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質問 人間は動物に命をもらわなければ生きていけない?

私は肉類を、絶対ではありませんがそれほど食べたいとは思いません。でも生きていくには動物が使われた色々な物が必要なことに悩んでしまいます。例えば、くつやバッグ、筆、きぬ製品等です。バッグならナイロンでもよいかもしれませんが、靴は皮が使われていないものを探すほうが大変です。まだ私の知らないところで色々な物に動物が使われていると思います。私はテレビなどで、虐待されたり不幸な運命を背負わされている動物のことを知ると、悲しくて胸が締め付けられます。人間は動物に命をもらわなければ生きていくことができないのでしょうか。私には祈ることしかできないのでしょうか。
(A・H、29歳、女性)

回答 自分の「内なる声」に従って、“神の子が喜ぶ生活”を実行していくことは尊いことです

回答者:桜井 伸(生長の家本部講師)

ご質問を読んで、あなたはたいへん心のやさしい、感性豊かな方だと思いました。本当に人間に利用される動物のことや、その扱われ方を知ると心が痛みます。また、「人間は動物に命をもらわなければ生きていくことができないのでしょうか」という命題は、宗教的にも非常に深い意味があります。
 生長の家創始者・谷口雅春先生は、かえるがへびみ込まれるのを見て、生物は他の生命を犠牲にしなくては生きられないのか? ということを真剣に悩まれました。そしてついに、肉食獣と草食動物が相戯あいたわむれる、平和で、完全な愛と善とに満たされた世界こそが本当に実在している世界(実相世界)であると悟られたのです。
 ですから、本当に実在する世界では「人間が動物の命を奪うようなことは決してない」のです。それではなぜ、人間が動物の命を奪って生きているように見えるかというと、この現象の世界は「心が現している世界」だからです。動物を人間の生活に利用しようという心が、この世界に映し出されているのです。しかし心を変えていけば、必ず平和な素晴らしい世界があらわれてくるはずです。
 また、あなたは、生きていくには動物が使われた色々な物が必要であると悩まれていますが、視野を少し広げて見てみると、靴でも人工皮革ひかくで優良なものもたくさんありますし、よく考えると動物性でないものでも代用できると思いますよ。
 ファッション界のラルフローレン氏は2年前、毛皮工場の実態をビデオで見て衝撃を受け、今後一切、自分のコレクションに毛皮を使用しないことを決めました。そして毛皮の注文を全てキャンセルし、毛皮の付いた商品の販売をしないことにしました。これは、動物を保護する愛深いメッセージであると同時に、フェイクファー(模造毛皮)で、遜色なくファションを表現できることを訴えていると思います。
 フェイクファーでも、丈夫で手入れも簡単な良いものがたくさんあります。これは一例ですが、自分で使うものは、動物を使っていないものをなるべく選択していけば良いのではないでしょうか。

地球規模の問題は、我々自身の欲望の問題

生長の家副総裁・谷口雅宣先生は、『足元から平和を』(生長の家刊)で、次のようにお説きになっています。

「一見小さなことから地道に始めても、私たちは人類や地球環境の将来を左右することができるということです。もちろん、一人がやっただけでは変わりませんよ。しかし、一人がやり始めない限り何も変わらないのです。
『誰でもできる、簡単な地球のためになる生き方』というものは、実は、自分の『欲望』をどのように制御するかということだと、これでお分かりになったと思います。『地球規模の問題は、すなわち我々自身の欲望の問題である』ということです。皆さんは、この生長の家の教えを早い時期に知られて、自己の中に『神』『仏』がいることを知り、その声を聴く方法を学んでいるわけですから、ぜひ毎日、神想観と聖経読誦どくじゅをしていただいて、その『内なる声』に従って“神の子が喜ぶ生活”を実行していただきたい」(172〜173ページ)

神想観とは生長の家独得の座禅的瞑想法のことで、聖経読誦とは『甘露の法雨』などの生長の家のお経をげることです。詳しくはお近くの生長の家教化部(布教・伝道の拠点)でお尋ね下さい。
 あなたのように動物の生命について真剣に考え、大きな愛の気持ちをもつ人々がもっとたくさん集まって、動物をはじめ、地球上の多くの生命が救われ、美しい地球を取り戻す大きな働きとなることを心からお祈りいたします。

 

このQ & Aは、『理想世界』平成20年9月号に掲載されました。
こちらから書籍検索できます。

この回答の中に出てくる書籍などについて、詳しいことが知りたい方や申込みをされたい方は、世界聖典普及協会日本教文社のホームページをご参照ください。

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