あなたの希望を叶えるには?
夢の見つけ方が分からない
今フリーターをしています。大学を出て1年目のときは就職活動をしていましたが、最近はしていません。何かやりたい仕事でもあればいいのですが、これといってありません。履歴書に書けるような特技や資格もありません。でもアルバイトを一生続けるつもりはありません。なんとなく毎日が過ぎてしまいます。夢はどうやって見つけたらいいのですか。
周囲の人や物に感謝の念を起こし、自分の内なる神の声に耳を澄ませば、本当の願い(夢)が分かります。
私の住む街、長崎県佐世保市にあるJR最西端の駅の壁に、こんなコトバが掲げられています。
「すばらしい人生ではないかもしれない。しかし、すばらしい生き方はできる」
今のあなたに「今・此処(ここ)」という、与えられた環境を大切に生きてほしいから、このコトバを贈ります。そして、「すばらしい生き方」に焦点を当てて、あなたの質問にお答えします。
夢を実現させていく過程に魂の生長がある
あなたは今までにどんな夢を描いたことがありますか。学生時代や、そして社会に出て、「こうしたい、ああなりたい」と、夢と言わないまでも、大きな希望があったと思います。そのことごとくが望み通りいかないと、希望を持つのも、夢を見るのも嫌になってしまいますね。
私はかつて、オリンピック選手になりたいとか、宇宙飛行士になりたいとかと、少年のときに夢を描いたことがありましたが、実現できませんでした。結構レスリングも強かったし、真面目に勉強もしたんですけどね……。
今考えてみると、夢はあっても、勇気をもって真剣にその道に進んで行かなかったから実現しなかったのだし、その「夢」自体も人の評価にとらわれて、本当にやりたいものであったか疑わしいようです。
あなたはどんな人生を送りたいですか。なんとなく毎日が過ぎていくのが嫌で、夢を見つける方法を質問されるあなたですから、あなたの本心は、夢をもって明るく努力する人生を望んでいらっしゃると思います。
夢に向かって前進する人生を歩むためには大事なことがあります。それは、「夢は実現するよりも実現していく過程が大切である」こと。そして「夢を追うあなたの魂の生長が大切なのだ」ということです。それをしっかりと認識して下さい。
目に見える世界よりも(夢の実現によって得る地位や名誉、賞賛や豊かさよりも)、夢の実現のためにいかに努力し、苦難を乗り越え、何が来ようと明るく喜びをもって物事に対していったかというような、あなたの精神的成長や魂の生長を一番大事なものと私は考えます。
このことを理解すると、夢の見つけ方のポイントが変わり、もっと自由で、とらわれのない気持ちで夢を見つけ、追いかけることができます。
生長の家創始者・谷口雅春先生は、『夢を描け』と題したこんな詩をお書きになっています。
「若きと老いたるとを問わず
兄弟よ、夢を描け、
蜃気楼(しんきろう)よりも大いなる夢を。
夢はあなたの肉体を超えて虚空(こくう)にひろがり
ひろくひろく宇宙にひろがる雲となって、
あなたをより高き世界へ
あま翔(か)けらす大いなる翼となるであろう。(以下略)」
『生命の實相』第20巻〈全40巻〉、日本教文社刊、189ページから引用)
夢も希望もすでに与えられている
夢はあなたの中にあり、夢を見つけるのもあなた自身なのです。朝夕、夢を見つけるために神想観(生長の家独得の座禅的瞑想法)を続けましょう。
まず、あなたの周囲の一切のもの、特に父母に感謝して、神想観の祈りのコトバを唱えていきます。そして神の無限の智慧(ちえ)、愛、生命、供給、悦(よろこ)び、調和が自分の内に流れ入る様をじっと心の眼で観るのです。
「神の無限の生かす力、吾(われ)に流れ入る、流れ入る……。神の無限に生かす力に満たされている、生かされている」
と繰り返し念じながら、神様に生かされている真実を一息一息、丁寧に観じます。そして、
「既に全てのものが与えられていて、仕事も家庭も、夢も希望も、それを実現する能力も与えられています」
と観じるのです。このとき、出てくる想いがあるとすれば(いつか必ず出てきます)、それがあなたの夢となります。
どんな大きい夢でもかまいません。「今・此処」を大切に、楽な気持ちで夢を求めて行くのです。たとえその夢が人生の中で実現しなかったとしても、夢を追いかけ、大きな魂の生長を遂げる「すばらしい生き方」はできるのです。頑張ってネ!
このQ & Aは、『理想世界』平成17年2月号に掲載されました。
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この回答の中に出てくる書籍などについて、詳しいことが知りたい方や申込みをされたい方は、世界聖典普及協会や日本教文社のホームページをご参照ください。
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