あなたの病気・治病は?
遺伝性の病気におびえています
私の父は筋緊張性ジストロフィー症という筋肉が衰える病気を患っています。この病気は遺伝性があるということで、いつか自分も発症するのではないかと心配しています。今、結婚を考えている女性がいますが、このことを告げると「結婚してもうまくやっていけるか自信がない」と言われショックを受けました。この先、発症の不安の中で自分はどう生きていけばいいのでしょうか。
人間は肉体を超えた存在です。将来を思い悩むより、今与えられている恩恵に感謝したとき道は開けます
文面からあなたの誠実な人柄がうかがえます。お父様が病気とのこと、ご心配なことでしょう。ご様子はいかがですか。まず、お父様の健康を祈りましょう。
人間は、目に見える肉体ではなく、目に見えない生命です。これが本物の人間です。今のあなたが存在するのは、ご両親がおられるからです。この世に生んでくださったご両親にまず感謝しましょう。父母への感謝を深めることで人生は開けてくるのです。
遺伝性の病気で発症の不安があるとのことですが、あなたは現在、健康な様子ですね。今の健康な生活に感謝しましょう。今与えられている恩恵に感謝した時、人生は変わります。そして感謝の心はすべてを癒します。将来のことは誰にもわかりません。そのわからないことを不安に思うより、明るく感謝して生きることをお勧めします。
感謝の心で潰瘍性大腸炎が消えた
文面からは、あなたが働いておられるのかわかりませんが、今与えられた環境の中で精一杯生きて下さい。結婚を考えている女性のことで、将来の不安をお持ちですが、冒頭で述べたように、人間は肉体ではありません。自分の人生の主人公は自分なのです。自分の心が自分の人生の筋書きをつくるのです。その自覚があれば環境に支配されずに生きていくことができるのです。
心で何を認めるか、何を信じるかによって人生は変わります。明るい心は明るい人生を引き寄せます。解決する力も自分の中にあるのです。
かつて私は特定疾患の難病に指定されている潰瘍(かいよう)性大腸炎になり、「一生入退院を繰り返し、薬は離せないでしょう」との医師の診断を受けました。そのことがきっかけで生長の家にふれたわけです。
生長の家の練成会(合宿して教えを学び、実践するつどい)に参加して父母への感謝の大切さを学び、神想観(生長の家独得の座禅的瞑想法)という祈りを続け、さらに先祖供養をして、今自分にできることを精一杯しようと決意しました。
すべてのものに感謝の思いで信仰生活を続けたことや、私の回復を祈ってくれる母の信仰があったことで病気は完治しました。思えば、私にとって病気は苦しむためのものではなく、信仰生活に振り向くためのきっかけでした。そして真理を知り、本当の生き甲斐を知ることができました。
さらに人間は尊い存在であり、すべての人にその人でなければならない使命が与えられていることを知りました。神様のお役に立ち、より多くの方のお役に立つ生き方こそ人間に与えられた本当の歓びだったと気づくことができたのです。
「本当の自分」を知る大切さ
生長の家副総裁・谷口雅宣先生はご著書『心でつくる世界』(生長の家刊)で次のようにお説きになっています。
「『人間は神の子である』という言葉によって表わされる。しかし、このほかにも『人間の生命は永遠不滅である』とか、『人間は肉体ではなく、霊である』とか、『人間は神の自己実現である』などという言い方もされる。いずれの表現も、我々人間は、肉眼で見えるだけの「生まれ、育ち、病み、老い、かつ死ぬ」肉体的存在ではなく、その“背後”に完全円満な『神』の名に値するような素晴しい“本当の人間”があることを言い表わしている。この“本当の人間”と我々の肉体との関係は、人間と道具の関係として、つまり、人間がこの世で生活するための“道具”が肉体であり、また、地球という星で、あるいは四次元の時空間で人間が生活するための“宇宙服”が肉体である、などの譬喩を用いて説かれることもある。
この生長の家の考え方の中には、次の二つの要素がふくまれている:
①人間は肉体を超えた存在である
②人間は本来、完全円満である」(16〜17ページ)
このように本当の自分を知ることが、明るい生活への第一歩です。真理を深く学ぶことのできる生長の家講習会への参加や感謝の心を学ぶことのできる全国の練成会、青年会で真理を学ぶことをお勧め致します。
このQ & Aは、『理想世界』平成16年2月号に掲載されました。
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この回答の中に出てくる書籍などについて、詳しいことが知りたい方や申込みをされたい方は、世界聖典普及協会や日本教文社のホームページをご参照ください。
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