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Question & Answer

あなたの恋愛・結婚問題は?

質問 愛があればセックスをしてもいいのでは

つき合い始めて2ヵ月になる彼女がいます。同じ大学に通う彼女は僕のアパートによく遊びに来るようになり、体の関係をもつようになりました。この前、彼女は避妊具を持ち歩いているのを親に見つかり、ひどく怒られ、僕との交際もやめるようにと言われたそうです。男女がセックスしたいと思うのは当たり前のことだし、愛があれば悪いこととは思えないのですが。
(Y・O、19歳、男性、神奈川県)

回答 愛という言葉で性欲を包み、ごまかしていませんか? 性衝動は本来、厳粛で神聖なるものです

回答者:目等 泰夫(生長の家本部講師)

「男女がセックスしたいのは当たり前のこと」とのことですが、もちろん、セックスしたいという“性欲”は種族を保存する上で必要です。肉体を維持する上の食欲、睡眠欲と並ぶ、肉体に備わる重要な欲の一つですね。その意味でこの欲求があるのはごく自然であり、健康である証拠です。
 ただ、これらの欲求や衝動は、他の動物にも備わるものですが、人間以外のそれは“発情期”があるなど、本能によって半ば強制的に支配され制御されているようです。鮭などのように、生涯の最期に一度だけ産卵・放精し、一生を終えるような種も少なくありません。性衝動は本来、子孫を遺す厳粛で神聖なるものです。

恋愛で高く昇るか、低く堕落するか

生長の家創始者・谷口雅春先生は恋愛と性欲について次のようにお説きになっています。

『恋愛と云(い)うものは、(中略)愛、すなわち「自他一体感」の自覚の初歩の目覚めのようなものであって、自他一体感は自他一体感であるけれども、2人きりの自体一体にのみ耽って、非常に利己主義的になりやすいものである。他に対する影響などは考えないで、2人きり陶酔すれば好(よ)いと云うようになり勝である。ここに愛が愛でなくなり残忍の性質を帯びて来る。恋愛する者は時に非常に残忍である。他(ひと)はどうでも好い、自分の恋愛さえ満足すれば好いと云うようになる、他(ひと)を虐待し、恋人を虐待し、また自分自身をすら虐待する。それは恋愛の反面は「肉」についたものであり、その反面は「霊」についたものであるから、それが「性欲」として肉体的種族保存本能として「肉」についた部分の方が勝つようになれば、霊なる人間を虐待するようになるのは当然である。だから「恋愛」は霊肉相闘(れいにくそうとう)の道場であると言うことも出来る。その道場できたえられて高く昇るものもあれば、低く堕落する者もある』(『新版 真理』第5巻女性篇、328ページ)

避妊具を持ち歩いていた彼女を親御さんは、なぜ強く叱ったか分かりますか? 互いにセックスをしたい気持ちがあって、しかも子供が出来ないよう避妊具まで用意して(対策を講じて)いるのだから、誰にも迷惑をかけていないと言い張っても、互いを欲する心は“与え合う心”ではないので、性欲の奴隷と化して、わがままがぶつかり合うことにもなります。
 ましてや、あなたはまだ未成年、親から学資を出してもらい、親元を離れてアパート生活を送る学生の身の上です。夫婦として家庭を持つ責任や覚悟のないまま、安易に性的な関係を持つことは、とんでもないことです。

愛の本質を知り、性欲に打ち克つ

未婚男女の健全で理想的なお付き合いの順序は、まず、①言葉を交わす交際から始まり②それを積み重ねて、互いに心と心が通い合い③結婚の気持ちを互いに確かめ合う④そして、互いの両親の了解の下に婚約し⑤結婚式を挙げるなどして、親戚や友人に夫婦になったことを公に宣言する。さらに法的には婚姻届を提出し入籍手続きをする⑥夫婦生活に入る。といったところでしょうか。
 これからすると、あなた方の場合は①から、いきなり⑥に進んだようなものです。恋愛そのものは自然の催しですから善でもなければ悪でもありません。ただ、「恋は盲目」とか「恋に落ちる」とかいう表現があるように、恋愛は“愛”という美名の元に、その実は互いに「好き」という2人だけの身勝手な自己中心的な世界に浸って行く傾向が多分にあります。
 本来、愛とは自他一体の自覚であり、仏教で言う“慈悲”にあたり、相手の苦しみや悲しみを取り去り、楽を与えるという意味なのです。
 まだ、つき合いはじめて2ヵ月とのこと。あなたの彼女への“愛”がどれほどのものか? 愛という言葉で、互いの性欲を包んでごまかさず、上記の順序に従ってジックリ、愛を育てて行っていただきたい。
 あなたも彼女もまだ学生の身分です。将来に向かってしっかり勉強することが第一です。どうぞ、性欲の誘惑に打ち克って自分も彼女も大切にして、高貴なる学生生活を送ってください。幸せな未来を築くために!

 

このQ & Aは、『理想世界』平成16年6月号に掲載されました。
こちらから書籍検索できます。

この回答の中に出てくる書籍などについて、詳しいことが知りたい方や申込みをされたい方は、世界聖典普及協会日本教文社のホームページをご参照ください。

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