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質問 「万教帰一(ばんきょうきいつ)」の意味を教えて下さい

生長の家では「万教帰一」という教えを説いていますが、宗教同士が争い合う現在の世界情勢を見ると、とても万教が一つの教えとは思えません。また万教が同じ教えならテロを行う宗教の一派もありますが、これも同列に並べていいということになりませんか。生長の家が説く「万教帰一」とはどのようなものか、その意味を教えて下さい。
(M・S、28歳、男性、佐賀県)

回答 生長の家の万教帰一論は、各宗教の礼拝の対象の奥に、人類共通の救いの原理があることを説きます。

回答者:牧野 尚一(生長の家本部講師)

まず、「万教」の意味ですが、「正しい真理を説いている万(よろず)の教え」と読んでいただくと、分かりやすいと思います。
 生長の家創始者・谷口雅春先生は、ご著書『新版 生活の智慧365章』(日本教文社刊)で次のように書いておられます。

「雨後の筍(たけのこ)のように生じては消えるものは別として、数百年も続いて信仰の消えない宗教には、どの宗教にも立派な人間救済の真理が宿っているのであるけれども、発祥の時代の風俗・習慣・常識等の混合物が夾雑(きょうざつ)しており、その混合物は純粋でないから、時代の移り変りにつれて錆(さ)びて来て光を発しなくなっているのである。それで時代的な夾雑物をとり去り、教祖の教えのうち純粋なる部分のみを抽出することに成功したのが生長の家なのである」(53〜54ページ)

 つまり、「万教帰一」と申しましても“宗教”という名前さえついていれば何でも良い、という意味ではなく、その純粋な部分を指して「万教帰一」と言っているわけですね。

世界の宗教が手を結ぶために

では、宗派の中にはなぜテロに走ったり、宗教同士があい争うような状態を呈しているのでしょうか。
 各宗教にはそれぞれ、聖典(もしくは経典)として大事にされている書物がありますが、その書かれている言葉をどう読むかによっては、ずいぶん違った解釈が生まれて、戦闘的な解釈をしたグループは、それがテロに結びついたりしている場合がありますね。
 ①自分たちの解釈だけが正しい。
 ②他はすべて間違っている。
 ③自分の行動根拠になる箇所を都合良く解釈する。
 これがテロや宗教的対立を引き起こしている「原理主義」の特徴です。生長の家はこれと違い、各宗教の神髄に透徹して、「多様性」を尊重する複眼的立場で世界の宗教が手を結べるように万教帰一の真理を説いているわけです。
 これらのことを生長の家副総裁・谷口雅宣先生はご著書『信仰による平和の道』(宗教法人「生長の家」刊)で大変詳しく、分かりやすく説かれていますのでぜひご一読ください。
 生長の家の万教帰一論では、各宗教の礼拝の対象の“奥”にある“人類共通の救いの原理”を多くの宗教の信仰者が自覚し、認め合うとき、無益な争いは消えて、地上に平和が実現すると説いています。
 宇宙に浮かぶ地球という美しい小さな青い星の上で、知性も理性も持ち合わせた同じ顔をした人類が、互いに争い合うほど愚かしい行為はありませんね。人類は「宇宙船地球号」に乗り合わせた運命共同体です。この宇宙を創造した“宇宙大生命”への敬虔な正しい信仰をもつことこそが、真の国際平和を実現する唯一の道です。

宗教は愛を説くもの

生長の家の万教帰一の真理が世界に広がる時、真の国際平和が実現いたします。谷口雅春先生著『生命の實相』第27巻(全40巻、日本教文社刊)にはこう説かれています。

「宗教は要するに愛を説くものである。愛とは、仏教でいえば慈悲と申しますが、キリスト教でいえばたいてい愛という。愛とは何であるかというと自他一体の実相の働きです。(中略)この愛というものを宗教の上に押し広げてゆきます時には、自分の宗教と他の宗教とはやはり一つのものである、ということがわかった時にはじめて宗教と宗教とが愛によって結ばれるということになるのであります」(184〜185ページ)

あなたの様な、人類を愛し、平和を愛する青年が、ぜひ生長の家の「国際平和信仰運動」に加わって頂き、ともに美しい地上天国を建設いたしましょう!

生長の家新潟北越教区教化部長

このQ & Aは、『理想世界』平成16年9月号に掲載されました。
こちらから書籍検索できます。

この回答の中に出てくる書籍などについて、詳しいことが知りたい方や申込みをされたい方は、世界聖典普及協会日本教文社のホームページをご参照ください。

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