あなたの家庭での問題は?
浪費して暴力を振るう弟を立ち直らせたい
29歳の弟は働き始めても一月も続かず辞めてしまいます。仕事に行かずに、家にいて不定期に食べては、寝たり起きたりで、携帯電話を朝から夜中まで使いまくり、さらにもっともらしい理由をつけて私や母にお金をせびります。そのお金は何百万にもなります。自分の思った通りに行かないと家中のものを壊したり暴力を振るったりします。私はこの歳になっても貯金もなく、汗だくで働いて得たお金も弟に吸い取られ、自分をきれいにするゆとりもないほどです。結婚したいという夢がありますが、こんな家庭事情では好んで一緒になる人もいないだろうと思い、悲しみがこみ上げてきます。弟が立ち直り、家族が幸せに暮らせるために私にできることは何でしょうか。
愛はすべてを癒し解決します。弟さんに愛語と讃嘆で、自分が愛された存在だと気づかせてあげましょう。
勇気を出して相談文を出されたK・Uさん、絶対に良くなって行きますよ! 元気を出して下さい。「人間・神の子、無限力」。解決できない問題はありません。あなたが生長の家に御縁がありましたことを祝福申し上げます。
文面からすると、お母さんとあなたと弟さんの3人家族なのでしょうね。そして、仕事になかなか就かないで浪費して暴力を振るう弟に家庭が振り回されているという状況であるというわけですね。一所懸命働いて、なんとかお母さんを助けて家を守ろうとしておられるあなたには頭がさがります。
弟さんの生活の不安定な状況は、弟さんの心が不安定であるからです。弟さんは、愛が欠乏しており、愛に飢えている状態を表しています。ですから、弟さんを救うためには、愛を表現して自分が愛された存在なんだということを分かるようにしてあげれば良いのです。
愛念を送れば、愛念が返って来る
生長の家の立教の意義を説いた「生長の家七つの光明宣言」(生長の家創始者・谷口雅春著『生命の實相』第1巻〈全40巻〉、日本教文社刊)には、「吾等(われら)は生命の糧(かて)は愛にして、祈りと愛語と讃嘆とは愛を実現する言葉の創化力なりと信ず」(18ページ参照)と説かれています。
愛を実現するためには祈りと愛語と讃嘆が大事なんですね。あなたの家庭を神様の愛の光で充満させましょう。そのためには、祈りを実践し、愛と讃嘆の言葉を使うようにしましょう。
ところが、いくら愛語・讃嘆を実践しているようでも、言葉だけの義理で言っているようでは自分も相手も感動しませんし、事態は良くなりません。そこに深き祈りがなければ、腹の底からの愛語・讃嘆となりません。根本に祈りが大事なのです。
では、どのように祈ればいいのか、『新版 幸福を招く365章』(谷口雅春著、日本教文社刊)をひらくと次の様に説かれています。
「あなた自身を通してすべての人々に『神の愛』を放出せよ。『神の愛われに流れ入り給いて、われを通して此(こ)の人を祝福し給う』と遇(あ)う人々毎(ごと)に念ぜよ。愛念を送れば、愛念が返って来るのである」(63ページ)
このご文章の中で、「此の人」のところに、弟さんやお母さんのお名前を入れて、それぞれの人の笑顔をイメージして愛念を送ると神様の光につつまれて、きっと素晴らしい弟さん・お母さんに出会えることになるでしょう。
相談文には、お父さんのことは書いてありませんが、もしお母さんと別れて家にいないのである場合、弟さんがお父さんの愛を得られず、潜在的に苦しんで荒れた生活になることが考えられます。この場合でも、そのお父さんの笑顔をイメージして、愛念を送ってください。万事が良くなっていきます。
「環境は心の影」と知る
人間の運命は、半分は過去世の業運であり、残りの半分の半分、つまり4分の1は高級霊の導きであり、4分の1は本人の努力であると言われています。K・Uさんの家庭に、すみやかに大調和が実現するために、次の3つのことが特に大事であると思います。
①生長の家総裁・谷口清超先生は、ご著書『「愛」は勝利する』(日本教文社刊)の中で、
「『環境は心の影』であり、私たちの周囲に不完全な人があらわれて見えるのは、やはり私たちの心が『本当の人間の心』をあらわしていないからであります。自分の心が悦びに充され、感謝に充され、『神の子・人間』の自覚に統一されていたならば、周囲の人は必ず『神の子・人間』の素晴らしい実相を顕わしてくれるに決まっているのです」(177ページ)
と説いています。「神の子・人間」を信じて、生かされているという事実に感謝し、その心で神想観(生長の家独得の座禅的瞑想法)や祈りを実修して、自分の実相(神が創られたままの本当のすがた)・お母さんの実相・弟さんの実相を観ずること。
②生長の家のお経『甘露の法雨』や聖典等を読んで真理を正しく知ること。
③K・Uさんの弟さんが浪費して、無駄なお金が出ていくのは、先祖供養や流産児供養が十分なされていないからと考えられます。毎日時間を決めて、祖先の供養をすることで浪費は消え、豊かな生活が実現します。悟りを開き神通力(じんつうりき)を増した祖先の霊の導きにより、きっと弟さんは立ち直り、K・Uさんの良縁も、一番いい時に適(かな)えられることでしょう。
先日、鹿児島空港から車で30分くらいの所にある「蒲生(かもう)の大楠」を見に行きました。樹齢1500年、樹高30メートル、目通り幹周24メートル、根回り33メートルの日本一の大楠です。その高さ、大きさには驚きましたが、巨大な幹の下から出ている大きな根には感嘆しました。1500年の間には、台風や地震など様々なことがあったことでしょう。それを乗り越えて、威風堂々と立つ大楠に畏敬の念で一杯でした。
K・Uさんにとって、今は台風が来たときのような辛い状況かもしれませんが、一日一日を大事に、御教えを実践するとき、いつか人生の台風は消え、喜びの日々を送られると思います。大楠は今も全ての体験を吸収して、生き生きとしています。
このQ & Aは、『理想世界』平成17年2月号に掲載されました。
こちらから書籍検索できます。
この回答の中に出てくる書籍などについて、詳しいことが知りたい方や申込みをされたい方は、世界聖典普及協会や日本教文社のホームページをご参照ください。
あなたの悩みにお答えします
◆ 相談・質問をお寄せください ◆
人間関係、仕事、恋愛、結婚、夫婦、家族、健康、教育、進学、性格、希望実現、環境問題、生長の家の教義など、解決の糸口がつかめない悩みや疑問をご相談ください。
内容を詳しく書いて、手紙、FAX、Eメール等で、『いのちの環』(総合誌)『白鳩』(女性誌)『日時計24』(青年誌)のうち該当する編集室宛にお送りください。匿名希望の場合でも住所・氏名・年齢・生長の家の信仰歴を明記してください。掲載しない場合でも、生長の家の教えによって解決を希望される方には生長の家講師等からのご返事をお送りします。
尚、webサイトに掲載して欲しくないという方は、その旨をご明記ください。
送り先
〒150-8672 東京都渋谷区神宮前1-23-30 生長の家本部内
『いのちの環』編集室「Q&A」係(25歳以上の方)
『白鳩』編集室「Q&A」係(25歳以上の女性の方)
『日時計24』編集室「Q&A」係(24歳以下の方)
FAX:03-5474-6372
Eメール
『いのちの環』:inochinowa@kyobunsha.jp
『日時計24』:hidokei@kyobunsha.jp