あなたの恋愛・結婚問題は?
体を許してしまい、罪の意識で苦しい
女性は結婚前に体を許すものではないと思い、ずっと守ってきました。それなのに周りの友達がどんどん結婚して行くのを見て寂しく感じ、サイトで知り合った男性と何度か会っているうちに彼は私に体を要求するようになり、何度か許してしまいました。別れた彼を責めるつもりはありませんが、男性不信になり、罪の意識が消えません。結婚を急いだ私が悪いのですが、早く立ち直りたいです。
今後は、同じ過ちを繰り返さないと決心し、今出来る身近なことから愛を与える生活をしてゆきましょう。
あなたのように一見古いと思われるような恋愛観が、現代においてもとても大切な素晴らしい恋愛、結婚観であると思います。
しかし、せっかく素晴らしい結婚観をもっていらしたのに、結婚を焦ったがためにサイトで知り合った彼に肉体を許してしまったことは何とも残念に思います。が、あなたが彼を責めるつもりはないと思われていることがせめてもの救いです。
『新版 女の生き甲斐』(生長の家創始者・谷口雅春著、日本教文社刊)には、「“知らずに犯した罪”と“知って犯した罪”」と題して、釈尊(しゃくそん・釈迦)と阿難尊者(あなんそんじゃ)の次のようなやりとりが紹介されています。
「阿難尊者が嘗(かつ)て釈尊に対して、『知って犯した罪と知らずに犯した罪と、どちらが重い罪でございますか』とたずねたときに、釈尊は『知らずに犯した罪の方が重い罪じゃ』と仰せられた。(中略)
『お前は焼火箸(やけひばし)を、焼火箸と知って握った時と、焼火箸と知らずに握った時と、どちらが大きく火傷(やけど)をすると思うか?』とお尋ねになりました。すると阿難は、
『無論、焼火箸と知らずに握った者の方が大きく火傷をいたします。何故なら、焼火箸と知って握るものは、あらかじめ熱いと知っているからソッと軽く握って直(す)ぐ放してしまいますけれども、焼火箸と知らずに握った者は、熱いと知らずに握りますから強く握ります。そして掌(てのひら)が熱くなったら吃驚(びっくり)して一層強く握りしめるかも知れませんから』と答えました」(245〜246ページ)
知らずに罪を犯す者は、それを悪いことと知らず、善い事かと思って、その悪を続けて止むことがないと釈尊は仰せられたのです。
あなたは悪いと知りつつ、要求されるままに体を許してしまったことを後悔しているのですから、先のたとえでいうと罪は軽いと言えますが、今後は、二度と同じ過ちは繰り返さないと断固として決心して下さい。
善い行いが良縁も運も引き寄せる
世間では、「一度限りの人生だからやりたいことをやるんだ」等と言う人がいますが、人間は生き通しの生命であり、何回も生まれ変わっては前世でやり残した人生の宿題を次の世で勉強するのです。
また、生長の家では「類は類を招(よ)ぶ」という“心の法則”を説いています。自分の周囲には自分の心の姿を映した事物や多くの人達がいて、環境はことごとく自分自身の心の鏡なのです。ですから、あなたと別れた彼とは、一時的ではあっても心の波長が合っていたから近づいたということになるのです。
植物は善い芽を出すためには、善い種を播(ま)かなければなりません。自分の運命を善くするのも同じで、善い行いをすることで、良縁でも運でも引き寄せることが出来ます。別れた彼は、あなたの魂を磨くために悪役を演じてくれた大事な砥石(といし)だったと思い、男性不信を感謝と祝福の祈りに変えてゆきましょう。
あなたは神様に愛されている神の子であり、一人で生きているのではなく、神様、ご先祖様、ご両親を始め天地一切の人、物、事に生かされているのです。これからは、今出来る身近なことから愛を行じ、感謝の心で日々をお過ごし下さい。
なお、各地の生長の家練成道場で行われている練成会(合宿して教えを学び、実践するつどい)に参加して、ぜひ浄心行(過去に抱いた悪想念を紙に書き、生長の家のお経『甘露の法雨』の読誦の中で紙を焼却し、心を浄める行)を受けることをお勧めします。必ず本来の素晴らしいあなたが現われます!
このQ & Aは、『理想世界』平成18年6月号に掲載されました。
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この回答の中に出てくる書籍などについて、詳しいことが知りたい方や申込みをされたい方は、世界聖典普及協会や日本教文社のホームページをご参照ください。
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