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質問 善いことをすれば今からでも人生は変わるのですか

「善いことをしたら浄土に行くが、悪いことをしたら地獄に落ちる」と子供の時から親に聞かされ、心に引っかかっています。それは、私は悪いことばかりをしてきたからです。嘘をついたり万引きしたり人をだましたり…。離婚したり、失業しているのもその報いかもしれません。一度犯した罪は永遠に消せないのでしょうか。善いことをすれば人生を変えられるでしょうか。
(W・M、38歳、男性、福島県)

回答 善いことを積み重ねてゆくとき、必ず人生は好転します。

回答者:齊藤 義宗(生長の家本部講師補)

あなたの質問に対しての回答ですが、端的に申し上げますと、罪は消えますし、善いことをすれば人生はすばらしい方向へと展開してくるようになりますから悲観する必要はありません。
 一度犯した罪は永遠に消せないのでしょうかということですが、本当は罪は消すも消さないもありません。なぜならば「罪」は実在しない(ナイ)からです。ここでいう罪というのは法律上の罪とはもちろん別です。あなたの言う「罪」は、自分の人生に根本的に悪い影響を残す原因という意味での罪であり、罪悪観念のことを指していると思います。

罪悪観念は、善なる本性からの警鐘

「罪」とは語源的には、本質の上に何か偽のものを「積み」、本質を「包み」隠すという意味があります。だから、罪はあなたの本質ではなく偽物であり、付加物のようなものです。生長の家では「人間は神の子」、「罪なし」と教えています。それは、人間の本質は神様が創られたままの善や愛そのものの存在(神の子)で、罪を犯すようには出来ていないということと、神様は罪を創っていないという意味です。
 殺人など、人間が罪を犯すように見えるのは、自分を善そのものの“神の子”として見ず、肉体を自分だと思い違いをし、自分は不完全で悪を犯さざるを得ないような存在であるという想いによって、神の子の本質を包み隠しているからです。
 つまり、心の中での包み(罪)が実際生活上での悪い行いとなって現れてくるというわけです。しかし、罪は積極的な存在ではなく、本質が包み隠されているという消極的な状態に過ぎません。光を包み隠して、暗いと言っているようなものです。その包みを取っ払ってしまえば光が煌々(こうこう)と照り輝くことになります。
 ですから、過去に犯した悪いことは、心の底から反省・懺悔し、そしてあなたの心の中から罪は実在するという想いを捨てて下さい。それには、言葉で神の子の本質を表現し、罪はないと自分の心に浸透させることです。「私は本来神の子ですばらしい存在である。神の子に罪はない」と心の中で繰り返し唱えて下さい。心が少し軽くなるのを感じるでしょう。あなたは神の子ですばらしい存在であり、善や愛がその本性です。罪悪観念は、あなたの善なる本性が心の中で警鐘を鳴らしているようなものです。
 神の子の本質を積極的に現していくには、心の中の警鐘が讃嘆に変わるような生活にしていったらよいのです。それが第二のあなたの質問、善いことをすれば人生を変えられるでしょうかにつながってきます。それは、日常的な行為の積み重ねが人の運命を形成していくからです。

何事も練習することで上達する

習慣というものは私たちの生活全般に影響を与えます。これを仏教では「業(ごう)」という言葉で説明されることがあります。業とは行為の積み重ねのことです。悪いことでも一回の行為はたとえ小さくとも積み重なることによって悪業となり、人生に様々な問題が起きてきます。逆に善いことを積み重ねれば善業となり、幸福な人生へと導かれます。
 だから、「悪いことはしない、善いことはたくさん行う」ことが明るいよい結果を得る人生の秘訣といえるでしょう。最初は小さな善行でかまいません。何事も簡単なことから練習することによって上達していくものですから、自分の出来るところから行っていくとよいでしょう。
 嘘をつかないことや明るくあいさつをすること、ゴミを捨てないこと、ゴミを拾うこと、電車などで席を譲ること等、普段の生活を振り返ってみると思った以上に小善を実行するチャンスはたくさんあると思います。その一つ一つを実行に移し、続けていって下さい。必ず明るい素晴らしい人生が展開してくることになりますよ。あなたの幸せを心よりお祈り致します。

 

このQ & Aは、『理想世界』平成16年9月号に掲載されました。
こちらから書籍検索できます。

この回答の中に出てくる書籍などについて、詳しいことが知りたい方や申込みをされたい方は、世界聖典普及協会日本教文社のホームページをご参照ください。

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