インド
「ヒマラヤ東部の劣化シャクナゲ群生林の回復計画」

シャクナゲ
(ツツジ科ツツジ属のうちシャクナゲ亜属の総称)
常緑低木で、高山帯に生育します。長楕円形で革質の葉を持ち、三月頃から夏にかけ、赤、ピンク、黄などの花を咲かせます。世界で224種が確認されており、とりわけ、ヒマラヤから中国南部の山岳地帯では、驚くほど多数の種に分化、200種が存在しています。
ヒマラヤ東部に位置する、インドのアルナーチャル・プラデーシュ州西部のタワングとケマング地区にある森林地帯(海抜1,800から4,500m、温帯から森林限界にまたがっています)には、インド全土で見られる43種のシャクナゲのうち36種が生育しています。
海抜高度の高い地域に住む人々は、古くから様々なシャクナゲ種を燃料として利用してきました。しかし、近年、使用量が増加し、また、農業や道路開発のため、生育域の劣化が進んでいます。高地の気象条件はきびしく、樹木の成長が遅いため、劣化は深刻です。
●募金箱に貼られていたチラシ PDF・116KB |
ブラジル
「森林回廊:ゴールデンライオンタマリン生息地回復のための代替アプローチ」

ゴールデンライオンタマリン
(キヌザル科)
大きさは体長34〜40cm、尾長26〜38cm、体重630〜710g。エサの種類は、野生下では果物、種子、花、昆虫、ミツ、カタツムリ、トカゲ、樹液、樹脂などです。飼育下では、リンゴ、煮人参、煮甘藷、パン、バナナ、ミカン、ミルワーム、ササミ、ゆで卵、ブドウ、コオロギなどです。
以前は、ブラシルのエスピリトサント州南部からリオデジャネイロ南部に及ぶ沿岸森林全域に分布していた。しかし、現在は、リオデジャネイロ州中部のサオホアオ川盆地にある7つの行政区に残る、小さく分断された森林だけでしか見られない状況です。
ゴールデンライオンタマリンは、「絶滅のおそれのある野生動物の種の国際取引に関する条約(通称ワシントン条約)」の附属書Tに掲げる種に該当するとともに、国際血統登録の対象種でもあります。
現在、ゴールデンライオンタマリンの生息数は野生下、飼育下合わせて1,000頭前後であろうと推定されており、種の保存上極めて危険な状態にあるといえます。
●募金箱に貼られていたチラシ PDF・47KB |