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Question & Answer

あなたのお子様の教育問題は?

質問 子供を叩くのは間違っているのでしょうか

先日、3歳になる息子が道路に突然飛び出し、車は急停止してくれ、運良く事故にはなりませんでした。似たようなことがこれまでにも何度かあり、その度に注意したのですが、今回もまたヒヤッとしたので、思い切り何回も叩いて分からせようとしたのです。後になって3歳の子にそこまでしなくても良かったのでは、と後悔しています。今はすぐに暴力をふるうと虐待とかで騒がれています。それを思うと、やはり子供を叩くということは間違っているのでしょうか?
(J・O、28歳、主婦、茨城県)

回答 優しい言葉で、子供に宿る神性(しんせい)を引き出しましょう

回答者:田中 準二(生長の家本部講師)

あなたが3歳のお子さんに対して、もう二度と車の前に飛び出さないよう、必死の思いで何度も叩かれたお気持ちは、人の子の親として当然のこととも言えるでしょう。私も同じ立場でしたら、とっさに同じようなことをしていたかも知れません。私はかつてある人から、「私は幼い頃、悪さをして母に激しくお尻を叩かれたことがあったが、叩かれて泣きながらも、母の私を思う愛情をひしひしと感じた」という話を聞いたことがあります。
 親とは本当に有り難いものです。ただ、親が感情的になって叩いた場合には、必ずしも子供は納得しないでしょう。ここであなたが言われるように、叩かないで子供が納得するような対処の方法が他になかったか、冷静に考えてみましょう。

まず子供に道理を言って聞かせましょう

まず、あなたは同じことが過去に何度かあったと言われています。これは、お子さんには、なぜ道路に飛び出すと危険なのかがまだ十分に理解できていないということだと思います。これは、3歳の子としては当然と思われます。しかし、本当にあなたのお子さんは急に道路に飛び出すことの危険性が理解できないのでしょうか。『生命の實相』第14巻(生長の家創始者・谷口雅春著、頭注版全40巻、日本教文社刊)には、次のようにあります。

「子供が強硬に反対に出ようとしたならば、われらはいかにして彼らを善導(ぜんどう)すべきであろうか。諸君よ、子供を道理のわからぬ者として軽蔑するな。腕力や叱声(しっせい)のほかに彼らをため直す方法がないと思うな。子供には神性がやどっている。神性は天(てん)の理(り)である。道理そのものである。『道理』が道理に従うのは自然である。大人に対していうように、子供に対しても諄々(じゅんじゅん)として説いてきかせよ。もし諸君のいうことが道理にかなっているならば、子供はその道理に従うことを必ず喜ぶものだ」(170ページ)

愛情をもって真剣に説いて聴かせれば、子供はなぜ道路に急に飛び出してはいけないかの道理を理解するものです。「道路に急に飛び出しては、スピードのある自動車に轢(ひ)かれてしまうのよ。お母さんはあなたを本当に大切に思っているから、今急いであなたを止めようとして走って来たのよ。運転手さんもどんなにか驚いたか知れないのよ。感謝しようね」というように、懇切(こんせつ)に説いてきかせれば、必ず事の重大さを理解することでしょう。

子供に「善き行い」を優しく求めましょう

また、子供は愛する親の喜ぶことなら何でもするものです。親がどんなに子供を大切に思っているか、また道路に飛び出すことはどんなに危険かという「道理」を伝えたら、次に「車には気をつける」という善き行いを優しい言葉で子供に求めるとよいのです。

「子供の性質や欲望を正しき善き方向に訓練するには強制的方法をつかってはならないのである。子供には強制するよりも、子供自身に宿る神を生かすように深切(しんせつ)な優しい語調で求めるがよいのである。『こうしてくれれば母さんはどんなに嬉しいだろう』という調子に善き行為をなすことを子供に対して求めるのである。かくのごとくするときは、子供は善きことをすれば人が喜ぶものであることを覚えはじめる。人が喜ぶのを見ることは自分もどんなにまた嬉しいものであるかを体験しはじめる」(同書172ページ)

ここでいう「子供自身に宿る神」とは、大人の言うことを聴かない子供の表面的な姿ではなく、その奥にある素直で純粋な、目に見えぬ子供本来の「いのちの相(すがた)」のことです。この子供に宿る「本当の相(すがた)」を心で認めて、コトバで励ましながら引き出すとき、大人の言うことを素直に聴く子供本来の姿が現れて来るのです。

 

このQ & Aは、『理想世界』平成15年8月号に掲載されました。
こちらから書籍検索できます。

この回答の中に出てくる書籍などについて、詳しいことが知りたい方や申込みをされたい方は、世界聖典普及協会日本教文社のホームページをご参照ください。

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