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Question & Answer

あなたの家庭での問題は?

質問 家族が父のことを嫌っています

父は自分が一番偉いと思っているのか、何か言ったとき母が言い返そうとするとすぐに暴力に訴えようとします。私も子供の頃、父に何度も殴られました。また父が話すことといえば、他人や家族の悪口ばかりです。家族の誰もが、父のことが大嫌いで、みな無視しています。しかし、父は嫌われてることにまったく気づいていません。そんな父に家族は何の愛情も感謝も感じていません。正直、父が早く死ねばいいとさえ思っているのです。血は争えないといいますので、私も家族を持つと父のようになるのでしょうか。心配です。
(W・T、24歳、男性、大分県)

回答 優しさを求める前に、まず感謝の心を持ちましょう

回答者:坂江 建輔(生長の家本部講師)

父親の悪を見つめて、「死んでしまえ」と憎んでいると、かえって父親は変わりません。世の中には「認めたものがあらわれる」という法則があるからです。父親は家族の為に外で働いておればこそストレスもたまり怒鳴ったり叱ったりすることが多いのです。だから愛がないと見られがちですが、叱るのは愛のあるあかしではありませんか。
 あなたをこの地上に誕生させたいという神様の愛を、肉体という形で具現化して下さったのが両親なのです。だから両親の愛は神様の愛の現れです。この両親の深い愛に早く気がつかねばなりません。今日からは、父親に怒鳴られたら「こんなに愛してくださっている」と感謝の心で受けとめ、愛を表現するように心がけましょう。
『大調和の神示』(生長の家創始者・谷口雅春先生に神が示された言葉)には「汝(なんじ)らの兄弟のうち最も大なる者は汝らの父母(ちちはは)である。神に感謝しても父母に感謝し得ない者は神の心にかなわぬ」と示されています。父母を恨んでいると人生に喜びが感じられず、自分を憎むようになります。自己憎悪は自己破壊へとつながり、運命は決して良くなりません。

両親の愛は神様の愛

ある青年の話です。彼は自分を残して家出した父親を恨むことによって、母親も恨むようになり、やがて世の中を呪(のろ)って徹底的に反抗するようになり、遂(つい)には父親を殺して自分も死ぬことを覚悟しました。ところが、練成会(合宿して教えを学び、実践するつどい)に参加して、浄心行(じょうしんぎょう:過去に抱いた悪感情や悪想念を紙に書き、生長の家のお経『甘露の法雨』の読誦の中でその紙を焼却し、心を浄める行)で「お父さん、お母さん、有難うございます」と何度も唱えているうちに、今まで恨んでいた父親の優しい笑顔が次々と脳裏に浮かび、溢(あふ)れてくる涙の中で感謝の念が湧(わ)き上がり、父親を許すことができて、新たな自分に生まれ変わることができたのです。
 この青年のように、父親を恨んでいる限り、幸福な人生とはならないのです。あなたの本心は父親を愛したい、愛されたいと願っているのです。それ以上に父母はあなたを案じてくれているのです。

先祖供養で父母の恩を知る

「父母に感謝し得ない者は神の心にかなわぬ」と示された「父母」とある中には、父母の父母そのまた父母であるご先祖の霊も含まれるのです。神様のいのちが、先祖及び父母を通して地上に現れたのがあなたですから、ご先祖及び父母に対して感謝することが最も大切です。日々お仏壇の前で、ご先祖へ報恩感謝の真心を捧げましょう。生長の家のお経を読誦していると、ご先祖が自分の生命の中に一緒に生きていることが魂の奥底で感じられ、ご先祖の誰が欠けても今の自分は生まれていなかったことがわかり、両親へ尊い感謝の念が沸々(ふつふつ)と湧き上がってくるのです。
 今日の恵まれた生活はご先祖と両親のお陰であることを決して忘れてはなりません。優しい父親になってほしいと願うことよりも、あなたが父親に対してどれだけの感謝の心を与えたかということが大切です。「自分が変われば、相手が変わる」の言葉どおり、あなたの心が変われば、父親の心も変わってくるのです。今日からは、「お父さん有難うございます」と心の中で数回唱えてから、父親に感謝の真心を態度や言葉で表現して行きましょう。そうすれば、必ず愛深い父親に変わり、素晴らしい家庭となることでしょう。

(生長の家室蘭教区教化部長)

このQ & Aは、『理想世界』平成15年8月号に掲載されました。
こちらから書籍検索できます。

この回答の中に出てくる書籍などについて、詳しいことが知りたい方や申込みをされたい方は、世界聖典普及協会日本教文社のホームページをご参照ください。

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