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Question & Answer

あなたの仕事上での問題は?

質問 日本にいながら国際貢献はできるの?

ボランティアなどで外国に行って、現地の人に溶け込んで働いている人を見ると、その行動力に感心させられます。私は看護師の資格があるので、発展途上国に行って医療活動をして人のお役に立ちたいと思っているのですが、両親は猛反対します。何とか両親を説得したいのですが、それができなければ反対を押し切ってでも行くべきでしょうか。日本にいては国際貢献なんて何もできないと思いますが、それとも私にも何かできることがあるのでしょうか。
(A・U、30歳、女性、香川県)

回答 国際貢献とは発展途上国で援助活動をするだけとは限りません。無駄な消費生活を見直すことも、貢献の一つです。

回答者:メイ 利子(生長の家本部講師補)

看護師の資格を生かして開発途上国の人達のお役に立ちたいというあなたの願いは素晴らしいですね。ご両親の反対は、そのような国や地域の中には危険な場所も多いので、大切なあなたのことが心配でたまらないのでしょう。
 ご存じの通り、世界の人口約65億人のうち、8人に1人が飢餓状態にあるといわれています。ところが、世界の穀物生産高は世界の全人口の2倍を養うだけの量にのぼります。現代の飢餓の最大の原因は、食糧が公平に分配されていないことにあります。食糧が足りずに困る国がある一方で、日本を含め経済力のある国々では大量の食糧が消費されずに捨てられています。
 また、肉食の増加により大量の穀物が家畜の飼料に使用されています。そして穀物を生産するために森林を破壊し、資源を無駄使いして環境問題を引き起こしています。つまり、私達の過剰な消費生活が、飢餓で苦しむ人々を増やし、紛争や戦争を引き起こし、地球環境問題を深刻化させているといえるでしょう。
 現代のグローバリゼーションが進む世界では、「自分さえ幸せであればいい」という利己的な生き方では成り立たないことを教えてくれます。つまり、国際貢献とは必ずしも開発途上国で援助活動をするだけとは限りません。
 それよりも、一人一人が無駄な消費生活を見直して、“与える生活”を実践していけば、世界で貧困に苦しむ人達を助けるだけでなく、地球を守り、世界平和の実現に貢献することになるのです。

近くの人に深切ができる大切さ

生長の家創始者・谷口雅春先生は、『生命の實相』(全40巻、日本教文社刊)第29巻の中で次のようにお説きになっています。

「聖書の中に、近くの人に深切にできないでどうして目に見えない神様を愛することができるかというキリストの言葉がありますが、それは生長の家ではまず自分に深切であれ、その次に己のごとく隣人に深切であれ、と言うのであります。隣人というのは近くの人ということであります。一番近くの人は誰であるかと申しますと、良人であるとか、親であるとか、子供であるとか、妻であるとかいう人であります。こういう近くの人を愛することができなければ、人類愛といってもそれは嘘である。トルストイみたいな愛はこれは空想的隣人愛で、本当に隣人は家族といえども憎んだのであります。ですからわれわれはまず自分を愛さなければならない。次に己のごとく隣人を、隣人の中で最も近しい家族を愛することができなければならないのです」(143〜144ページ)

生長の家では国際平和信仰運動として、地球環境問題に積極的に取り組んでいます。
 人間は皆、完全円満な神の子で、すべての善きものを生み出す力が与えられています。そして一人一人が正しい世界観、人生観をもって、両親や家族に感謝し、天地一切のものに感謝して、自分の内にある「良い心」をそのままに明るく生きていくことが大切です。
 そのような生き方が地球環境を護り、世界に本当の平和を持ち来すということを、信仰の実践を通してお伝えしています。
 私達一人ひとりが正しい世界観、人生観を持つためにも、ぜひ、近くの教化部(布教・伝道の拠点)や練成道場の練成会(合宿して教えを学び、実践するつどい)や行事に参加してみて下さい。きっと、あなたの内の大いなる力を発見するでしょう。
 そして、ご両親や周りの人々を大切にして、今のお仕事に感謝して、出来るところから善いことを実践して下さい。あなたの願いが真に叶うべきものであれば、ご両親を大切にするあなたの姿を見て、ご両親もいつか理解を示して下さるでしょう。あなたのこれからの輝く人生を心よりお祈りいたします。

 

このQ & Aは、『理想世界』平成18年12月号に掲載されました。
こちらから書籍検索できます。

この回答の中に出てくる書籍などについて、詳しいことが知りたい方や申込みをされたい方は、世界聖典普及協会日本教文社のホームページをご参照ください。

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