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Question & Answer

環境問題に関するもの

質問 むなしい努力。めげずに続けたいとは思いますが…

大気汚染や地球温暖化の防止のため、普段からなるべく自家用車を使わず公共交通機関を使うようにしています。しかし、地球規模で見れば二酸化炭素の排出量は減るどころか増えているのが現状です。自分1人がいくら環境のことを考えて生活していても、効果を感じにくいうえ、社会全体の影響を受けざるをえないと思うと、個人の努力がむなしくなります。頑張って続けたいとは思っているのですが、この先、どのように考えていけばいいのでしょうか?
(N・W、34歳、女性、愛知県)

回答 大自然の恵みに感謝する宗教心を培(つちか)いながら、地球に配慮した生活を実践しましょう。

回答者:阿部 哲也(生長の家本部講師)

今年2月、京都議定書が発効しました。これは、人類が協調して地球温暖化防止に取り組むことを明確にした、前例のない国際条約です。京都議定書の発効は地球環境保全活動にとっては輝かしい第一歩と言えるでしょうが、これで十分というわけではありません。
 環境ジャーナリストの枝廣淳子さんによると、現在の地球が吸収できる二酸化炭素が31億トンであるのに対し、排出されている量は63億トンだそうです。家計に例えると、30万円のお給料に対し、60万円の支出があるようなものですから、家計は火の車ですね。
 あなたのように問題の深刻さを実感し、地球に配慮した生活を実践しているものの、全体への影響を考えると空しさを感じるというのは、心情としてはよく分かります。
 しかし生長の家では、環境問題を解決する鍵は、唯物的な「ものの考え方」を捨て、大自然の恩恵に感謝し、山も、川も、草も、木も、鉱物も神の生命として拝み、それらと共に生かさせていただくという宗教心を生活に生かすことにある、と考えます。そして、その宗教心の実践として、ものを大切にする、資源を節約する等、環境に配慮した生活を送るのです。
 1980年代以降、人間と自然との関係を見つめ直し、人間自身の生き方を変えることにより、自然と調和ある生活を目指す、「ディープ・エコロジー」という考え方が広まってきました。
 生長の家副総裁・谷口雅宣先生は、ご著書『今こそ自然から学ぼう』(生長の家刊、日本教文社発売)の中でディープ・エコロジーのコンセプトを解説された後、次のように説いておられます。

「私が生長の家の講習会などで環境問題を論じる時は、受講者や読者にいわゆる『常識』や『時流』のレベルで“環境に優しい”生き方をしてほしいと訴えるためではなく、そういう深いレベルまで自己変革を遂げるべきことを訴えたいのである」(30ページ)

この本は、あなたのような疑問を抱いている方にピッタリの本ですから、ぜひ、お読みいただきたいと思います。

自然に感謝の気持ちで環境保護に取り組む

谷口雅宣先生が説いておられる「深いレベルの自己変革」が私にできているかは甚(はなは)だ疑問ですが、自分なりに生活を見直しながら取り組んでいることを紹介させて頂きます。
 一つは冷房です。わが家では数年前から気温が33℃になるまで冷房は使わないようにしています(赤ちゃんの部屋は別ですが)。最初の頃は暑さに打ちのめされそうでしたが、次第に暑さと“和解”するようになり、夏が終わり、秋風が吹く季節になると、自然の風がいかに有り難いものかを改めて知りました。
 そのほか、冬は1枚多く着て暖房の設定温度を下げる(18℃)、野菜はできるだけ無農薬のものを選ぶ、牛乳や卵も瓶やケースを回収してくれる会社から購入する、環境に配慮した製品を作る会社のものを買う、などがあります。
 すると、自分の健康が以前より改善されるなどのメリットが現れてくるとともに、道を歩いていても——とりわけ山や森に行ったときには——太陽が、木々が、小鳥が話しかけてくれるような気がし、かけがえのない生命の貴さに今更ながらに感動を覚え、「すべては神の下にひとつ」という生長の家の教えを実感しています。
 あなたも正しい信仰を持ち、実践しながら環境保護に努めると、喜びと感謝の気持ちでそれができると思います。生長の家青年会では各地で様々な集いを開いていますので、仲間と信仰を深めながら、「神の御心」に沿った生活をされることをお勧めします。

 

このQ & Aは、『理想世界』平成17年7月号に掲載されました。
こちらから書籍検索できます。

この回答の中に出てくる書籍などについて、詳しいことが知りたい方や申込みをされたい方は、世界聖典普及協会日本教文社のホームページをご参照ください。

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