、自分の持っているお金をどのように使ったらよいか分からず、手元においておくといつ盗まれるかもしれないと困っている人がいる。そんな悩みを持った人に、代わりにお金を預かってあげて安心させてあげて、そのお金を少しでも増やしてお返しする。そう考えれば仕事に対する情熱も湧いてくるでしょう。
 お金が欲しいという自分の我欲を満たすためにする仕事ほど味気のないものはありません。そんな仕事をしているから、仕事のうえでもミスをしたりやる気が持てなくなってくるのです。最後にあなたに生長の家創始者・谷口雅春先生のお言葉をプレゼントしてこの稿を終えることにいたしましょう。

「仕事は報酬のためにするのではない。自己の生命がより偉大に生長せんがための鍛えである」(『生命の實相』第22巻〈全40巻〉日本教文社刊、84ページ)

 

このQ & Aは、『理想世界』平成18年6月号に掲載されました。
こちらから書籍検索できます。

この回答の中に出てくる書籍などについて、詳しいことが知りたい方や申込みをされたい方は、世界聖典普及協会日本教文社のホームページをご参照ください。

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