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社会問題に関するもの

質問 実家は精肉店ですが、肉食はよくないのでしょうか

私の実家は精肉店ですが、生長の家の集いで、肉食を控え、ノーミート料理にかえていく運動を知りました。肉食は、なぜいけないのか、教えてください。
(18歳、女性)

回答 肉食の弊害について理解を深め、正しい選択をしよう

回答者:竹村 正広(生長の家本部講師)

 生長の家が肉食削減に取り組んでいる理由に、宗教上の理由はもちろん、地球環境や飢餓きがなどの問題があります。
 今、地球温暖化とそれに伴う気候変動により、海や陸地の平均気温が年々上昇し、これによって台風や大雨、竜巻、干ばつなどが増え、各地で被害が出ています。
 温暖化は二酸化炭素やメタンガスなど温室効果ガスと呼ばれる物質が大気中に増えることによって起こりますが、米国のワールドウォッチ研究所が二〇〇九年に発表した論文によれば、この温室効果ガスの実に五一%が食肉産業関連によって排出されているとのことです。

肉食を止めれば、飢餓問題は解決する

 一方、飢餓問題は世界人口の約七十億人のうち約十 億人が飢餓状態にあり、そのうち一千万人以上の人々が毎年餓死がししていると言われています。それだけ食糧が足りないのか、というとそうではなく、肉を食べる人の数が多いために穀物の約半分がウシやブタなど家畜かちくのエサになり、必要な人の所に届かないのです。
 仮に私たちが肉食を止め、その分の穀物を飢餓で苦しんでいる人の所に届けることができるならば、飢餓問題は直ちに解決できるのです。

他に愛を出すことが大切

 人間は生きていくためには生物を殺して食さなければなりません。しかし、前述した問題を考えたとき、毎日の食事でどのような食物を選択するかは重要になってきます。なるべく環境に負荷をかけない、また他から奪わない食物を選ぶよう心がけるべきです。
 私たちの心の奥底には、他を思いやる素晴らしい愛が宿っています。生長の家ではそのことを「人間は神の子である」と言い、それが人間の本質であり、その本質を日々表現する訓練をすることが大事であると教えています。多くの人が犬や猫を可愛がるように、ウシやブタ等に対しても同じ気持ちを持つことができるはずです。

「神性・仏性」に照らし、正しい選択をする

 私の知り合いにも実家が養鶏場を営んでいる人がいて、その人は絶対にニワトリの肉を食べません。それは子供の頃から病気になったニワトリや卵を産まない雄が殺されることを、見聞きしていたからでした。また、食肉加工会社に勤めている知人の息子さんは、屠殺とさつ業務に関わる同僚達が、あまりにも悲惨ひさんな屠殺の現状からノイローゼになる人が多い、と悩んでいたそうです。
 人が真の幸福を得ようとするならば、地球上で起きている様々な問題に関心を持ち、知識を深め、視野を広げて、人間に本来備わる「神性しんぜい仏性ぶっしょう」に照らしながら、物事をより正しく選択し行動する必要があるのです。

富山教区教化部長

このQ & Aは、『日時計24』No.69に掲載されました。
こちらから書籍検索できます。

この回答の中に出てくる書籍などについて、詳しいことが知りたい方や申込みをされたい方は、世界聖典普及協会日本教文社のホームページをご参照ください。

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