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瞑想に関するもの

質問 聖経読誦と神想観に集中したいのですが、心構えを教えて

人にすすめられて8ヵ月間ほぼ毎日聖経(生長の家のお経)を読み、神想観をしています。聖経を仏前で読んでいると心が清まり神聖な気持ちになれます。しかし仕事で疲れているときはただ読んでいるだけになり、詩文の意味が頭に入ってこない瞬間が多々あります。神想観も心のなかで真理の言葉を唱えているだけで、実相を深く自覚して心に光の世界を描けていないときもあります。内容を理解しながら行を実修するのはとても集中力がいるように感じますが、どういうふうにしたら集中力を持続できるのでしょうか?
(I・S、30歳、女性、長崎県)

回答 集中できなかったり雑念が起こっても、それにとらわれないことが第一です。力まず毎日実修していくことを心がけましょう。

回答者:川上 忠志郎(生長の家本部講師補)

あなたは素晴らしいですね! 仕事で疲れていても8ヵ月間ほぼ毎日、神想観と聖経読誦(どくじゅ)を続けられたのですから、深い信仰心と霊的な向上心をお持ちなのですね。そんなあなたなら、神想観と聖経読誦の素晴らしさを体得できる瞬間が必ず訪れます。安心してください。ただそれにはある程度の“時間”と“訓練”とが必要となってきます。
 ちなみに、神想観とは生長の家独得の座禅的瞑想法のことです。目を閉じて合掌し、神の無限の智慧、愛、生命、供給、悦び、調和が自分のうちに流れ入るさまをじっと心の目で見る行です。聖経読誦とは、『甘露の法雨』や『天使の言葉』などの生長の家のお経を誦げることを言います。
 熱心な生長の家の信仰を持った両親の元で育った私は、物心ついた頃には夜8時に仏壇の前で聖経読誦をし、小学4年生からは毎朝4時50分に起こされて、家族全員で神想観をしておりました(というか、させられました)。
 神想観を実修すると、神さまと自分とが1つであることが自覚でき、自分の個性が発揮され、勇気と無限力が出ます。しかしそれを頭では知っていたものの、子供の頃は正直いって苦痛で、なんとかサボろうと努力(?)しましたが、許されず起こされ続けました。
 縁あって生長の家総本山に奉職してからも毎日神想観をしておりますので、都合30年の神想観歴があります。でもその素晴らしさを本当に体得できたのは、恥ずかしながらここ数年のことなのです。だからここはマイナス面を考えないで、8ヵ月間続けてきた自分を認めて誉めてあげてください。継続は力なり! です。とにかく今後も続けましょう!

雑念は神の光の前に消えていく

とは言っても疲れや悩みがあったりすると、雑念が起こって神想観や聖経読誦に集中できなくなりますね。でもそれは自分の心が清まる働きですから、気にしなくて良いのです。
 例えばここにお茶の入ったコップがあるとします。そこにキレイな水を流し込むと、中のお茶があふれ出ますね。それと同じように、神想観中に雑念が起こるのは、神さまの無限の生かす力が自分に流れ入った為に、心に溜まっていた汚れやゴミがあふれ出るという浄化の働きなのです。その雑念に引っかかると集中力を欠き、せっかく出たゴミを再び心に入れることになります。ですから、雑念が起きてきたときは気にしないで、“これで清まる”と感謝しましょう。
 さらに水を注ぎ続けると、やがてコップの中はキレイな水で一杯になるように、神想観や聖経読誦を続けると、やがてあなたの心も神さまの光り輝く生命で一杯になります。力まず、明るく、楽しく、天地の万物に感謝の気持ちをもって実修し続けることです。
 神想観の際に集中力を高めるポイントに“腹式呼吸”があります。息が精神統一にとって大切な理由を、生長の家創始者・谷口雅春先生はご著書『新版 詳説 神想観』に次のように記しています。

「息が習慣的に静かに整って来ることが、いろいろと応用的な思念をする基礎なのであります。息というものは余り激しくしていると心が動き易(やす)いのであります。息せき切って走って来たという時は精神統一の出来ないときであります。(中略)当り前の息をしている時でも尚(なお)、精神は統一し難い。じっと下腹に息を保って少しも自覚しない状態——その時には鏡のように心が澄み切って参ります。心が完全に鏡のように澄み切っている時に吾々(われわれ)が心に念ずることは最も潜在意識に入ってゆき易いのであります」(95ページ)

集中力を持続させるポイントは“呼吸”

息というのは人間の自律神経の中で唯一、自分の意志によって比較的自由に調節できる機能であり、宗教的に言えば人間の霊能の中枢の一つです。心が乱れた時、深呼吸すると心が整ってきますね。また、人と何かをする時「呼吸を合わせて」と言いますが、その時には本当に呼吸を合わせると上手(うま)くいくように、呼吸と心と行動とは深いつながりがあるのです。
 神想観は臍下丹田(せいかたんでん・ヘソの下の下腹部あたり)でゆったりと“腹式呼吸”をしつつ、息とともに神さまの無限の生かす力が流れ入り、満たされていると思念します。すると神さまに精神統一でき、集中力が持続して、嬉しくて楽しくて仕方ない神想観ができるようになります。ぜひ実践してみてください。
 なお、神想観の詳しい実修法は前述の『新版 詳説 神想観』『神想観はすばらしい』(生長の家総裁・谷口清超著)を、また生長の家のお経についての理解を深めるために『新講「甘露の法雨」解釋』(谷口雅春著)『「甘露の法雨」をよもう』(谷口清超著、いずれも日本教文社刊)をお読みください。

 

このQ & Aは、『理想世界』平成17年10月号に掲載されました。
こちらから書籍検索できます。

この回答の中に出てくる書籍などについて、詳しいことが知りたい方や申込みをされたい方は、世界聖典普及協会日本教文社のホームページをご参照ください。

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