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あなたの家庭での問題は?

質問 働きもせず家にいる弟の将来が心配です

弟は28歳で、高校卒業後、いくつかのアルバイトの他は職歴がありません。ずっと両親と同居しています。家族の勧めは表面上は受け入れるものの、実際にハローワークに行ったり、応募したり、面接を受けたりということはしません。就職したいと言いますが、行動に結びつきません。本人は落ち込んでいる風ではなく、人当たりもよく、それなりに普通にしています。長く付き合っている彼女はいますが、外の人との交流は少ないようです。実家は弟を一生養える環境ではありません。他の兄弟はみな仕事をし、結婚しています。弟と両親がめたということは聞きません。将来のことを考えると弟に働いてほしいです。
(E・I、32歳、女性、石川県)

回答 生き甲斐は物質的な満足では得られません。弟さんを「神の子」と信じて、長所を認めてあげましょう。

回答者:高橋 秀行(生長の家本部講師補)

弟さんの将来を心配されているお姉さんのあなたの気持ちは分かります。私も27歳まで定職に就かず両親に心配をかけておりました。
 その当時は、何のために働かねばならないのか、また、生き甲斐とは何なのかと思い悩み、真実を探し求めていたのでした。そんな時、生長の家に導かれたのです。そこで学んだことは、世間的な成功である地位や名誉やお金を獲得することが人生の目的ではないということでした。そのことを生長の家創始者・谷口雅春先生はご著書の中で次のようにお説きになっています。

「『生き甲斐』とは一体何であるか。それは諸君の『内部理想』が完全に諸君の心情または行為を賞讃した時の感じである。諸君は物質に属するいかなるものを失おうとも、この『内部理想』の賞讃を失わなければ、生き甲斐を感ずることができるのである」(『青年の書』20ページ、日本教文社刊)

人が生まれてきた目的を知る

定職に就かず、学校にも行かず、就労に向けた具体的な動きをしていない「ニート」と呼ばれる若者が、現在は85万人もいるそうです。そういう時代と言ってしまえばそれまでですが、確かに価値観が変化しているのが現代です。
 今まで大企業、銀行等に就職できれば将来は安心して暮して行けると思われていたのですが、それすらどうかわかりません。また、異常気象などの自然災害、環境の悪化、核戦争の恐怖等の不安は増すばかりです。
 弟さんが何を考えておられるのか文面ではわかりませんが、将来の見通しが立たない不安から、その場しのぎの考え方になられたのかも知れません。しかしこの現象の世界に平安を求めても得られません。それでは、今のままで弟さんは幸福かというとそうでもないと思います。
 人間には生命の奥底より湧いてくる願いがあるのです。それを谷口雅春先生は「内部理想」と説きました。また、別のコトバで「実相」(神が創られたままの本当のすがた)とも言います。人はそれらを実現するためにこの世に生まれて来たのです。
 弟さんはそれに気づいておられない、目覚めておられないだけなのです。それで物質的な喜びや現状のままでいいんだというような安易な生き方をしたり、物やお金が豊かにあれば安心できるという考え方になっているのです。しかしそれらのものはいつか無くなるので、常に不安におののくことになります。
 では、本当の安心、平安はどこにあるのでしようか。それは自分の心の中にあるのです。真理を知ることによって本当の平安は得られるのです。
 生長の家では、現象として表われているこの世界の奥に、素晴らしい本当の世界(実相世界)があると説いています。その本当にある世界を心の眼で観ることによって現象世界に現し出す修行が「神想観」(生長の家独得の座禅的瞑想法)です。
 弟さんの今の姿は仮の姿で、実相の眼で観れば、本当は素晴らしい個性を持ち、生き甲斐のある人生を送ることができるのです。その事を信じてあなたが祈ってあげるといいと思います。そして明るい言葉で弟さんの長所を見つけて誉めてあげましょう。心で強く念じたことは必ずその通りに現れてくるのが心の法則です。
 さらに、この世に生を受ける機縁となられた両親への感謝、ご先祖様への供養を忘れてはなりません。

「人間は神の子」の自覚をもつために

人は魂を進歩向上させるためにこの世に生まれて来ていると生長の家では教えています。同じ環境で同じ様に育った兄弟姉妹であっても、それぞれの魂の発達の程度に応じて、それぞれ違った経験をすることになるのです。そして、『人間は神の子』の真理を知ることによって魂は目覚め、本当の自分に気づくことになるのです。
 魂が無限に向上するために、そして「内部理想」を実現することが生き甲斐に通じ、喜びに満ち溢れた人生にすることになることを分かってもらうためにも、弟さんにぜひ生長の家練成会(合宿して教えを学び、実践するつどい)への参加をお勧め下さい。
 弟さんは必ず人生の目的を見出し、素晴らしい人生を歩まれることでしょう。

 

このQ & Aは、『理想世界』平成17年5月号に掲載されました。
こちらから書籍検索できます。

この回答の中に出てくる書籍などについて、詳しいことが知りたい方や申込みをされたい方は、世界聖典普及協会日本教文社のホームページをご参照ください。

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