環境問題に関するもの
肉食を控えるのは無理では?
環境問題や生命尊重の立場から、生長の家は肉食の問題点を説いているので私も肉食を控えたいと思っています。しかし、今の日本人の食卓から肉を無くするのは無理だと思えてくるし、外食すれば何かしら肉が付いています。また調味料やダシにも肉は使われていて、現代の生活では肉食を避けることはできないと思います。また人様のお宅に伺って肉を出されたらどうすればいいのかも困ってしまいます。肉食についてどう対処していけばいいのでしょうか。
他から奪わず、他に与えることが宗教心にもとづく生活です。そこに肉食を控える理由があります
あなたのご質問を読ませていただくと、環境問題や生命尊重の重要性を認識し、真面目に肉食を控えようとされている真摯な姿勢が伝わってきます。そのお考えは、とても大切だと思います。
生長の家は、肉食を控えることをお勧めしていますが、肉食をいっさい禁じているわけではありません。ですから、人様のお宅に伺って肉を出されてもそれを食べていけないとはいいません。
しかし、肉食中心の生活が、エコロジーの視点からどのような影響を与えているかを考えてみると、肉食を控える必要性が明確になると思うのです。まず、現代の肉食の問題点をあげてみます。
@ アメリカ合衆国の家畜たちが消費する穀類と大豆で食べさせることができる人口は、13億人になる。(ジョン・ロビンズ『ダイエット フォー ア ニューアメリカ』)
A 先進国での牛肉の需要が増えれば増えるほど、途上国での畑地造成のための森林伐採が行われる。
B 家畜が吐き出すメタンガスの温室効果は、二酸化炭素以上。
これらのデータからも、肉食と飢餓の関係、肉食と地球環境問題が密接につながっていることがわかります。
問題なのは、特に先進国が、経済的に肉食を控える選択が可能であるにもかかわらず、ムダが多く発生する現代の食生活をつづけているところにあります。そして、その食生活のスタイルとは、人間が「何を信じているか」の表現にほかなりません。
環境問題を解決する鍵は個人の心にある
生長の家は、平成13年に環境マネジメントシステムの国際規格である、ISO14001の認証を取得しました。生長の家の環境方針には次の文があります。
「地球環境問題は、その影響が地球規模の広がりを持つとともに、次世代以降にも及ぶ深刻な問題である。今日、吾々人類に必要とされるものは、大自然の恩恵に感謝し、山も川も草も木も鉱物もエネルギーもすべて神の生命、仏の生命の現れであると拝み、それらと共に生かさせて頂くという宗教心である。この宗教心にもとづく生活の実践こそ地球環境問題を解決する鍵であると考える」
つまり、この世界に平和を持ちきたすためには、このような宗教心が必要であると考えます。それにもとづく生き方とは、他から奪わない生活であり、他に与える生活であり、他を生かす生活であります。
現在、生長の家では、インターネット上に「おいしいノーミート」というタイトルのブログ(http://www.no-meat.way-nifty.com/)を公開しています。このブログは、生長の家の信徒のライターが家庭で調理したノーミートのおいしいレシピを写真入りで紹介したり、ノーミートのレストランやメニューなどを案内していますので、ぜひ参考にしてください。
他から奪わず、地球に優しい生き方をする。そういう私たちの日々の与える行為の積み重ねが、結果として平和の実現につながるのではないでしょうか。
このQ & Aは、『理想世界』平成19年9月号に掲載されました。
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この回答の中に出てくる書籍などについて、詳しいことが知りたい方や申込みをされたい方は、世界聖典普及協会や日本教文社のホームページをご参照ください。
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