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社会問題に関するもの

質問 誰もが人に優しい心をもつ社会になってほしい

最近、自己中心的な人が多い気がします。電車で人が倒れたり人身事故があっても、周りでは「仕事に遅れる」とか文句を言っている人がいます。自分のことにしか考えが及ばないのかと悲しくなります。誰もが人に優しい心をもつような、そんな社会になったらいいなと思うのですが…。無力感をもってしまうのですが、私は何をすればいいでしょうか。
(H・I、25歳、女性)

回答 人の善意を呼びさますには「愛」を行うことです。あなたのその行動が周囲の人々を変えていきます

回答者:白金 辰子(生長の家本部講師補)

誰もが人に優しい心をもつ社会って、素晴らしいですね。世界は平和になります。きっと街には笑顔があふれているでしょう。想像しただけで心が明るくなりますね。
 あなたの中からそのような願いが出るのは、人間の本質の中に優しさがあるからです。人間は、完全円満なる神の子です。つまり、優しいのが本来の相ですから、優しくない現象を見ると心が違和感を感じてしまうのです。喜べないのです。
 それでは、どうしたら善意に満ちた優しい心を引き出すことができるのでしょう。相手の不徳を糺すことでしょうか。いいえ、ちがいます。とかくこの世の中では、悪と見えるものを消し去ろうとするならばその悪と戦い、ねじふせることであると考えられていますが、それよりももっとも素晴らしく効果的な方法は、善をなし愛を行うことです。
 それはちょうど光をともしたら、どんな深い闇も消えてしまうようなものです。太陽の前の霜 柱のようなものです。

自分が光となって、良い行いをする

理沙ちゃん(7歳)という女の子の感動のお話をご紹介します。
 理沙ちゃんは、生長の家の信仰深い家庭に育ち、生命学園(生長の家の日曜学校)で「いつも人のお役に立ちましょう」と教えてもらっていました。1年生になってスクールバスで学校に通っていますが、バスの中で3年生の女の子がバスに乗っているほぼ全員からいじめられていたそうです。
 優しい理沙ちゃんは、いじめている子たちに「どうしていじめるの」と聞いてみると「ただなんとなく、嫌いだから」という信じられない言葉が返ってきました。心を痛めた理沙ちゃんは、いじめをやめさせたい、助けてあげたい、とその思いを手紙に書きました。
 内容は、「先生がいじめにあっている子の隣にすわってその子を守って欲しい」「なんとなく嫌いだからで、いじめるられるのは理由にならないのでいじめをやめて欲しい」。そして最後に、「小さな私一人だけではどうすることもできないのでみんなで力を合わせていじめをなくしましょう」と一所懸命書きました。
 手紙を読んで心を打たれた先生は、その手紙を児童たちに読んであげました。すると、上級生の中には泣き出す人もあったそうです。児童たちは、理沙ちゃんの手紙によってはじめて自分たちのいじめに気がついたのです。いじめられる人の悲しみに気がつきました。
 それまではほとんどの子供たちは、無自覚に同じことをしていたのです。その連鎖は毎年入学してくる1年生にも広がり、その子は3年間もいじめられ続けていたのです。しかし1年生の小さな理沙ちゃんの大きな勇気と愛の行動が児童たちの心を揺り動かし、児童たちの「神性・仏性」を呼び覚まして、いじめをやめさせてしまいました。
 あなたは無力感を感じているとおっしゃっていますが、人々の善意を呼びさますには、「愛」を行うことです。愛の心は他の人の心に感応していくのです。理沙ちゃんのとった行動がそれです。あなたが善意の種になってはいかがでしょうか。あなたが光となって、あなたが出来る良い行いをやり続けることで、周囲の人々も環境も変わっていきます。

 

このQ & Aは、『理想世界』平成19年10月号に掲載されました。
こちらから書籍検索できます。

この回答の中に出てくる書籍などについて、詳しいことが知りたい方や申込みをされたい方は、世界聖典普及協会日本教文社のホームページをご参照ください。

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