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環境問題に関するもの

質問 生長の家が環境問題に力を入れるわけを教えて

『生命の實相』を読んで宗教的真理を学びたいと思っていた友人2人を生長の家の集まりに誘って参加してくれたのですが、環境問題の話が多くて面白くなかったと口を揃えるように言われてしまいショックでした。そういう僕も、生長の家はどうしてそんなに環境問題に熱心なのかがよく分かりません。環境問題はスケールが大きすぎて、実生活にピンとこないのです。環境問題よりももっと大事なことが他にあるのではないかと思うのですが、生長の家が環境問題に力を入れるわけを教えて下さい。
(W・N、20歳、男性、千葉県)

回答 宗教は個人の心の問題や救いを説くだけでなく、今起きている時代の要請に応えることも大きな役割です。

回答者:田中 明憲(生長の家本部講師)

W・Nさんがお誘いした二人のご友人は“宗教的真理”を学びたいと思っていたとのことですから、宗教本来の「神」や「仏」、心の問題などについての話を聞きたいと考えておられたのでしょうね。しかし、その「神」や「仏」「真理」というものを、ただ抽象的に理解しているだけで、それらが日常生活の中に生きてこないのでは、本当に真理を理解しているとはいえないのではないでしょうか?
 生長の家では「人間は神の子、仏の子である」、つまりそれは「人間の本質、実相(神が創られたままの本当のすがた)は、神、仏と同様の素晴らしい存在である」と教えています。自分が神の子、仏の子であるということを本当に理解したならば、その神を実際に生活に生き、仏を現実生活に生きるということになってこなければなりません。
 「神の子であると信じてはいるが何もしない」というのでは、信じているのではなく、単に「知っている」だけなのです。神や仏、真理が具体的に実生活の中に生きてこそ、本当に宗教的真理を学んだ“真の信仰者”といえるのです。
 ですから、宗教は、ただ心の問題を扱うとか、死んだ後に救われればいいというのでもなく、今の時代における現実の要請に応えていかなくてはならないのです。それこそが“生きた宗教”です。
 地球環境問題は、私たち先進国に住む人間の、資源やエネルギーを浪費する生活スタイルに原因があることは明らかです。途上国の自然が破壊され、多くの生物が絶滅し、貧しい国の人々が犠牲になり、南洋の島国を水没させつつある、その世界の現実を目の当たりにしている私たちはいかに行動すべきなのでしょうか。
 「神は愛なり」の信仰があれば、家族や友人だけでなく、見知らぬ人々にも愛を「実践する」はずです。「すべての生物は神において自己と一体なり」という教え、宗教心に基づく生活の実践が生長の家の環境保全活動なのです。
「環境問題はスケールが大きすぎて、実生活にピンとこない」とのことですが、先に述べたように、この問題原因は私たちの実生活と密接に関係しています。このような大きな問題を、自分一人が行動を起こしたぐらいでは何も変わらないように感じるかもしれません。しかし、問題の原因は私たち一人一人の足元にあります。私たち一人一人が変らない限りこの問題は解決しないのです。

地球レベルまで視野を広げた神の愛の実践

地球温暖化の進行は、ある時点(「ポイント・オブ・ノーリターン」と呼ぶのだそうです)を越えると二度と引き返すことができないものになり、様々な予測がされていますが、早ければ10年以内にその時点に達する可能性があるのだそうです。今、行動を起こさなければ手遅れとなるのです。
 この問題は地球規模とスケールが大きいだけに、世界中の人々に、そしてさらに世代を超えて影響が及びます。つまり私たちの子どもや孫たちが生きていく未来の世界にその深刻な影響が及ぶのです。
 「環境問題よりももっと大事なことがあるのでは」とのことですが、察するに、例えば、自分自身の仕事・家庭の問題、病気や人間関係の問題などのことでしょうか。確かにこれらの問題解決も大事なことです。
 しかし、同様に、私たちは自分だけでなく自分の愛する子どもや孫たちへ、日本人だけでなく他の国の人々へ、人類だけでなく動物や植物など天地の万物へ愛を与えることが必要なときなのです。それは自我を超え、世代を超えて、世界レベル、地球レベルまで視野を広げた神の愛の実践なのです。
 これらのことをより深く知っていただくと、生長の家がなぜ、今、環境問題を解決することに熱心に取り組むのか分かっていただけるのではないでしょうか。
 W・Nさんがますます自他一体の愛を深め、心の視野を広げて、ご友人2人をお誘いになったその素晴らしい積極性を今度は環境問題解決のためにも発揮し、日々の生活の中で今出来る小さなことから一歩一歩、神の愛を実践されることを心より願っております。

 

このQ & Aは、『理想世界』平成18年10月号に掲載されました。
こちらから書籍検索できます。

この回答の中に出てくる書籍などについて、詳しいことが知りたい方や申込みをされたい方は、世界聖典普及協会日本教文社のホームページをご参照ください。

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