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環境問題に関するもの

質問 肉食の好きな主人に、いのちの尊さを理解してもらいたい

私は動物のいのちを大切にしたいと思い、なるべく肉食を控えるようにしてきました。ところが主人は肉食が好きで、肉を食べないと力が出ないと言うのです。主人はスポーツ好きでジムにも通っているくらいなので、肉を食べたいという気持ちはわかります。でも、肉食中心の生活は健康にも良くないと思うのです。肉の代わりに魚料理を出したりしてみるのですが、やはり肉の方がいいと言います。私は仕方なく肉料理を作っていますが、できるなら、いのちの尊さを理解してもらい、肉食を控える生活を夫婦でそろってできるようになりたいのです。何か良いアドバイスがありましたら教えて下さい。
(H・E、26歳、女性)

回答 肉食が環境問題や発展途上国の食糧問題に大きく影響していることを、家族で話し合ってみましょう

回答者:堀端 芳樹(生長の家本部講師)

夫婦そろって肉食を控える生活にしたいとのこと。ご主人は肉を食べないと、パワーがでないように思っておられますが、生長の家創始者・谷口雅春先生著『新版 心と食物と人相と』(日本教文社刊)には、「肉食は人類の悪習慣であって、栄養の問題ではない」と題して次のように示されています。

「今迄の習慣ではともかく動物食を食べなかったら、良い種類の蛋白質の供給がとれない、大豆などの植物質では、いかに蛋白質が豊富であっても、粗蛋白質みたいなものばかりが多くあって、必須アミノ酸が足りないから我々の栄養にはなり難いという学説もあるけれども、それは学説であって、実際とは必ずしも適合しない。菜食ばかりで生活している禅宗の坊さんなんかは、朝は四時頃から起きて、激しい肉体労働をやって、坐禅をし、托鉢たくはつ をして、肉体労働をかなりやっておって、それでいて別に肺病にかかるということもない」(75〜76ページ)

このように、肉を食しないと体に元気が出ないというわけではないのです。

肉食を控えることは、地球の生命を守る

同書ではさらに「植物食の方が平均的に持久力がでる」とあり、肉類を多食するとかえって早く疲労し、植物食をしている人の方が持久力がでるということが述べられています。
 先日、アフリカのサバンナでチーターが獲物のガゼルを追いかけているシーンをテレビ放映していましたが、足の速いチーターも、持久力では草食動物に劣り、一定時間以上は走れないと解説者が説明していました。
 また、肉食は、肉体的にだけでなく、精神的にも悪影響を与えることが同書には次のように示されています。

「食物は、ただの物質ではなく、生命体であり、内に想念を蔵するので、食物をたべるのは想念をたべるのであります。屠殺とさつ された動物の肉には、殺された動物の怒りの念やくやしさの念が蔵されているので、肉食をすれば怒りっぽくなり、戦闘的になり、争いが好きになる。そして一時的な筋肉の打撃力は強くなる。筋肉運動の速度も速くなる。その代りに間断なく落ち着いて精神的な仕事をするのには適しなくなるのであります」(57ページ)

同書には、肉食を続けると人相に影響を与えることや、歯の形が肉食獣に近づいてくることなども記されています。
 肉食の問題について、さらに知っておいていただきたいのは、環境問題や食糧問題に大きく関与しているということです。
 たとえば、動物の体重を1㎏増やすのに、牛では7㎏、豚では4㎏、鶏では2㎏、魚では1.8㎏の穀類が必要とされます。世界では家畜に与える飼料を生産するため、森林が伐採されて農地が作られています。また、家畜に穀物を与えることを優先するため、発展途上国の人たちへ穀物が回らず、飢餓を引き起こしているのです。
 動物の生命を尊重するという点から、殺生を無くしていくことが大切なのはもちろんですが、私たちが肉食を控えるだけで、地球の木々は守られ、途上国の食糧問題にも貢献できるのです。人類が肉食を控えることは、個人の健康や精神面に悪影響を与えるのみならず、環境問題や食糧問題に大きく関わっているということを、折に触れてご主人に話されてはいかがでしょうか。
 肉食の問題点については生長の家副総裁・谷口雅宣先生が『足元から平和を』(生長の家刊)の中で詳しく説かれていますので、ぜひご一読をお勧めします。

 

このQ & Aは、『理想世界』平成20年7月号に掲載されました。
こちらから書籍検索できます。

この回答の中に出てくる書籍などについて、詳しいことが知りたい方や申込みをされたい方は、世界聖典普及協会日本教文社のホームページをご参照ください。

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