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環境問題に関するもの

質問 環境保護の努力が無駄のように感じます

地球温暖化や廃棄物の処理問題のことなどを耳にすると、将来の日本は大丈夫だろうかと漠然と不安を感じます。しかし、ゴミの集積所を見ると、環境のことなど何も考えずに物を消費して、分別もせずに捨てている人がたくさんいますし、自分もきちんと分別しているわけではありません。環境問題が大切なのは分かるのですが、個人がいくら努力しても無駄ではないかと思えるのですが。
(Y・S、28歳、主婦、神奈川県)

回答 環境保全は一人一人の努力が大切です。有効性を考える前に、出来るところから取り組みましょう

回答者:前田 良樹(生長の家本部講師補)

環境保全の必要性を感じながらも、あなたのように問題の大きさから何をしてよいのかわからず、行動に移せないでいる人が多いのではないでしょうか。
 ゴミを例に挙げると、現在国内では最終処分場が追いつかない状況にあり、数年前にはフィリピンに産業廃棄物がコンテナで不法輸出された事件が起こりました。まさに人任せの状態です。
 今後も私達が今までの生活習慣を続けていくと、数百年後には地球はゴミで溢れ、生物が住めなくなると言われています。そして「使い捨て」の考え方に基づいて、人類は使えなくなった地球を捨てて、宇宙空間に移住する日が来るかもしれません。まるで映画『スターウォーズ』のような光景ですね。

地球のすべてのものに感謝の心を

環境問題は様々な要因を含んでおり、「消費者」だけでなく、「企業」「行政」が一体となって取り組む必要性は否めません。
 しかし環境問題が人間の生き方に対する警鐘であることを考えると、環境保全を人任せにするのではなく、一人一人が自分の問題として受け止め、生活習慣を見直し、身近なところから取り組む必要があります。これがとても大きな力になります。
 地球の長い歴史から見ると、人間は最後に生まれてきた新参者です。微生物、植物、動物を始め、人間を取り巻く全てのものは地球の大先輩です。そしてこの先輩達は実に巧みな仕組みをもって互いに共存共栄してきました。言わば私達の大恩人です。
 ところが新参者である人間がこの巧みな仕組みを壊しつつあります。今こそ私達は自然の一部として、地球に住まわせていただいていることに感謝の気持ちを持つことが大切です。しかし感謝といってもあなたは難しいとおっしゃるかもしれません。ここで一つ提案です。この地球の大先輩を人間の繋がりに置き換えて感謝する生活を送ってみてはどうでしょうか。
 例えば、水を父と思い感謝して使う。太陽の恵みを母と思い洗濯物を干す。植物を祖父母と思って愛する。空気をご先祖と思って汚さない等々、同様に電気、ガスなども身近な感謝の対象に置き換えてみると、自分が生かされていることを実感し、大切に使わずにはいられなくなるでしょう。これが環境保全活動の第一歩です。

小さな力が集まれば大きな力になる

私が住んでいる地域は開発がめざましく、日増しに新たな住宅や店舗が増えています。そして日曜日ともなると大型スーパーの駐車場は満車になり、駐車を待つ車が公道に連なる状態です。現代は「自動車が自転車代わり」とも言われています。
 かく言う私もかつては「移動時間が少ない」「荷物が容易に運べる」という安易な理由でわずかな距離でも車を使い、渋滞を起こしていた一人でした。しかし車から排出される二酸化炭素が地球温暖化につながるという話を聴いて以来、極力自転車を使うようになりました。
 先程のわが街のスーパーは一度に200台の車が駐車できますが、1日10回転したとしても、およそ2,000台の車が駐車する計算になり、それに見合う二酸化炭素が排出されることになります。たった1日1回の買い物で車を使う行為から多大な影響が生まれます。
 これを改めるためには個人レベルで生活習慣を見直し、取り組む以外に方法はありません。一人の取り組みは小さいように見えますが、とても大きな力になります。ぜひあなたもご自分で出来ることから、環境保全のために楽しく取り組んでみて下さい。
 なお、生長の家ISO事務局監修・南野ゆうり著『あなたもできるエコライフ』(日本教文社刊)に環境保全の取り組みが様々紹介されていますので、ご一読されることをお勧めします。

 

このQ & Aは、『理想世界』平成16年7月号に掲載されました。
こちらから書籍検索できます。

この回答の中に出てくる書籍などについて、詳しいことが知りたい方や申込みをされたい方は、世界聖典普及協会日本教文社のホームページをご参照ください。

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