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質問 世界に誇れる日本の素晴らしさとは

大学で栄養学を学ぶ私の夢は、発展途上国で現地の人のお役に立つ仕事をすることです。そして日本の良さも海外の多くの人に知ってほしいと思っています。しかし日本の良さという点では自信をもって言えるものがなかなか思い浮かびません。世界に誇れる日本の素晴らしさとはいったい何でしょうか。
(H・H、19歳、女性、大阪府)

回答 皇室についての正しい知識が、日本の素晴らしさをより深く教えてくれます

回答者:佐柄 英津子(生長の家本部講師補)

発展途上国で現地のお役に立つ仕事をしたい、そして日本の良さを知らせたいというあなたのご希望をとても頼もしく思います。日本のよい点で自信をもって言えるものが思い浮かばないとのことですが、日本のよい点はちょっと見方を変えれば、たくさんあると思います。
 国民がみな義務教育を受けられて識字率が99パーセント以上ということ、貧富の差が少ないこと、治安が良く政情が安定していることなど、日本ではあたりまえのことに思われますが、これらすべてが備わっている国はそう多くありません。

人の和や自然を大切にしてきた日本人

国が比較的安定している大きな理由の一つに、「人の和を大切にする」日本の伝統があります。
 生長の家総裁・谷口清超先生は『美しい国と人のために』(日本教文社刊)の中で次のように書いていらっしゃいます。

日本は やまと の国と言った。“大和国”とも書くが、大きく和する国である。大調和の広く深い心をもった国ということである。それ故、国内の人々が仲よく暮らし、我利我利亡者(がりがりもうじゃ)ではなく、お互いに深切であると共に、外国とも仲よく調和して、愛の心を世界一杯に現わし出す国、そんな個性の国ということである」(175ページ)

今から、1,400年前、聖徳太子は十七条憲法の第一条で「和をもって貴(とうと)しとなし、忤(さか)ふることなきを宗(むね)とせよ」と、「調和を貴んで敵対しないことを中心にするように」と宣言なさいました。
 日本の国旗「日の丸」の赤い丸は太陽をあらわすと同時に、この調和したまん丸い心を表わしています。調和を重んじる心は、現代でも、近所づきあいや学校や職場の人間関係などにおいて、なるべく全体を考えて協力し合う姿勢として、確かに受け継がれていると思います。
 また、自然を大切にする心も日本の長所です。平安時代の『枕草子(まくらのそうし)』などの随筆や、万葉集(まんようしゅう)から現代まで続く和歌、そして江戸時代から盛んになった俳句を読みますと、四季を楽しみ、自然の動植物をいつくしむ心が、惜しみなく表現されているのが感じられます。
 さかのぼれば、日本の神話『古事記(こじき)』には、太陽の神、月の神、山や海、岩、川、鳥や蛙まで、ありとあらゆる自然の神様が登場します。
 このように、山も川も木も草も花も虫も、自然のすべてを、「神のいのち、仏のいのち」の表われと見て拝み、物を利用するときにも無駄にしたり粗末にしないように心がけて来たのが私たちのご先祖様でした。
 この「国内外のすべての人と仲よく調和する心」、そして「自然を大切にする心」を率先して、ご先祖代々、実践して来られたのが天皇陛下はじめ皇室の方々です。

天皇陛下の御心に学ぶ

今上(きんじょう)陛下は、これまで50ヵ国以上の国を訪問され、それぞれの国の為政(いせい)者と会見されるとともに、民間の様々な催しにも出席されたり、病気の子供の施設を訪問されるなど、多くの人々に親しくお話をされ、日本と各国との友好親善にたいへん貢献されています。
 日本には昔から森林保護の伝統があり、日本の植林技術は非常に優秀といわれていますが、天皇陛下は、昔の人々がこれまで守って来た日本の森がこれからも続くようにと願われる次のような御製(ぎょせい:和歌)を詠(よ)んでおられます。

いにしへの人も守り来(こ)し日の本の森の栄えを共に願はむ

これらはほんの一例であり、天皇陛下のことを学べば学ぶほど、日々、どれほど日本の国に良い影響を与えてくださっているかを知ることができます。
 日本の国歌「君が代」の歌詞には、この素晴らしい天皇陛下を中心にした平和な世の中がいつまでも続くようにという意味があります。
 日本の心は、伝統文化の茶道や華道、素材の持ち味を生かした日本料理、折り紙など、色々な形によって紹介できると思いますが、同時に、これら日本文化の奥にある天皇陛下と皇室について正しい知識を学んでおくと、日本文化をより深く紹介するために、かならず役に立つと思います。

 

このQ & Aは、『理想世界』平成15年12月号に掲載されました。
こちらから書籍検索できます。

この回答の中に出てくる書籍などについて、詳しいことが知りたい方や申込みをされたい方は、世界聖典普及協会日本教文社のホームページをご参照ください。

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