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Question & Answer

あなたの希望を叶えるには?

質問 夢を認めてくれない父親が憎い

父は酪農をしていて、僕は高校卒業後、父と一緒に働いています。僕には料理人になりたいという夢があります。きょうだいは男が僕だけということもあり、父にこの話をしても家業を継げの一点張りです。父が憎くて話もしたくありません。いっそのこと、家を飛び出したい気持ちです。このまま嫌な仕事を我慢して一生過さなければいけないのでしょうか。
(U・H、20歳、男性)

回答 道は一つだけではありません。お父さんの思いを考えた上で、あなたの夢の実現を図りましょう

回答者:大槻 健晴(生長の家本部講師)

最近の若者の中にはシェフや料理人になりたいと言う人が多いようですね。料理人をモデルにしたテレビやマンガもあり、料理人の名が知られてきていることも影響しているのかも知れません。あなたの文面からは酪農が嫌な詳しい理由が分かりませんが、肉体的にも、経営的にも現状は厳しいことなどからでしょうか。
 あなたが自分の夢を叶えたい気持ちはとてもよく分かります。でも、お父さんの気持ちも理解できるのです。なぜならお父さんが現在の牧場を築くには、言葉には尽くしきれない苦労があり、そこにはお父さんの汗を流した半生の歴史があるのです。その大切なものを愛するわが子に譲り、次の代にも維持発展してもらいたいという思いでいっぱいなのです。
 実は私に牧場を経営している叔父がいます。この叔父は教員を志望していたのですが、視覚障害があり教員にはなれないと言われました。そこで山野を切り開く開拓団の一員になり、木を切り、土を耕し、野菜を作り、牧場作りの道を選びました。その間の苦労は並大抵ではなかったと思うのです。その果てに数10頭の乳牛を飼育するに至りました。
 叔父夫婦は読書好きで、肉体労働を主とした仕事よりも、文系の仕事に向いているように思いますが、そのような不満を聞いたことがありません。そればかりか暇をみては好きな読書をし、各種の通信教育を受けたり外国語を学んだり、小説を書いたり、自己啓発に余念がありません。そんな中で育った長男は、何のためらいもなく家業を受け継ぎ、逞しく誇りをもって日々働いています。
 この叔父だけでなく、いろいろな事情により志望した職業につけず、他の道を選んで成功している人は枚挙にいとまがありません。私の現在勤めている生長の家教化部の事務局長も高校・大学ともに農業科を出て、その方面の会社に勤めていました。しかし当時の教化部長からの再三の説得で、とうとう畑違いと思われる現在の職場に勤めるようになりました。生来努力家の彼は現在、事務局長としてパソコンなどを駆使して八面六臂の活躍をし、皆に喜ばれています。
 また、ある脳神経外科の院長は噺家になりたかったが親に大反対され、結局親の喜ぶ医者になりました。大学では落語研究会を作り、医業のかたわら落語を勉強して、芸名をもらい、毎月「病院寄席」をやって患者の病気治療に役立てたり、出張落語もこなしています。

あなたの生命を生かす道は無限にある

この様に本業を持ちながら自分の好きな道を生かす方法もあるのです。人間には無限の可能性があるので、どの道を選んでも、その仕事を通して生命を生長させることができます。内なる可能性を引き出し、生命を生長させるところに本当の生き甲斐があります。
 神に感謝しても父母に感謝し得ない者は神の心にかなわぬ」と生長の家では教えています。酪農の仕事をしてお父さんに喜んで頂きながら、料理の勉強もし、牛乳を料理に生かす道も工夫されたら如何でしょうか。
 以上の回答でも、どうしても料理人になりたいのでしたら、お父さんに「後を継ごうとも考えたけれど、これこれの理由でどうしても料理人の道を歩みたい」と誠意をもってお話ししてみて下さい。そのとき、「本当のお父さんは物わかりの良い人だ」と拝みながらお話しすることが大切です。きっと理解して下さることでしょう。

(生長の家長野教区教化部長)

このQ & Aは、『理想世界』平成19年2月号に掲載されました。
こちらから書籍検索できます。

この回答の中に出てくる書籍などについて、詳しいことが知りたい方や申込みをされたい方は、世界聖典普及協会日本教文社のホームページをご参照ください。

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