あなたの希望を叶えるには?
言葉に出したくらいで願いがかなうの?
受かると確信していた大学に落ち、今浪人生として予備校に通っています。親が、「すでに○○大学に合格しています」と書いた紙を部屋にはり、それを言葉に出して勉強すればいいというのでやってみました。親は言葉の力というものを信じているようですが、そんなことで大学に合格できるものでしょうか。言葉に出したからといってそれが実現するほど世の中甘くはないと思いますが。
神はコトバによって万物を創造しました。神の子である人間もコトバによって創造する力が備わっています。
予備校に通っているとのことですが、まず、どの大学に進みたいのかを考えねばなりません。たとえ入学できたとしても、そこがあなたに相応(ふさわ)しくなければ喜べないものとなってしまいます。やはり自分に相応しいかどうかを考えることが必要ですが、その正しい判断は、日頃から両親に感謝している人には容易に出来るのです。
なぜかと言えば両親への感謝が出来ている人は父母なるものの奥にある大生命(神様)と直結しているので、自然と進むべき大学も気づかせて頂くことになります。
さて、“コトバ”というのは、生長の家では口を使って話すことや、心の想いや、体の動きや表情のことを指しています。ではこの“コトバ”にはどのような力があるのでしょうか。
宇宙の最始源では目に見えるものは皆無であったと考えられます。しかし皆無の中から太陽系や地球や人間が発生したのです。そしてその皆無が「創造の本源者」であり、私たちはそれを「神」と呼びます。
朝目覚めた瞬間「ああ、私は今ここにいる」と誰もが思うでしょう。その思いが「吾(われ)在り」の自覚であり、その自覚を基盤として行動を始めようとしますね。それと同じように「創造の本源者」である神様も「吾在り」の自覚により、神ご自身が生命波動(コトバ)を発して地球や星を造ったり、鉱物や植物や動物を造り出されたのです。
そして神様は最後に自己自らを最高完全に顕現したところの人間を創造されました。神は人間を神そのものの如く、無にして無尽蔵なる働きができる人間を創造されたのです。つまり神は、人間の中に自分と全く等しい神性をつぎ込まれたのです。したがって人間は本当の姿「実相」においては神の如く完全であり、自由自在であり、「無」より「一切のもの」をコトバによって創造する力を備えているのです。
願いを潜在意識に浸透させる
ですから、○○大学に合格したいと思うならばそれを紙に書き、言葉に出して具体的に希望することが必要です。この思い浮かべが「生命の波」即ちコトバであって、宇宙の大生命(神)の波に感応・交流し、大生命を動かして一切のものを造り出す働きをします。
「○○大学に合格したい、いや既に合格している」という強いコトバは、単に表面の意識のみならず、あなたの表面の意識の奥にある潜在意識にまで浸透して行きます。潜在意識の奥の奥は宇宙の意識と繋(つな)がっていますから、何の勉強が必要かが自然と不断の努力の中から教えられることになります。
この不断の努力というのが大切で、希望の実現には努力を続けることが欠かせません。あなたにとっては今、真剣に勉強に取り組むということが必要です。コトバの力を理解することによって、合格への自信や勉強への意欲が高まって来ることでしょう。
なお、生長の家独得の座禅的瞑想法である「神想観」を実修して、祈り(明るく確信に満ちたコトバ)を潜在意識に徹底させて行けば、さらに素晴らしい結果を呼び込むことができます。どうぞ実践して下さい。
このQ & Aは、『理想世界』平成18年1月号に掲載されました。
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