あなたの病気・治病は?
過食で苦しむ妹を助けたい
妹は家に引きこもり、過食の症状が出ています。ヒステリーもあり、思春期の頃から感情を爆発させることが多く、たまりかねた親の「出て行け」の言葉で外泊したこともあります。自分で自分をどうすることもできないようで、50キロくらいだった体重が100キロを超えています。両親は外出もままなりません。私たちはどうすればいいのかアドバイスをお願いします。
妹さんの味方であることを本人が理解できる接し方で、成長を見守り、じっと待ってあげる態度が必要です
過食症は、愛情欲求が強く、自意識過剰の思春期の女性に好発する病気とされています。
過食症にはそれぞれ原因があり、治療法も原因によって異なります。
10代の過食症は成長過程の心理的葛藤が原因であり、成長とともに自然に消失します。20代後半まで
妹さんの年齢が不明であり、心理的因子に起因するかどうかはっきりしません。
妹さんは過食症だけでなく、肥満が強いようですね。肥満を放置しておくと、今流行のメタボリックシンドローム(高血圧、高脂血症、糖尿病合併)となり、最悪の場合には心筋梗塞、脳卒中などを
一度、内科、または心療内科のお医者さんに見て頂くことをお勧めします。
大人への成長過程で発症した過食症の一経験例を紹介します。
Mさんは医学部の女子学生。4年生に進級した春、実習で指導してもらった妻子ある教官に恋をしました。尊敬と恋心に、充実感一杯で勉学に熱中できました。その教官がアメリカに留学してしまい、それを境に、痩せたくて、小食を心掛けているのに、何か食べていないと落ち着かず、イライラするため、大量のお菓子を買い込んでは腹一杯、お菓子が喉に詰まった感じになるまで食べ続けるようになり、我慢の限界に達し、手を口に突っ込んで食べたお菓子を全部吐き出して、やっと過食発作は止まるが、翌日になるとまた強迫的過食を繰り返すという具合でした。
自己洞察を通じて、負けず嫌いで、完全主義で、自意識が強く、常にヒロインでないと満足できない自分であることを自覚できてくるにしたがって症状が軽快しました。
6年生の卒業試験の時に少し苦しんだようで、毎晩、私の家に電話をかけてきましたが、それを乗り越えてからは、自信ができたのか無事に卒業して医者になりました。
クラスメートの医師と結婚し、子育てと医師の仕事を上手に両立させているそうです。
家族の愛を実感できた時、成長への転機となる
妹さんは両親から十分な愛情(無条件の愛)を受けつつ成長してきたのでしょうか?
もし心が愛されているとの気持ちで満たされていないとすれば、自意識が芽生えてくる思春期に両親や家族に対して反抗的になり、感情を爆発させても不思議ではありません。
その時、叱ったり、嘆いたり、注意することは逆効果です。そんな時こそ、妹さんの味方であることを本人が理解できる接し方で、成長を見守り、じっと待ってあげる態度が必要であり、赤ちゃんや幼児に接するように、愛深く抱きしめてあげることが大切です。
こんな自分でも家族に愛されているのだと実感できた時、成長への転機となります。
お兄さんであるあなた自身が、祈って、じっと待ってあげて下さい。
生長の家の教えをあなたが実践し、次に両親が信仰するようになると最高です。
このQ & Aは、『理想世界』平成21年3月号に掲載されました。
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この回答の中に出てくる書籍などについて、詳しいことが知りたい方や申込みをされたい方は、世界聖典普及協会や日本教文社のホームページをご参照ください。
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