あなたの希望を叶えるには?
神に祈れば金持ちになれるの?
不動産会社で働いています。給料が少ないわりに残業が多く、夜の11時近くまで働くこともざらです。お客の中には高額な不動産をポンと買う人がいて、うらやましくてなりません。僕もそんな人たちの生活にあこがれますが、かなわない夢でしょうか。神にどのように祈れば、事業で成功したり、お金持ちになることができるのでしょうか。もしお金が貯まったら、そのお金を福祉や人の役に立つことに使いたいと思っているのですが。
人のためになる働きをするのが“愛”であり、愛を実践すればそれが“富”に変わります。
夜遅くまで仕事をされているあなたは周りの方々から信頼され、また、責任感の強い方なのかもしれません。仕事を通じて不満に思われることもあるかもしれませんが、不満に思うことに対して文句を言うような気持ちではなく、まず、心を切り替えることが大事です。
給料が多い少ないにかかわらず、仕事を与えられ、夜遅くまで働ける健康な体を持ち、日々の生活の糧を得ていることに感謝の気持ちをもって生活しましょう。そして、さらにあなたがこの世に誕生する契機となったご両親、ご先祖様にも感謝して下さい。
相談文では、高額な不動産をぽんと買えるような生活にあこがれを持ち、さらにそのようになりたいとのこと。現代人にとって経済的に成功することがひとつの理想のように考えられています。
しかし、高額な不動産をぽんと買える人たちは、ぽんと買っているように見えながらも、きっと様々な苦労を経て、根気強く努力し、不動産を購入できるだけの資産や社会的な信用を得るようになったのです。単に、お金持ちになりたいというだけではなく、あなたが社会に対して何を与えているかという視点から考えてみて下さい。
今できることから人のためになることをする
最近、IT企業経営者のことが話題になっていますが、ご存知の通り、IT業界は日進月歩し、めまぐるしく変化しつづけており、そんな激しい環境の中で仕事をしている人たちは時代の寵児(ちょうじ)のようにもてはやされています。
私は最近、あるIT経営者の書いた本を読む機会がありました。彼は、最初から何もかも恵まれた状態だったわけではなく、夢を抱き、目標を掲げ、一歩一歩、努力していったことがわかりました。そして、最も興味深かったのは、自分の夢を手帳に書き、常に肌身はなさず持ち歩いているということでした。
IT企業の経営者だから、電子手帳を使っているのかと思いましたが、そうではなく、一般のビジネスマンが使うようなバイブルサイズの手帳だそうです。そして、その手帳に自分の夢を書き込んで行く。さらに、自分の現状を記し、10年、15年先に、目標に到達するにはなにをすればよいのかに優先順位をつけ、それを実行するそうです。自分の夢と自分の今の現実との差を埋めることが大事だと書かれていましたが、生長の家で言う「言葉の力」の応用だなあと思いました。
生長の家創始者・谷口雅春先生は『生命の實相』(全40巻、日本教文社刊)第8巻に「富とは人のためになる働き」と題してこうお説きになっています。
「大体『富』というものはたんに物質の分量が多いということではないのであります。『富む』というのは『人のためになる働きをする何か』が多いということであります。人のためになる働きをするのが『愛』であって、愛を実践すればそれが『富』に変わるのであります。今までにも多くの『富』をこしらえた人たちは、多くの人々のためになる働きをした人ばかりであります」(124ページ)
そして、富を求める人のためのこんな祈りを紹介していますので熟読し、実践して下さい。
「天地(あめつち)の造り主にましましわが生みの親にまします神よ。どうぞわたしの天分にかないますところの、できるだけ多勢の人のためになる善き知恵を与え給え。そしてその善き知恵を実現しうる生命力を与え給え」(151ページ)
あなたにはあなたにしかできない使命があるはずです。お金がたまってから福祉や人の役に立つことに使うのではなくて、今できることから人のためになることを実践して下さい。あなたはまだ若いので、きっと成功できるはずです。これからのご活躍をお祈りします。
このQ & Aは、『理想世界』平成18年3月号に掲載されました。
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この回答の中に出てくる書籍などについて、詳しいことが知りたい方や申込みをされたい方は、世界聖典普及協会や日本教文社のホームページをご参照ください。
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