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あなたの家庭での問題は?

質問 暴力を振るう母が好きになれません

父は14年前に病死し、母はスナックで働き、私と妹は施設や親戚の家に預けられて育ちました。母は、私や妹が自分の思うように動かないとかんしゃくを起こし、叩かれたことも何度もあります。勝手に自分たちを生んで、ほったらかして育てておいたのにと思うと、腹が立ちます。生長の家では「両親に感謝せよ」といいますが、愛情が感じられない私の母には絶対感謝できません。
(E・K、19歳、女性、宮城県)

回答 子は親を選んで生まれます。親子のいのちの一体感を自覚したとき、きっと感謝の思いが起きてきます。

回答者:上村 アリ子(生長の家本部講師補)

世界で一番大好きであり、自分たちを護ってくれるはずの母親から暴力を受けることはどんなに悲しいことでしょう。また、施設や親戚にあずけられて、本当に寂しかったでしょう。でもあなたは妹さんと二人でよく頑張って来られましたね。
 私は20代のときに夫との間で色々な事があり、子供を置いて家を出ようと決意し、その時、お墓に参り「何で私を生む前に死なんかったの。私を生む前に死んでいたらこんな苦しい私はいなかったのに」と亡き父と母に文句を言った事がありました。

愛があっても表現が下手なこともある

その後、8歳、7歳、5歳の子供を置いて家を出ました。子供たちはさぞ寂しく悔しかったと思います。今、あなたの手紙を読みながら、改めて子供の気持ちを感じます。
 2年後に子供と一緒に暮らせるようになりましたが、生活のため、家庭より仕事を優先していた私は子供の目線で話すことが出来ず、いつも命令口調で子供を叱っていました。
 片付けや宿題等をしていないとヒステリーを起して怒り、庭ぼうきがバラバラになるほど叩いたこともあります。でもそれは、子供が嫌いだから怒ったり叩いたのではありません。「出した物は片づける」ということを躾(しつ)けたいとか、高校に行くときに困らないように勉強をしてほしいという一心からだったのです。
 私は子供を大事に思っていましたが、子供は私の気持ちを分かってくれないと思い、いつもイライラして怒っていました。子供への愛情はありますが、表現の仕方が分からなかったのです。
 私は3歳の時に母を、15歳の時に父を亡くしました。私は母に抱っこされたり、頭をなでてもらった記憶もありません。私は母として、子供を愛するという表現が下手だったんですね。
 あなたのお母さんも私と同じなのではないかと思います。お父さんがおられない分、「自分がしっかり子供を育てないと…」という思いと、あなたや妹さんの将来のことを心配する気持ちとがあるけれど、日々の生活に追われ、きつい言葉になっているのだと思います。
 あなたも小さいときからお母さんの愛情を十分に受けていないので、愛されていてもそれが分からないか、母親に愛情はあっても表現が下手で、ギクシャクしているのではないでしょうか。
 あなたはすでに生長の家を知っておられるようですね。『大調和の神示』(生長の家創始者・谷口雅春先生が神から受けた啓示)には「神に感謝しても父母(ちちはは)に感謝し得ない者は神の心にかなわぬ」とあるので、教えと現実とのへだたりを感じて悩んでいるのだと思います。

愛を引き出すことで魂は高まる

あなたは「勝手に自分たちを生んで、ほったらかしにして育てておいたのにと思うと、腹が立ちます」と言いますが、生長の家では、人間がこの世に生まれてくるということは、自分の魂を高めるために、自分が親を選んで生まれてくるといいます。
 自分が寂しいとき、辛(つら)いときは誰でも「勝手に生んで」と親を恨んでしまいます。でも実は、私たちが親を選び、その環境の中で人間のうちにある神の子の無限力や愛を引き出すことによって自分の魂が高まるのです。その勉強のために人はこの世に生を受けたのです。
 あなたのお母さんも同じように父母を選んで生まれて来られたのです。そしてそのいのちのつながり、ご先祖様とのつながりの中で私たちは生かされているのです。
『大調和の神示』の言葉を知っているあなたの悩みは、心の中では、お母さんのことを分かりたいという気持ちがあるのだと思います。それは素晴らしいことです。
 あなたは、あなたの親を選んで生まれてきたのですから、同じいのちでつながっているのです。心からそう信じたとき、きっとお母さんのことが好きになり、ご先祖様のことも大切に思えるようになります。あなたのうちにある無限の愛をもって、お母さんに接してあげて下さい。

 

このQ & Aは、『理想世界』平成16年8月号に掲載されました。
こちらから書籍検索できます。

この回答の中に出てくる書籍などについて、詳しいことが知りたい方や申込みをされたい方は、世界聖典普及協会日本教文社のホームページをご参照ください。

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