あなたの希望を叶えるには?
迷惑ばかりかけてきた自分。生まれ変われますか?
新潟や石川の大地震のときに支援に駆けつけたボランティアを見て、自分のことをさしおいて、どうすればそんなに積極的になれるのだろうかと思いました。僕は体も弱いし、学校の成績も悪いし、ボランティアなど人と何かをやっていく協調性もありません。部活もバイトも長続きしないし、いつも親に迷惑ばかりかけてきて、自分には人のためにできることは何もありません。だけど生まれ変われるならそんな自分を変えていきたいです。
人生上の経験にムダなものは一つもないと理解し、何でも明るく考え、できることから始めましょう
あなたのご相談を拝見していて、「多くの人の役に立つ生き方がしたい!」という強い願いが伝わってきました。これは向上心の表れでとてもスバラシイことです! 21歳の若さでそのような願いを持つということはなかなか前途有望ですよ。
自己改革の第一歩は、「人の役に立ちたい!」という思いが自分の内に宿っている事実を知り、それを肯定的に考えるところから始まります。なぜそのような思いや理想が湧き上がってくるかというと、それは人間の本質が元々“善”だからなのです。もしそうでなければ、「善を実行しよう!」「人の役に立とう!」という思いは出てこないハズです。
あなたは、少し過去の自分にとらわれ過ぎているようですが、過去の出来事を悔いるだけでは、そこからは自分にとってプラスになるものが生まれることはありません。過去から何を学び取るか、また過去をどのように解釈するか、が大切です。
あなたにぜひ知って欲しいのは、「物事の明るい面を見る」という“日時計主義”の考え方です。
「コップに半分の水」の例えをご存じですか。コップの中に水が半分入っていて、それを「半分しか入っていない」と言って不満に思うか、それとも「半分も入っている、ありがたい!」といって感謝するか…。同じ環境や条件であっても、プラスに取るかマイナスに取るかで、その人の運命や環境は大きく変わっていきます。
「親に迷惑ばかりかけている」と言って悲観していますが、迷惑をかけていることを認識できるあなたの感性はとてもスバラシイのですよ。世の中には迷惑をかけていることすら自覚できず、好き勝手に生きている人もいます。迷惑をかけていることがわかる人、というのは、自分自身を客観的に冷静に観察できる人なのです。
また、そのような人は「どうすれば迷惑がかからなくなるか」「どうすれば喜ばれる生き方ができるか」の答えもちゃんと自分自身で見つけ出せる人なのです。
「部活やバイトが長続きしない」ということも、それを責めるのでなく、「部活やバイトにチャレンジした自分」をほめるのです。「長続きしない」ということにも引っかからず、プラスに考えましょう。長続きしない人のことを「三日坊主」と言いますが、三日坊主は三日しか続かないのではなく、三日も持続する人なのです。三日続いたら一日休んで、また三日続けたら、一週間のうち六日実行できるじゃありませんか!
経験から学び、理想を実現させていく
このように何でも明るく考えて、とにかく焦らずできるところから一歩一歩理想に向かって歩んでください。たとえ一見マイナスと思えるような体験であっても、人生上のすべての経験は、ムダなものは一つもないのです。そこから何を学び取るかが重要なのです。すべての経験を「教訓」として学び取ったとき、それは、大いなる理想を実現させるための力ともなってゆくのです。
今、地球温暖化の防止が人類の喫緊の課題ですが、このような地球規模の問題でも、道に落ちている空き缶を拾って所定の場所に捨てるだけでも立派な環境保全への貢献になります。また、買い物のときにはマイバッグを持っていき、レジ袋は断るとか、マイ箸を持参して割り箸を使わないようにするくらいのことは、少しの決意さえあれば誰でもできますよね。
いつも笑顔で暮らすことを心がけるだけでも、まわりの人に安心を与えることができるのです。身近なところから“善”を実行に移しましょう。あなたが内なる“善”をまっすぐに表現して、理想実現に向かって喜びあふれる人生を歩まれますよう、心からお祈りいたします。
このQ & Aは、『理想世界』平成19年10月号に掲載されました。
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この回答の中に出てくる書籍などについて、詳しいことが知りたい方や申込みをされたい方は、世界聖典普及協会や日本教文社のホームページをご参照ください。
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