教義に関するもの
プラス思考って本当にいいこと?
プラス思考が大事とよく聞きますが、私はどうしてもプラス思考になれません。そもそも、負の感情を否定して無理にプラス思考に心を切り替えようとしている姿は、人間の感情をないがしろにしているようで不自然だと思うのです。悩んでいる人に対して、プラス思考の一言で問題を解決させようとするのは、結局、人の気持ちなど理解できない人の言い草に思えてなりません。それともプラス思考ができない人は、幸福にはなれないのでしょうか。
マイナス思考では決して幸福になることはできません。良い面、明るい面ばかりを見る努力を習慣づけましょう。
あなたは人の気持ちを大切にするすばらしい人ですね。私も青年時代はマイナス思考を持っていました。高校を卒業して就職しましたが、社会に出て「大卒でないと駄目だ」という変な信念を強く持ってしまいました。そして人生を悲観して自殺未遂をしたのでした。
そんな時はお先真っ暗。何をしても、どんな仕事についても、「大卒でないと駄目だ」「俺は駄目だ」という思いに駆られていました。強い自己限定を持ってしまったのです。
マイナス思考の間は随分と苦しんだものです。負の感情をたくさん持っていますと、苦しみの連続です。苦しみを捨て楽になりたいのが人間の本性ですからね。
その後、私は生長の家に触れて「人間・神の子」という真理を学ぶことができました。この真理は究極的なプラス思考です。現象がどんな悪い状態であっても、すばらしい絶対価値の「人間・神の子」が自分自身だ。私はこのような思いになり生長の家で救われました。
心に描いたことが人生にやってくる
結論から先に言いますと、マイナス思考では決して幸福になれないということです。そしてプラス思考で必ず幸福になれるということです。なぜなら思ったこと、心で描いたことが人生にやってくる。これが心の法則だからです。マイナス面ばかり思っていると、マイナスな事柄ばかりがあなたの人生にやってきます。
たとえば、風邪気味で咳が出たとします。このときどう思うかがプラス思考・マイナス思考の分かれ目となります。「ああ、風邪を引いてしまった」と思うとマイナス思考です。その瞬間、風邪を引いたことを心で描いていますので、その後も風邪の症状が続きます。しかし、咳が出た瞬間、「ああ、風邪が自分の体から出ていった」と思うとこれで風邪が治るに違いないという気持ちが生じます。心で描いたことが人生に現れてきますので、風邪は速やかに消えるということになります。
このように、プラス思考は間違いなくあなたの人生にプラスに、マイナス思考は間違いなくあなたの人生にマイナスに作用します。
生長の家の教えの中に「常に人と事と物との光明面を見て暗黒面を見るべからず」という文言があります。この光明面を見るということがプラス思考なのです。
現象世界には良い面、悪い面がいろいろ目に付きますが、良い面、明るい面ばかりを見る(思い出す)努力を続けていくことが大切です。これを習慣づけますと、自然とプラス思考になり、人生を楽しく生き抜くことができます。
負の感情はおおむね病気や不幸の因になりますから、時々、日頃たまっている負の感情を紙に書き出し、『甘露の法雨』などの生長の家のお経(真理の言葉)を誦(あ)げてその紙を焼却すると負の感情はきれいサッパリと無くなります。これを浄心行といって全国各地の練成会(合宿して教えを学び、実践するつどい)で実修できますので、どうぞご参加下さい。
自宅で行うときには『新編 聖光録』(生長の家総裁・谷口清超監修、生長の家本部編、日本教文社刊)に「浄心行実修法」と題して掲載されていますので参考にして下さい。
人と自分の美点を見つけて誉めよう
プラス思考を身につけるために簡単な方法は、すべての人を讃嘆することです。一番はじめに讃嘆するのがあなた自身です。あなた自身をうんと誉めてあげましょう。「私は私が大好きです。プラス思考になりたいと努力するところが大好きです…」といった感じで、良いところを見つけてドンドン紙に書き出すのです。これを「讃嘆日記」といいます。
それから家族、親戚、知人、友人等の良い所を見つけてドンドン誉めるのです。これを続けると大丈夫、あなたは立派なプラス思考の持ち主になっていきます。
そして何よりも大切なのは、自分は神の子であるという信念を持つことです。神の子の自覚を深めるためには神想観(生長の家独得の座禅的瞑想法)を実修することが大切です。
この実修法は練成会に参加するか、『新版 詳説神想観』(生長の家創始者・谷口雅春著)、『神想観はすばらしい』(谷口清超著、いずれも日本教文社刊)で学べます。神想観という正しい祈りを実践することで潜在意識は浄まり、あなたに内在する神性が発揮され、ますますプラス思考になることができます。
どうぞプラス思考を自分のものにして、人生を明るく幸福に、そして魂の向上ある人生を歩まれることをお祈りします。
このQ & Aは、『理想世界』平成18年1月号に掲載されました。
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この回答の中に出てくる書籍などについて、詳しいことが知りたい方や申込みをされたい方は、世界聖典普及協会や日本教文社のホームページをご参照ください。
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