TOP > Q & A > 家庭問題

何でも相談Q&A

Question & Answer

あなたの家庭での問題は?

質問 父の暴言や暴力に耐えてきたが、もう許せない

家族のことで悩んでいます。幼いころから家族団らんがなく、母には愛情を注がれ育ちました。しかし父親は自分勝手な人間ですぐ怒り、転職を繰り返し、酒に溺れて生きてきました。常に父親の暴言や暴力に我慢し、母親、祖母がかわいそうだと思います。せめて自分だけでも母親に孝行したい一念で我慢をして両親に尽くしてきましたが、あまりにも父親の身勝手さに愛想が尽き、孝行する気もせました。父親は、悪いのは私や母親、義母だと責任転嫁し、自分を必ず正当化します。そんな父が許せません。私はなぜこの父親の許に生まれ、この父親から何を学び、どういう縁で結ばれているのか神様に聞きたいです。父親が改心する日は訪れるのでしょうか。どのように生きてゆけば良いのか教えてください。
(O・M、29歳、女性)

回答 人生の意義は「愛する」ことにあります。父親への憎しみを愛に変え、感謝の祈りを捧げましょう

回答者:澤田 伸史(生長の家本部講師)

父親の暴言、暴力、理不尽な行動に対するあなたのお悩み、お察しいたします。
 あなたの相談内容から察するに、あなたの心の根底には、家族が調和し「幸福になりたい」という願いがあるのですね。人間が幸福を求めることは自然のことで、だれでもそう願っています。幸福を求めるということは、生き甲斐を求めているのです。生き甲斐というものは、人間が人間らしく、人間本来の目的を生きるときにのみに感じられるのであり、別の言葉で言い換えると「人生の意義」ともいえます。
 それでは「人生の意義」とは何であるかというと、生長の家では、「人間は神のいのちがあらわれて人間となっているのであるから、神をこの世に生活の中に顕し行うのが目的である。そして神は愛であるから、人間は愛するためにこの世に生まれて来たのだ。愛することが人間の目的である」と説いています。
「愛する」ことが人生の目的であるにもかかわらず、あなたは父親を憎んだりうらんだりしているため、ますますあなた自身がつらくなるばかりで、問題解決にはつながらないのです。
 この「愛」について、『生命の實相』(生長の家創始者・谷口雅春著、日本教文社刊)に次のように説かれています。

日本にっぽん惟神かんながらの道では『愛』ということを『むすび』というのであります。『むすび』というのは『えんむすび』などの『むすび』などと同じ意味でありまして、愛の結合をいうのであります。これを古くから日本では『れい』という字をあてはめてムスビと読ませてきたのであります。つまり愛は産む霊でありまして、愛が無ければ『生命』は産まれることも育つことも完全にできないのであります。(中略)
 この大生命の愛が生きた肉体を備えて眼に見え手でさわることができるように現れて来ましたのが両親の愛であります」(第1巻、19頁)

このように神の愛が両親に宿り、両親は神の愛をもってあなたを愛し育てて下さっているわけです。あなたが今の環境の中から学ぶべきことは、深く切なる両親、特に理不尽な行動をとる父親からも真の愛を見出すことであり、その父親に対しどれだけ愛し、その愛を行ずることができるかが一番の課題なのです。

父親に感謝できるようになったとき環境は一変する

「どういう縁で結ばれているのか」とのことですが、前世からの深い因縁で結ばれていたご両親のもとへ、魂の生長のため、その家庭環境から学ぶべき勉強課題をもって必然的に親を選んで産まれてきたのがあなたなのです。
 父親の暴言や暴力は、家族を養い育てるために一所懸命外で働き、そこでいやなこと、辛いことにも我慢し相当の不満がたまっているからではないでしょうか。あなたはそんな父親の真の愛に気づかれたことはありますか。そこに気づくことがまず大切なことだと思います。
 生長の家では「環境は心の影」と説いています。この世の中には、自分の人生がどうもうまく行かないものだと考えたり、自分の運命や境遇を恨んだりする方も多くいらっしゃいますね。しかし前述したように人生の意義は「愛する」ことですから、すべての人や物や環境にも感謝し、愛を行い、すべてを生かすところに私たちの生きる道があるのです。そしてそこに人間として生まれた真の幸福を発見することができるのです。
 ですから、「父親が改心する日」を待つのではなく、まずあなたが父親を観る心を変え、さらに父親への愛を求める心を捨て、父親からどんなに冷たいしうちをうけた体験があろうとも、今まで憎んでいた父親を愛し、感謝の祈りを捧げることを行ってみてください。
 また、生長の家では『日時計日記』を発刊しています。父親への感謝の言葉をこの日記に毎日書き続けてみてはいかがでしょうか。父親の写真などを貼って讃嘆さんたんするのもいいですね。最初はうまくいかなくても、それを続けているうちに、父親の現象的な姿の奥に、真の愛を見出すことができるようになります。こうして父親に心から感謝できるようになったとき、あなたの環境は一変することでしょう。

(生長の家釧路教区教化部長)

このQ & Aは、『理想世界』平成22年1月号に掲載されました。
こちらから書籍検索できます。

この回答の中に出てくる書籍などについて、詳しいことが知りたい方や申込みをされたい方は、世界聖典普及協会日本教文社のホームページをご参照ください。

<< 前のページに戻る

あなたの悩みにお答えします

◆ 相談・質問をお寄せください ◆

人間関係、仕事、恋愛、結婚、夫婦、家族、健康、教育、進学、性格、希望実現、環境問題、生長の家の教義など、解決の糸口がつかめない悩みや疑問をご相談ください。

内容を詳しく書いて、手紙、FAX、Eメール等で、『いのちの環』(総合誌)『白鳩』(女性誌)『日時計24』(青年誌)のうち該当する編集室宛にお送りください。匿名希望の場合でも住所・氏名・年齢・生長の家の信仰歴を明記してください。掲載しない場合でも、生長の家の教えによって解決を希望される方には生長の家講師等からのご返事をお送りします。
 尚、webサイトに掲載して欲しくないという方は、その旨をご明記ください。

送り先

〒409-1501 山梨県北杜市大泉町西井出8240番地8182 生長の家メディアセンター内

  『いのちの環』編集室「Q&A」係(25歳以上の方)

  『白鳩』編集室「Q&A」係(25歳以上の女性の方)

  『日時計24』編集室「Q&A」係(24歳以下の方)

FAX:055-213-5022

Eメール

  『いのちの環』:inochinowa@kyobunsha.jp

  『白鳩』:shirohato@kyobunsha.jp

  『日時計24』:hidokei@kyobunsha.jp

page top ▲