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小林成生講師

 プロフィール



 

わが家の教育法

 私は今、子育て真っ最中ですが、子供が生まれてから現在(8歳)に至るまでのことを書いてみようと思います。 平成14年10月、娘の礼佳(あやか)が誕生しましたが、幼少の頃は神経質でなかなか難しい、手のかかる子でした。
  生長の家創始者・谷口雅春先生は、幼少教育の重要性について次のように述べられています。

《子供はいくら幼くとも、適当な教育を施しさえすれば、早ければ早いほどよい。生命の生長は毎日行われるということを知らなければならない。(中略)一分一秒でも生命の生長をおくらすことをするな。せっかくきざしている生命のエネルギーを無駄に放散さすな。それは生命への反逆である。 》(『生命の實相』第14巻131頁

 また、ある教育学博士は、「質の良い潜在意識をつくるための働きかけは、生後数ヵ月から1、2年間が最も重要です」と幼児教育の大切さを説いています。
  わが家では礼佳を1歳から、ある右脳開発の教室に通わせ始めました。人間力が基本にありながら、一方では才能や能力を最大限に引き出してあげたいと思っていたからです。
  2歳半からは、たまたま近くにあった東京には2つしかない本格的なモンテッソーリ教育(20世紀始めにマリア・モンテッソーリによって考案された教育法)の幼稚園に入園しました。園の教育環境もすばらしかったですが、年齢別ではない、いわゆる“縦割り”のクラス編成も、兄弟のいない娘にとって、大変ありがたいことでした。年上の子供たちに“取りっこ”されるほど大変可愛がってもらい、人見知りだった子が、活発にどんどん友だちと遊ぶようになりました。
 右脳が大切といっても、右脳が独立して存在する訳ではないので、3歳〜6歳の時期に右脳(入力)と左脳(出力)をバランス良く育てることは、脳科学において何よりも重要視されているようです。右脳教育に加えてモンテッソーリの教育法で学んだことが、礼佳には良かったようで、幼稚園を卒園する頃には明るく大らかな、益々、やさしい子になりました。卒園式では先生から「礼佳ちゃんの周りには、いつも、どこに行くにも、小さな子供たちがくっついています」との言葉と「小さい子に人気だったで賞」というメダルまでいただきました。
  また、右脳教室では1000コマ記憶(10日くらいで100〜200個くらい記憶出来たり、眉間に本を見ている様にイメージが見える)を達成し、少し遊んでいるうちに都道府県を形だけですべて分かったり、県庁所在地がすべて言えるようになりました。掛け算では34×34まで毎日10分くらいの練習で、小学校入学までに、これらすべてが暗唱できるようになりました。さらに古典文学や近代文学においても大人が意味も分からないような文章を楽々と暗唱してしまうのです。
  子供の能力は本当に無限であり、引き出せばいくらでも出る、と言うことを実感できました。親も子も、ある程度の結果を出すことによって、喜びと自信を味わう事が出来ました。 父親としてあと子供に望むのは、何といっても“人から愛される人になって欲しい”ということです。能力があり何かに成功したとしても、それ故に人に妬まれたり、嫌われたりする人もあります。ですから、礼佳には、誰とでも、どんなささいな遊びでも、時間のある限り遊ばせるようにしました。親の企画する“珍しい体験”も良いかもしれませんが、子供同士の触れ合いが、人の気持ちを理解したり、いろいろな状況に対処するための貴重な体験になると思っているからです。
  礼佳は、本人が元々持っていた性格であったかも知れませんが、天真爛漫さと柳の木のような、やさしさとしなやかな強さを兼ね備えてきているように思います。

(平成22年11月27日記)


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