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Question & Answer

あなたの病気・治病は?

質問 ストレスに負けない自分になりたい

僕はストレスからすぐに下痢をしてしまい、いつも薬が欠かせません。会議で皆の前で発表しないといけないときや、お客さんの所に商談に行くときなど、たいていお腹の調子が悪くなるのです。どうしてこんなに精神力が弱いのかと情けなくなるのですが、自分をどう変えていけばいいのか分かりません。ストレスに負けない強い自分になるための秘訣を教えて下さい。
(M・T、27歳、男性、神奈川県)

回答 瞑想やプラス思考、感謝の心は脳の働きを活性化し、強い精神力、健康体を創造します。

回答者:畑中 良夫(医学博士・生長の家地方講師)

日本心身症学会は「心理的ストレスが症状に明らかに関係していると判断される場合に心身症と診断する」と定義しています。あなたの下痢は心身症と診断するのが妥当です。
 人それぞれ色々なストレスがあります。あなたのように、会議で発表することがストレスになるのでは仕事ができません。情けないですよね。甘えるなと怒鳴りたい気持ちです。とは言っても、あなたにはストレスと感じるのですから怒鳴っても解決しませんね。
 最近、あなたのような青年が増えています。
 有名なパブロフの条件反射をご存じですよね。イヌに鐘の音を聞かせて肉片を与える条件を繰り返しているうちに、イヌは肉片を与えられなくても、鐘の音を聞かされるだけで涎を流すようになるという実験のことです。
 あなたも、強度の緊張と下痢が重なった過去の出来事がトラウマとなり、条件反射的に下痢しやすくなっているのでしょう。

脳の構造に見る心と身体との関係

近年、MRI(磁気共鳴画像診断装置)などの画像診断学の発展に伴い、脳の働きとしての心の局在(特定の機能が限られた場所に存在すること)や、心身相関などの新知見が急速な進歩を遂げつつあります。
 脳は、人間で特に発達しているとされる「大脳皮質」、人間と他の動物と比較してそんなに遜色の見られない「大脳辺縁系」、そして大脳皮質と大脳辺縁系の働きを活発にしたり抑制したりしている「脳幹」の三分野に大別されます。
 大脳辺縁系は海馬、扁桃体、乳頭体、帯状回、視床下部などから構成されていて、情動の中枢として、内分泌系、自律神経系をコントロールしつつ内臓の働きを正常に維持しています。逆に、海馬に記憶された体験、また扁桃体に刻み込まれた恐怖体験などが、同じ状況、場面に遭遇したときに条件反射的に働き、自律神経失調を引き起こす結果、あなたの悩みである下痢を起こしやすくなるといった仕組みが明らかにされてきました。
 気の病(病気)として、私たちの祖先が大昔から経験的に、漠然として捉えていた、精神と身体とを相互に関連しているものと捉える「心身一如の思想」が科学的に解明されてきていると言えるでしょう。
 大脳辺縁系は無意識下で機能しています。この系の異常をリセットし、正常化する作業は、意識化で機能している大脳皮質前頭野の活性化を通じて行われることになります。この活性化を図る、理性やプラス思考、言葉の力、瞑想の力、イメージ療法、笑いの力などが人生成功の処世術として脚光を浴びるゆえんであります。
 大脳皮質—大脳辺縁系—自律神経・内分泌・免疫系の相互関係をプラスに活用することで強い精神力、健康体を創造することになります。
 生長の家では、精神鍛錬法として「三正行」の実践を強調しています。第一の行は生長の家の本を読んだり、『甘露の法雨』などの生長の家のお経を誦げること。第二の行は神想観(生長の家独得の座禅的瞑想法)の実修。第三の行は、感謝の心を持つことや人に深切をしていく生活を積み重ねる愛行の実践です。
 第一の行が大脳皮質前頭野を、第二、三の行が大脳皮質前頭野—大脳辺縁系を正常化します。
 この三正行が生活習慣として定着した時、ストレスに負けないあなたになるのです。

 

このQ & Aは、『理想世界』平成18年11月号に掲載されました。
こちらから書籍検索できます。

この回答の中に出てくる書籍などについて、詳しいことが知りたい方や申込みをされたい方は、世界聖典普及協会日本教文社のホームページをご参照ください。

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