あなたの希望を叶えるには?
金持ちになりたい自分。借金した挫折から立ち直れない
僕はサラリーマンをしていましたが、遊んだり車を買ったりするお金が欲しかったことで商品先物取引や株式投資にのめり込みました。最後には人にもだまされ600万円近くの借金をつくってしまいました。借金の督促が職場にまで来るようになったので、仕事は辞め、結局、親に頼んで返済してもらいましたが、お金を失ったことや家族に迷惑をかけてしまったことが情けないです。少しでも早く仕事を見つけて親にお金を返していきたいですが、自分はダメな人間に思えて前向きになれません。金持ちになりたいという思いは今もありますが、私の考えは甘いのでしょうか。
富とは、人のためになる働きをする何かが多いということ。愛を実践すればそれが豊かさへと変わります。
あなたは、これまでの人生で経験した出来事を悔やみ、また情けない自分を責めるという辛い日々を送っているようですね。そのような生活から心を一転して、光り輝く人生を歩む方法がここにあります。
すでに起きてしまったことは、どんなに悔やんでも悩んでもどうにもなりません。かえって心が捉えられ、暗くなってしまうばかりです。その結果、「自分はダメな人間だ」と自らを否定してしまい、ますます心がすさんでしまうものなのです。
それよりも、これからの人生を明るくするためにはどうすればよいのか、心を改めるとすればどのようにすればよいのかなどについて、明るく積極的に考えていきましょう。
ところで、あなたは本当の豊かさとか、富を有することの意味をどのように理解しておられますか。生長の家では、この「富」や「豊かさ」について、『生命の實相』第8巻(生長の家創始者・谷口雅春著、全40巻、日本教文社刊)の中で次のように説いています。
「大体『富』というものはたんに物質の分量が多いということでないのであります。『富む』というのは「人のためになる働きをする何か』が多いということであります。人のためになる働きをするのが『愛』であって、愛を実践すればそれが『富』に変わるのであります」(124ページ)
現在のあなたの生活は、これまでのあなたの心の習慣性が形造った“結果”といっても良いでしょう。ナスを収穫しようと思っているのにキュウリの種を蒔いたのでは、“結果”としてナスは収穫できません。
心の中に「富」や「豊かさ」についての正しい考え方を持つことです。単に“金持ち”になりたいという私欲の願望だけではその夢は実現しないのです。“金持ち”になって、多くの人のためにどのように尽くさせて頂くのがよいのか……と、たくさんの愛の心をもって生活(努力)をするのが何よりも大切なことなのです。
あなたは現在、仕事を探しておられるようですが、ぜひともこのことを念頭に置かれると、最もふさわしい仕事が見つかるものと確信します。
過去を悔やむより、両親に感謝する生活を
さて、大きな借金を親に払っていただいたとのことですが、ご両親への心の持ち方が大切です。迷惑をかけてしまったことを悔やむばかりでは何の進展もあり得ません。それよりも、大きな借金すらも返済してくださったご両親の深い愛に対して、心からの感謝をもってこれから生活していくことをお勧めします。
ご両親は、あなたが過去にこだわり悔やみ、悩む姿を見るよりは、もっと先を展望し、明るくはつらつと生きる姿を見ることを喜ばれるにちがいありません。自分がダメな人間に思えて前向きになれないのは、実はご両親に対して心からの感謝がないからなのです。
父母の愛があったからこそ、あなたがこの世に生を受けることが出来たのであり、また誰一人としてご先祖さまが欠けることなくいらっしゃったからこそ、この人生を営むことが出来るのです。
生長の家は、常に神様と心の波長を合わせた生活をすることの大切さを説いています。ご先祖さまや父母の愛に感謝することは神様への感謝につながります。そしてそれはそのまま、神様の智慧の導きに叶う道であります。『大調和の神示』(谷口雅春先生が神から受けた啓示のひとつ)には、次のように示されています。
「神に感謝しても父母に感謝し得ない者は神の心にかなわぬ」
どんなに神様に感謝の心をもって生活をしていても、父母への感謝がないようでは神様の導きを受けることが出来ないというのです。生長の家のこの根本的な教えを生活の中に取り入れて、まずは父母に対して明るく豊かな心で感謝し、人生を歩んでゆきましょう。その心持ちでご両親にお金の返済をされるとよいと思います。
生長の家練成会(合宿して教えを学び、実践するつどい)では、神想観(生長の家独得の座禅的瞑想法)の実修によって、自己に内在する本当のすがた(実相)を知ることで、多くの方が喜びの人生のスタートを切っておられます。
難しい局面にある今こそ、心の転換の大きなチャンスです。あなたも練成会に参加して、過去の悩みを語る生活から一転し、一切の人や環境に感謝し、ご両親に感謝する生活をなさることをお勧めいたします。
心を明るくもって、プラス思考で物事を捉え、家庭の光となって素晴らしい人生を歩んでいきましょう。
このQ & Aは、『理想世界』平成18年11月号に掲載されました。
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この回答の中に出てくる書籍などについて、詳しいことが知りたい方や申込みをされたい方は、世界聖典普及協会や日本教文社のホームページをご参照ください。
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