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質問 人がもっている運には「量」が決まっているのでしょうか

人がもって生まれる運は、どの位か決まっているのでしょうか? 私は今は専門学校生なのですが、いままで運だけで生きてきたような感じです。もし、人が一生にもっている運の量が決まっているのなら、もうかなり使ってしまったのではと考えたりもして、これからどんな運命になるのか怖い気もします。どうぞアドバイスなどをお聞かせください。
(H・N、20歳、学生、石川県)

回答 私たちは無限の幸福をもっています

回答者:大槻 健晴(生長の家本部講師)

運の量についてのご質問ですが、これには運とは一体どういうものであるか、運の正体を知る必要があります。運は大きく分けて幸運と不運、即ち幸福な運命と不幸な運命とがあります。このどちらも他から与えられたものではなく、自分の心が引き寄せ、あるいは作りだしたものです。
 この世に偶然というものは1つもありません。もし偶然が支配しているとなればどうでしょう。少しでも良い生き方をしようとする人間の努力は何の意味もなさなくなります。また、これほど不安であり、怖いことはありません。運、不運は偶然にやってくるものではなく、どこまでも自分の日々の思いと行動がもとになって作り出したものです。

因果の法則」が運命の原理

ではどのようにして作るのかと言いますと、身(しん)、口(く)、意(い)の3つがもとになっています。身即(すなわ)ち体で行うこと、口で言うこと、意即ち心で思うことです。行いや言葉、思いが善いものであり、それを積み重ねれば、善い運命の原因となり、反対に悪いものであれば悪運のもとになります。これを善因善果(ぜんいんぜんか)、悪因悪果と言います。身、口、意を種子にたとえれば善い種子を播(ま)けば善い果(み)(幸福)が実り、悪い種子を播けば悪い果(悪運)が実るのと同じです。
 また、これを「原因結果の法則」、略して「因果(いんが)の法則」ともいいます。原因を業(ごう)とも言うので「業の法則」ともいいます。
「因果の法則」が運命の原理であると分かれば、少しでも善いことをしようと努力し、善事を積み重ねている人に幸福の女神がほほえむのです。悪いことをしている人が栄え、善いことをしている人が不幸になったらそれこそ大変なことになります。
 人を生かす者は生かされ、つぶすものはつぶされ、殺すものは殺されます。愛する者が愛され憎む者が憎まれ、自分がしたように自分に返ってくるのが法則です。

「身、口、意」を駆使して人を生かす

さて、いよいよあなたの質問である運の量ということですが、それは過去にどれほどの良い原因(業)を作ってきたかによります。貯金にたとえれば、沢山(たくさん)貯金してあれば沢山おろして使うことが出来るし、少しの貯金であれば僅(わず)かしか下ろして使えません。沢山貯金をするためには一所懸命に働かなくてはならないように、心の世界に善業の貯金を沢山蓄えるには、毎日少しでも人の喜ぶことをすることです。
 また、人が持って生まれる運はどのくらいかということですが、人間はこの世だけの存在ではなく、生まれて来る前の世界があります。ですから前世でその人がどれだけ善いことをして来たかどうかということです。
 生まれてきたときの運をかなり使ってしまったので、これからが心配だと言われますが、大丈夫です。今から善業をつくればよいのです。
 では善業の作りかたですが、業は身口意がもとですから、行いと言葉と思いを駆使して人を生かすことです。人に深切をする、隠れた良い行いをする、にこやかな表情をする、思いやりをもつ、人を喜ばす、人の美点を褒(ほ)めてあげる、優しい言葉を使う、何事にも感謝する、人の幸福を祈る、その他心がければいくらでもあります。
 神の子である人間はもともと無限の幸福を持って生まれついているのですが、日々善行を積み重ねることによって、それをこの世に現わし引き出すことができるのです。また、神の子である私たちの本性はもともと善なのですから、善い行いをすること自体が、何よりも嬉しく楽しいことなのです。あなたが心の法則にしたがって益々幸福になられますようお祈りさせて頂きます。

生長の家群馬教区教化部長

このQ & Aは、『理想世界』平成15年9月号に掲載されました。
こちらから書籍検索できます。

この回答の中に出てくる書籍などについて、詳しいことが知りたい方や申込みをされたい方は、世界聖典普及協会日本教文社のホームページをご参照ください。

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