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環境問題に関するもの

質問 なぜ生長の家が環境問題に取り組んでいるのですか

地球温暖化による海面上昇や途上国の大気汚染など、世界的に環境保全の意識が高まっているのは理解できるのですが、なぜ生長の家が環境問題について関わっているのか分かりません。環境問題は科学的な問題であり、宗教とは別次元のものだと思いますが、それとも神や仏と何か関係しているのでしょうか。
(S・A、女子大生、佐賀県)

回答 宗教的信念なくして環境問題の根本的解決はあり得ません

回答者:田中 道浩(生長の家本部講師)

素晴らしいところに気付かれましたね。そうなんです、神や仏と環境問題は関係しているというのが生長の家の教えです。生長の家は昭和5年の立教以来、“天地の万物に感謝せよ”との教えに基づいて、万物を神の生命、仏の生命の現れであると拝む生き方を広めてきました。
 しかし、環境問題が起こってきた原因は、人間が万物を拝むのではなく、目先の利益と快適さのために、万物を道具として利用してきたためでした。それは、人間を肉体であると考え、その肉体の欲望を満足させることを優先してきた結果です。そして、そこには万物に感謝するという心が忘れられています。生長の家では、万物に感謝し、それを礼拝し使わせていただくという生き方をすすめています。

日常生活に宗教を生かす

現代の環境破壊に対する報道は数多いですが、具体的な解決策は明示されていません。原因はわかっても対処の方法が確立されていないのが現状です。科学技術の進歩は人間に物質的繁栄をもたらしましたが、いくら科学技術が進歩しても、唯物(ゆいぶつ)的人間観に立ち、物質的繁栄を追い求めるばかりでは、根本的な問題解決にはなりません。科学技術が発達してきてもそれを使うのは人間です。
 例えば、ハイブリッド車が開発されても、環境にやさしいから誰もがその車を利用するかというと、経済的な問題や趣味の問題等々あり、現実にはそういう状況ではありません。また、何かを購入する際も、すべての人がリサイクル品や環境にやさしい品物ばかりを購入しているかというとそうではありません。毎日の中でそういった小さな判断をする機会はたくさんあります。その時に、どういうものを選ぶかは人間の心の問題であり、自分の宗教的信念に基づいて行っていけば毎日の中に教えが生き、環境問題も解決につながってきます。
 宗教は、神仏を説くものですが、それが日常生活とかけ離れてしまっては意味がありません。今この時代に生きる私たちに何が必要で、日常生活の中で如何に教えを実践していくか、を学ばなければ生きた宗教にはならないと思います。また、これから“人間は神の子であって素晴らしい”ということがいくら多くの人に伝わっていっても、その時に、環境破壊が進み地球に住むことが出来なくなっていてはもともこもありません。

生きとし生けるもののために

環境問題は個人を超え、国を超え、人間を超える問題です。私たちは、今生きている世代のことばかりではなく、未来世代のことを考え、自国のことばかりではなく、世界のことを考え、人間のことばかりではなく多様性を保つ生きとし生けるもののことを考える心を持つ必要があります。つまりそれは“すべての存在は神のもとに一体”であるという信念であり、信仰を持つことです。この宗教的信念なくして環境問題の根本的解決はあり得ないというのが生長の家の考え方です。
 環境問題は急速にではなく、ゆるやかに現れてきています。私たちが今日1日エネルギーを大いに使ったとしても、明日の朝起きると東京が水没してしまっていたということはありません。変化がゆるやかなため問題を先延ばしにしがちですが、今から私たちが出来るところから生活スタイルを変えて行き、地球にやさしい生き方を心がけなければ手遅れになってしまいます。そのために、生長の家は今環境問題に取り組んでいます。
 最後に、この問題に対して深くご指導下さっている生長の家副総裁・谷口雅宣先生のご著書『今こそ自然から学ぼう——人間至上主義を超えて』(生長の家刊)を読まれることをおすすめします。

 

このQ & Aは、『理想世界』平成15年9月号に掲載されました。
こちらから書籍検索できます。

この回答の中に出てくる書籍などについて、詳しいことが知りたい方や申込みをされたい方は、世界聖典普及協会日本教文社のホームページをご参照ください。

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