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Question & Answer

あなたの仕事上での問題は?

質問 職場の外国人がやる気を出してくれない

私はある自動車部品メーカーで働いています。同じ工場には外国から来た人が数名働いているのですが、彼らは動作は遅いし、仕事もさぼったりして、そのせいで皆に迷惑をかけています。私は彼らを監督する立場なので、よく注意することがあるのですが、態度を改めようとはしません。育った文化の違いかもしれませんが、彼らにやる気を出させるにはどうしたらいいのでしょうか。このままでは、外国人が嫌いになってしまいそうです。
(H・F、37歳、男性、静岡県)

回答 意見を押しつけるのではなく、相手を理解することから始めることで、国籍の垣根は超えられます。

回答者:小関 隆史(生長の家本部講師補)

私はかつて、こんな企業の話をテレビで見て感銘を受けたことがあります。その企業では、年に数回、社長自ら各地の工場を訪れて、全従業員の前で会社の全体の動きとその工場の果たしている役割を伝えるのです。そして、従業員から仕事の改善点などを聞き出し、いい意見はすぐに実行に移すようにしていたところ、従業員のやる気が引き出されて製品の質が高くなり、業績も発展した——という内容でした。
 人は、会社(組織)の中での自分の立場と役割を真に理解した時、やる気を出し、能力を発揮するものだと思います。その手助けをするのが、上役の仕事ではないでしょうか? その意味からも、あなたが今、海外から来て働いている従業員を監督する上役の立場にあるということは、重要な役割を担っていることになりますね。
 ただし、彼らを「仕事をさぼる怠け者」と心で非難しながら、上から見下ろすような態度で、「こうあるべき」などと押しつけても反発を招くだけですから、まずは、相手を理解することから始めてみましょう。
 そこでお勧めしたいのが、彼らの一人一人と個別に面談して、彼らの考えを聞く機会をもつことです。仕事における動作が遅いことや、さぼったりしていることも、彼らなりの理由があるかも知れません。たとえそれが言い訳じみた話でも、ひとまずは、批判せずに聞くことが大切です。なぜなら、あなたに思いを受け入れてもらえることによって、彼らのあなたに対する信頼感が高まり、あなたが彼らに話をしやすくなるはずですから。
 こうして彼らの心が開いてきたところで、今度は工場全体の動きと彼らの持ち場との関係を分かりやすく伝えるのです。彼らが工場の中でどれだけ大切な工程を担っているのかをあなたが話してあげることによって、彼らの自分の仕事に対する誇りも生まれ、それが仕事をする意欲につながるはずです。

民間レベルでの国際交流が世界平和につながる

話は変わりますが、私は今年の7月、ネパールからコンピューターなどを学ぶために来日している42歳の男性を、1泊2日間のショート・ホームステイとして、初めてわが家で受け入れました。
 期待と不安の入り交じった中で私は当日を迎えたわけですが、彼を囲んで家族で食事をし、彼のネパールでの仕事をはじめ、同国の文化や自然の様子を英語で聞く中で、彼に対して大変、好感を抱くとともに、それまで、「インドの隣の国」という認識しかなかったネパールという国をとても身近に感じるようになりました。そして、こうした民間レベルでの国際交流が、互いの国を大切に思う心を養い、ひいては世界平和につながることを実感したのです。
 そういう視点から言えば、あなたは仕事を通して国際交流を進める重要な“親善大使”の役割を担っていることになりますね。“People everywhere are the same(人はどこでもみな同じ)”——国境を越え、民族を超えて信頼し合えるはずです。

 

このQ & Aは、『理想世界』平成18年12月号に掲載されました。
こちらから書籍検索できます。

この回答の中に出てくる書籍などについて、詳しいことが知りたい方や申込みをされたい方は、世界聖典普及協会日本教文社のホームページをご参照ください。

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