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質問 大震災の被災者に愛の手を差しのべたい!

昨年三月の東日本大震災の被災地で、今もボランティア活動に汗を流している人がたくさんいます。外国人や日本人でも仕事を休んでボランティアをしている人もいるようです。それを知って、私も何か役に立ちたいという気持ちが湧き起こるのですが、仕事が忙しく休みが全く取れなくて、次の行動を起こせず悩んでいます。だた同情だけで終わる自分が情けないのです。こんな私でも被災者の力になれることはあるのでしょうか。あったら教えて下さい。
(T・M、男性、24歳)

回答 居住地でもできることはあります。復興が成し遂げられたことを思い描いて祈りましょう

回答者:岡田 慎太郎(生長の家本部講師補)

不況だといわれている現代に休みが取れないほど仕事が忙しいあなたは、真剣に仕事に取り組み、会社から必要な人材だと思われているのでしょう。まず、仕事が与えられていることに感謝し、そこで精一杯生きることが大切です。
 大震災発生後に岩手、宮城、福島の三県でボランティア活動をした人数は九七万二七〇〇人(全社協HPより平成二十四年三月十八日現在)にものぼります。多くの人は、仕事や家庭を持ちながら、それを調整して被災地に行きました。私もその中の一人です。しかし、すぐに行動を起こせたわけではありませんでした。
 昨年の三月、私もあなたのように役立ちたいという気持ちが起こり、すぐに被災地に行きたい衝動に駆られました。しかし、職場では五月にイベントを控えていて準備が忙しく、すぐに行くことはできませんでした。そこで、自分にできることを考えました。
 思いついたのは、今を一所懸命に生きること、そして祈ることでした。被災地と被災者の完全円満な姿と、すでに復興が成し遂げられたことを心に思い描き、さらに自分も復興に役立てるよう祈り続けました。すると、何がなんでも今行かなければ、という私の“の願い”は消えました。
 しかし、必ず被災地に行くのだという決心は強固なものとなり、毎日を精一杯生きることに集中できました。そして、前述のイベントが終わった日の夜、被災地へと向かいました。
 あなたも、日々祈りながら、自分にできることを考えることから始めてください。あなたの居住地でできることが必ずあります。被災地で発見された写真の洗浄や復興支援バザーの運営などのボランティアは、インターネットで募集しているのをよく見かけますし、義援金を今も受けつけている機関もあります。その他様々な支援の方法もあります。祈りを深め、よいと思ったことはためらわずに即実行しましょう。あなたが行動を起こせば必ず道は開きます。

自然への畏敬や感謝の思いを取り戻す

さらには、自然と人間の関係についても考えましょう。本来、自然と人間は一体で、お互いに与え合い、支え合っています。それが神様の創られた本当の世界、実相です。だから人間は自然に触れ、はぐくみ、でたりすると、喜びを感じ、癒されます。自然を愛することが人間の本当の喜びなのです。
 しかし、人間はその実相を忘れて自己利益のみを考えて自然を邪魔者扱いし、破壊して、経済を発展させてきました。今回の地震と津波、それに伴う原子力発電所の事故は、そんな中で起こりました。まるで「そんな生き方では駄目だよ」と自然が教えてくれているようです。
 私たちの子孫が悲劇を繰り返さないためには、自然への畏敬いけいの念や感謝の思いを多くの日本人が取り戻し、自然と人間が調和した社会を作ることが必要です。私たちはボランティアにはげむと共に、このことを心に深く銘記すべきです。宗教的な立場から人と自然が調和した社会をつくる道については、『次世代への決断』に詳しく書かれています。ぜひ読んで理解してください。この考えを多くの人へ伝えることが、日本の本当の復興につながっていきます。

このQ & Aは、『日時計24』No.27に掲載されました。
こちらから書籍検索できます。

この回答の中に出てくる書籍などについて、詳しいことが知りたい方や申込みをされたい方は、世界聖典普及協会日本教文社のホームページをご参照ください。

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