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Question & Answer

あなたのお子様の教育問題は?

質問 娘の悪い言葉づかいを直したい

中学二年の娘は言葉づかいが悪く、私や妻に向かって「うぜー」「切れてんじゃね?」「きしょい(気持ち悪い)」などと平気で言い、友人との会話でも意味不明の言葉が多くて何を言っているのか分かりません。このままでは非行に走らないかと心配です。悪い言葉を使っていると運命はよくならないような気がするのですが……。言葉づかいを改めさせたくてつい叱ってしまいます。でも娘は直そうとしません。本人にどう説得すればいいのでしょうか。
(W・Y、38歳、男性)

回答 子供の姿を通し、自分が本物の親になることが先決です。親のその努力が子の運命を良き方向に導きます

回答者:大嶋 操(生長の家本部講師補)

よく言われていることですが、中学生の年頃は、誰もが経験する“反抗期”だから、言葉づかいが悪かったり、親に反抗的だったりする。時が経てば、自然と直ってしまうよ、と。
 今、社会人になって立派に活躍している若い男女にも、この相談文について質問をしてみました。すると、やっぱり同じような回答が返ってきました。
 ひとりの若者は語ってくれました。
「自分もその頃は、訳もなく親のやることが気に入らなくて、反抗的な態度を取っていました。でも社会人になって変わりました。そんなの放っておけばいいんです。時間が解決してくれます」と。
“時間が解決してくれる”それが回答です、と言ったら、身もふたもないですね。あなたからすれば、「相談するんじゃなかった」で終わりです。しかし、これは私が採用したい回答の一つであります。
 なぜか――
 中学生の頃というのは、心身ともに大人になりかけで、周囲の人々のことはもちろんのこと、自分の感情や気持ちさえ分からないことが多いですね。ご自身の若い頃を奥様と振り返ってご覧になると、思い当たるふしもあると思います。
 親からその人の経験にもとづいた説教をいくらされても、その言葉は、娘さんにとって自分の自由を束縛するもののようにしか感じられない。だって娘さんにとって“中学生”であることは、生まれて初めての経験なんですから。
 それで、「うざい」「きもい」といった、はやりの言葉で跳ね返すのが娘さんの精一杯の表現なんでしょうね。
 しかし、感情的には跳ね返しながらも、その時言われた親からの言葉は、娘さんの心の中に確かに残っています。年を重ね、様々な人生経験をする中で、親の言った言葉やその時の親の思いが少しずつ分かってきます。これが“時間が解決してくれる”ということではないでしょうか。
 あるいは、何かをきっかけに自分の本当の姿、親や周囲の愛情などが一気に分かる場合もあります。生長の家の教化部(布教・伝道の拠点)や練成道場などで合宿して真理を学び実践する「青少年練成会」では、子供さん達が本当の自分に目覚めてゆく体験が数多く報告されています。

“素晴らしい親”になる機会を与えてくれた娘さん

親御さんお二人が、娘さんの言葉づかいが悪いと“非行に走らないか”“運命がよくならないのではないか”などと心配し、いろいろ考えたり、叱ったりして、今回、真剣に相談をされている。そして、親としてできることを精一杯娘さんに注いでゆく。その姿勢自体が、娘さんはもちろんのこと、親御さんも生長させてゆく。言い換えれば、娘さんがお二人に“本物の親になること”を教えてくれているのだと思います。
 ですから、厳しい言い方になるかも知れませんが、“娘をどう説得すればいいのか”ということを考えるのではなく、どうしたら自分たちが「本物の親」になれるかを、ご自分たち自身で真剣に考えられることをお勧めします。
 その本物の親になるとは、いかなることか。それは、子供に宿る「神の子」を認め、それを引き出せる親になれるかどうかではないでしょうか。「神の子」を引き出すのは、美点や長所を認める親の言葉にかかっているといっても過言ではありません。
 こうして本物の親になろうとするそのお姿が、娘さんの運命を良き方向に変えてゆくことになることは間違いありません。“素晴らしい親”になる機会を与えてくれた娘さんに、心から感謝されることを望みます。

 

このQ & Aは、『理想世界』平成21年11月号に掲載されました。
こちらから書籍検索できます。

この回答の中に出てくる書籍などについて、詳しいことが知りたい方や申込みをされたい方は、世界聖典普及協会日本教文社のホームページをご参照ください。

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