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Question & Answer

あなたの家庭での問題は?

質問 親の心ない言葉に傷ついています

私は小さいときから母の小言を良く聞かされてきました。例えば、「お前ができたから結婚したんだよ」「お父さんが結婚をやめようと言ったとき、お前ができたと知ってお父さんは嫌な顔をしたよ」「お前が夜泣きしたときは困って実家に泊まりに行った」「お前が小さいとき、お父さんはちっともお前と遊んでくれなかった」。母のこんな無神経な言葉がずっと引っ掛かって、大学まで出させてもらっているのに、未(いま)だに母と父に感謝できません。親は金を出せばそれで全てが済むと思っています。会社の上司からは「親孝行できないようじゃ一人前じゃない」とよく言われますが、それは親にもよると思っています。私の考えのどこがおかしいのでしょうか。
(H・A、28歳、男性、新潟県)

回答 親の無限の愛に目覚めたとき、心の底から悦びが

回答者:長田 忍(生長の家本部講師)

あなたは長年お母さんの小言を聞かされて、きっと聞く度毎に辛(つら)く悲しい思いをしてこられたのでしょうね。
 その小言もあなた自身に原因があるというより、お父さんとお母さんの心の葛藤や不調和が根っこにあるようです。今さらどうすることもできないことを言われ続けたのですから、理不尽に感じるのも無理からぬことです。こんな親になぜ感謝しなければならないのかと、言いたい気持ちもよく解ります。

母親が本当に加害者か

ところで、先日、アメリカで取組まれているDV(ドメスティックバイオレンス・夫や恋人からの暴力)を加える夫を教育・更生させるというテレビ番組を観ました。
 批難されるべき暴力的なひどい夫自身が、実は小さい時、執拗(しつよう)に親から虐待を受けてきたのでした。表面では忘れたようでも心の奥底に幼いときに受けた大きな傷を負ったまま成長し、未だに癒されていなかったのです。これは親への憎悪のエネルギーが転化して、愛すべき妻への暴力と表れたのではないか、と考えられているのです。
 番組では、幼児期の自分と客観的に向き合いながら、親に対する憎しみや恨みといった蓄積されたマイナス感情を素直に認め、DVを克服していきます。そして問題の夫は、実は虐待の被害者だったということなのです。
 ひるがえってお母さんは本当にあなたを傷つける加害者なのでしょうか。
 お母さんがあなたに小さい時から小言を言っていたのは、実はあなたを傷つけようとしたのではなく、自身の立場を擁護し、理解して欲しかったからではありませんか。
 お父さんとの不調和からでた苦しみの言葉、どんな辛い思いをしてあなたを育ててきたかを知って欲しい内心の叫びではないでしょうか。その叫びにも似た言葉を額面通りにしか受け取らず、お母さんの本心をあなたは聴いてあげてこなかった。
 そう考えるとお母さんの言葉が私には「あなたというかけがえのない貴い生命を守るために、どんな困難にも耐え、苦悩しながらも決してあきらめずここまで育ててきたのよ。それはあなたをこよなく愛しているから」という、力強く優しいメッセージにも聞こえてきます。

同じいのちでつながっている

人の本心は外面的な行動や表面的な言葉だけではわからないものです。青年となったあなたは今、過去に囚(とら)われず、その時親はどんな気持ちだったか、なぜそう言わざるをえなかったのかを親の立場から客観的・冷静にもう一度見つめ直してはどうでしょう。もっと違ったものが見えてくるはずです。
 もちろん両親に感謝することは強制され、義務でしなければならないから感謝するものではありません。親の無限の愛に目覚めたとき自然と心の底から湧(わ)き起こってくる「あぁうれしい、ありがたいなぁ」という、お父さんお母さんの生命(いのち)とひとつだったという悦びの発見ですね。その悦びの発見のお手伝いを練成会(合宿して教えを学び、実践するつどい)でしています。一度ぜひ参加してみて下さい。必ず悩みは解決します。

 

このQ & Aは、『理想世界』平成15年8月号に掲載されました。
こちらから書籍検索できます。

この回答の中に出てくる書籍などについて、詳しいことが知りたい方や申込みをされたい方は、世界聖典普及協会日本教文社のホームページをご参照ください。

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